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記録ID: 254468
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無雪期ピークハント/縦走
房総・三浦

【関東100】金沢文庫〜鎌倉天園〜稲村ケ崎(三浦半島つけ根を横断)

2012年12月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:50
距離
18.2km
登り
549m
下り
536m

コースタイム

9:15 金沢文庫駅
10:20 金沢動物園入口
10:47 三浦半島縦走路合流
11:15-51 天園(昼食)
12:52 北鎌倉(横須賀線踏切)
13:42-14:02 樹ガーデン
15:05 稲村ケ崎

■所要時間:5時間50分
■歩行時間:314分(天園での昼食休憩時間を除く)
■距離:18.2km
■累積標高差:+705m,-683m(1万分の1地形図から読み取り)
■行程量:18.2/0.5+705/50+683/100=57.33P(★★)EK28.67
■ラップタイム:5.48分/P(マイペース登高能力:+411m/h、ランク供
■エネルギー定数:314*0.03+0.705*10+0.683*0.6+18.2*0.3=22.34
■山のグレーデイング:3B
■消費カロリー:22.34*(77.5+(7.2+5.7)/2)=1,875kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き)京急で金沢文庫
帰り)稲村ケ崎から江ノ電
コース状況/
危険箇所等
■金沢文庫からの六国峠ハイキングコースは、入口から約300mの区間が落石で通行止めになっていました。このため、北側の能見台の住宅地を通る迂回コースの案内がされており、途中からハイキングコースに合流しました。
■市街地に近いため、至る所でコースへの出入りができます。緊急時のエスケープがしやすいコースです。
■建長寺に下りるコースをとる場合は拝観料がかかります。
■アップダウンはありますが平坦な区間も多く、トレイルランナーの練習コースにもなっています。
■トイレは、金沢文庫駅、金沢自然公園「にこにこゲート」横、天園を過ぎた所、源氏山公園、樹ガーデンなどにあります。
■道標や案内板が設置されていますが、1万分の1の地形図(港南台、逗子、鎌倉)を読むと詳細がよくわかります。

■追記:樹ガーデンは2022年12月27日をもって閉店したようです。
金沢文庫駅の西口を出発します。
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金沢文庫駅の西口を出発します。
京急の線路沿いの遊歩道を進みます。
京急の線路沿いの遊歩道を進みます。
六国峠ハイキングコースの案内標識
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六国峠ハイキングコースの案内標識
六国峠ハイキングコースの入口まで来ましたが...落石のために通行止め、迂回することに。
六国峠ハイキングコースの入口まで来ましたが...落石のために通行止め、迂回することに。
迂回コース
迂回の案内
ここから入ります。



ここから入ります。



反対側にあった迂回の案内。
反対側にあった迂回の案内。
能見堂跡の案内
能見堂跡の石碑の案内
能見堂跡の石碑の案内
石碑がいくつか立っています。
石碑がいくつか立っています。
昔の写真。
周辺には宅地が迫っています。
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周辺には宅地が迫っています。
能見堂緑地内のハイキングコース案内。
崖線上の緑地にトレイルがつけられています。
能見堂緑地内のハイキングコース案内。
崖線上の緑地にトレイルがつけられています。
マンションを横に見ながら緑地内のトレイルをたどります。
マンションを横に見ながら緑地内のトレイルをたどります。
給水塔が見えます。
給水塔が見えます。
このような案内図が何か所かにあります。
このような案内図が何か所かにあります。
高速道路(横浜横須賀道路釜利谷支線)の下をくぐって、金沢自然公園に向かいます。
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高速道路(横浜横須賀道路釜利谷支線)の下をくぐって、金沢自然公園に向かいます。
金沢自然公園の駐車場の横をたどります。
金沢自然公園の駐車場の横をたどります。
金沢自然公園内の園路に入ります。
金沢自然公園内の園路に入ります。
金沢動物園の「にこにこゲート」をくぐります。
金沢動物園の「にこにこゲート」をくぐります。
「ののはな館」の裏手にある「おもしろ自然ルート」に入り、「下の谷口」に向かいます。
「ののはな館」の裏手にある「おもしろ自然ルート」に入り、「下の谷口」に向かいます。
おもしろ自然ルート
おもしろ自然ルート
紅葉の小道
シダの生えた谷筋の小道
シダの生えた谷筋の小道
下の谷口。階段を登ります。
下の谷口。階段を登ります。
階段を登った後、高速道路に沿って進みます。
階段を登った後、高速道路に沿って進みます。
高速道路に沿って歩いていくと標識があります。「鎌倉天園」は右方向となっていますが、遠回りになるため、左の「金沢市民の森」の方向に行きます。
高速道路に沿って歩いていくと標識があります。「鎌倉天園」は右方向となっていますが、遠回りになるため、左の「金沢市民の森」の方向に行きます。
階段を上がります。
階段を上がります。
ツバキの花が咲いていました。
ツバキの花が咲いていました。
高速道路(横浜横須賀道路)を陸橋で越えます。
高速道路(横浜横須賀道路)を陸橋で越えます。
さらに階段を登ります。
さらに階段を登ります。
港南台からの道(三浦半島縦走トレイル)に合流します。
港南台からの道(三浦半島縦走トレイル)に合流します。
しばらく平坦な道が続きます。昨日の雨で下がぬかるんでいます。
しばらく平坦な道が続きます。昨日の雨で下がぬかるんでいます。
途中のベンチ
天園休憩所に到着。天園(六国峠)には2軒の茶屋があります。私が休憩したのは下の茶屋。
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天園休憩所に到着。天園(六国峠)には2軒の茶屋があります。私が休憩したのは下の茶屋。
茶屋で大根三昧(600円)を注文。
左下:三浦大根、柚子みそ味。
左上:鎌倉産青首大根、葉唐辛子みそ味。
右:鎌倉産青首大根、焼きねぎみそ味。
三浦大根が一番やわらかい。

