【関東100】金沢文庫〜鎌倉天園〜稲村ケ崎(三浦半島つけ根を横断)
- GPS
- 05:50
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 549m
- 下り
- 536m
コースタイム
10:20 金沢動物園入口
10:47 三浦半島縦走路合流
11:15-51 天園(昼食)
12:52 北鎌倉(横須賀線踏切)
13:42-14:02 樹ガーデン
15:05 稲村ケ崎
■所要時間:5時間50分
■歩行時間:314分(天園での昼食休憩時間を除く)
■距離:18.2km
■累積標高差:+705m,-683m(1万分の1地形図から読み取り)
■行程量:18.2/0.5+705/50+683/100=57.33P(★★)EK28.67
■ラップタイム:5.48分/P(マイペース登高能力:+411m/h、ランク供
■エネルギー定数:314*0.03+0.705*10+0.683*0.6+18.2*0.3=22.34
■山のグレーデイング:3B
■消費カロリー:22.34*(77.5+(7.2+5.7)/2)=1,875kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り)稲村ケ崎から江ノ電 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■金沢文庫からの六国峠ハイキングコースは、入口から約300mの区間が落石で通行止めになっていました。このため、北側の能見台の住宅地を通る迂回コースの案内がされており、途中からハイキングコースに合流しました。 ■市街地に近いため、至る所でコースへの出入りができます。緊急時のエスケープがしやすいコースです。 ■建長寺に下りるコースをとる場合は拝観料がかかります。 ■アップダウンはありますが平坦な区間も多く、トレイルランナーの練習コースにもなっています。 ■トイレは、金沢文庫駅、金沢自然公園「にこにこゲート」横、天園を過ぎた所、源氏山公園、樹ガーデンなどにあります。 ■道標や案内板が設置されていますが、1万分の1の地形図(港南台、逗子、鎌倉)を読むと詳細がよくわかります。 ■追記:樹ガーデンは2022年12月27日をもって閉店したようです。 |
写真
感想
三浦半島のグリーンベルトには、縦横に様々なトレイルがついています。今回は半島のつけ根を東西に横断するトレイルをたどりました。市街地にも近く、どこからでも出入りが可能なので、緊急時のエスケープがしやすく、時間の都合にあわせて歩く距離を調整することもできるコースです。後半は古都鎌倉を取り巻く裏山のハイキングコースにもなっています。
京急の金沢文庫駅を出発し、六国峠ハイキングコースに向かいます。六国峠は鎌倉の天園(159m)のことで、関東百名山にもなっています。金沢文庫から金沢自然公園を経て天園に向かいます。
周辺は宅地開発が進み、開発地の間に残された緑地がグリーンベルトとなっていて、その中にトレイルがついています。能見堂跡地など、昔の史跡も残っていました。途中で金沢自然公園の中を通ったり、高速道路の上を越えたりして、人工物と自然、古いものと新しいものが混ざり合った変化に富んだコースでした。金沢自然公園の中を抜ける区間がややこしいですが、1万分の1地形図(港南台)を見ながら通りました。
港南台からのコースに合流した後は、歩く人やトレイルランナーも多くなります。三浦半島を縦走するコースが港南台から三浦海岸まで約45km伸びており、天園までの区間が縦走コースと重なっています。トレイルはほとんど平坦ですが、前日の雨でぬかるんでいました。
金沢文庫を出発してから天園の茶屋まで約2時間、ここで昼食休憩をとりました。二軒あるうちの下の茶屋です。大根三昧(600円)というメニューがあったので注文しました。三種類の味の大根が楽しめます。その中では柚子みそ味の三浦大根がやわらかくて一番おいしかったです。
昼食後は、北鎌倉まで天園ハイキングコースをたどります。途中でヤグラの跡に立ち寄りました。ヤグラというのは昔の横穴式のお墓のことで、土地の狭い鎌倉では、周辺の山の中に横穴を掘ってお墓にしていたそうです。
北鎌倉に一旦下山し、横須賀線の踏切を渡り、浄智寺に向かいます。ここからは長谷・極楽寺方面に抜ける大仏ハイキングコースになります。このハイキングコースは、普通の観光客も歩いています。コースの途中には浄智寺をはじめ葛原岡神社などの寺社仏閣もあり、最後は長谷の大仏に通じているため、遠回りせずに見て歩くにはハイキングコースを通るのがいいのでしょう。人の往来が多いのか、コースの途中には、茶屋ではなくてカフェテラスまであります。ちょうど休憩するのにいい時間になっていたのでホットワインを注文して休憩しました。
この後、大仏峠に下り、道路に出る手前で登り返し、長谷の配水池の横を通って極楽寺に向かいます。そのまま谷沿いに進めば、ゴールの稲村ケ崎までは車道歩きになるので、最後に寄り道をしてもう一度トレイルを通ってから稲村ケ崎に下山しました。
今回のコースは、最高点の標高が159mしかない超低山のハイキングでした。夏は暑くて行く気がしませんが、秋から冬、春にかけて、都市の近郊で手短に山歩きを楽しめるコースです。三浦半島周辺には他にも様々なトレイルが伸びているため、これからも機会を見つけて歩きに行きたいと思っています。
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