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茶屋で大根三昧(600円)を注文。
左下:三浦大根、柚子みそ味。
左上:鎌倉産青首大根、葉唐辛子みそ味。
右:鎌倉産青首大根、焼きねぎみそ味。
三浦大根が一番やわらかい。

見晴らし台より、
鎌倉の街の向こうに稲村ケ崎が見えます。
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見晴らし台より、
鎌倉の街の向こうに稲村ケ崎が見えます。
天園の峠の茶屋付近にあった「横浜市最高地点」の標識。159.4mとなっています。
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天園の峠の茶屋付近にあった「横浜市最高地点」の標識。159.4mとなっています。
ゴルフ場を横に見ながら進みます。
ゴルフ場を横に見ながら進みます。
大平山からの眺め
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大平山からの眺め
横を向くと、ゴルフ場のクラブハウスが見えてしまいます。
横を向くと、ゴルフ場のクラブハウスが見えてしまいます。
天園ハイキングコースをたどります。
天園ハイキングコースをたどります。
途中で寄り道をして、ヤグラ跡に立ち寄りました。鎌倉時代には山の中に横穴を掘ってお墓にしていたとのことです。
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途中で寄り道をして、ヤグラ跡に立ち寄りました。鎌倉時代には山の中に横穴を掘ってお墓にしていたとのことです。
鎌倉市内のながめ。鶴岡八幡宮から海に向かって若宮大路がついています。
鎌倉市内のながめ。鶴岡八幡宮から海に向かって若宮大路がついています。
横浜方向のながめ。ランドマークタワーが見えます。
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横浜方向のながめ。ランドマークタワーが見えます。
明月院の前を通ります。6月にはアジサイの花が咲きます。
明月院の前を通ります。6月にはアジサイの花が咲きます。
横須賀線の踏切を渡ります。
横須賀線の踏切を渡ります。
浄智寺の参道。北鎌倉から先は、大仏ハイキングコースが、長谷、極楽寺方面に伸びています。
浄智寺の参道。北鎌倉から先は、大仏ハイキングコースが、長谷、極楽寺方面に伸びています。
これより先は拝観料がいるため、左に並行している大仏ハイキングコースにそれます。
これより先は拝観料がいるため、左に並行している大仏ハイキングコースにそれます。
大仏ハイキングコースをたどります。
大仏ハイキングコースをたどります。
葛原岡神社
稲村ケ崎が近くに見えてきました。
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稲村ケ崎が近くに見えてきました。
大仏ハイキングコースから一旦それて、カフェテラス樹(いつき)ガーデンで休憩。
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大仏ハイキングコースから一旦それて、カフェテラス樹(いつき)ガーデンで休憩。
ホットワイン(600円)を注文。
サングリアを熱燗にしたような味でした。
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ホットワイン(600円)を注文。
サングリアを熱燗にしたような味でした。
大仏峠で登り返し。
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大仏峠で登り返し。
長谷配水地の横に出ます。ここから谷沿いの道を下りていきます。
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長谷配水地の横に出ます。ここから谷沿いの道を下りていきます。
稲村ケ崎小学校前を通ります。
稲村ケ崎小学校前を通ります。
そのまま車道を通って行くのもいやなので、最後にもう一度山の中に入ります。
そのまま車道を通って行くのもいやなので、最後にもう一度山の中に入ります。
稲村ケ崎の公園に到着
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稲村ケ崎の公園に到着
岬の上の東屋
江ノ電の稲村ケ崎駅
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江ノ電の稲村ケ崎駅
このあと、辻堂の湘南テラスに移動し、家族と合流しました。イルミネーションが綺麗でした。
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このあと、辻堂の湘南テラスに移動し、家族と合流しました。イルミネーションが綺麗でした。

感想

 三浦半島のグリーンベルトには、縦横に様々なトレイルがついています。今回は半島のつけ根を東西に横断するトレイルをたどりました。市街地にも近く、どこからでも出入りが可能なので、緊急時のエスケープがしやすく、時間の都合にあわせて歩く距離を調整することもできるコースです。後半は古都鎌倉を取り巻く裏山のハイキングコースにもなっています。

 京急の金沢文庫駅を出発し、六国峠ハイキングコースに向かいます。六国峠は鎌倉の天園(159m)のことで、関東百名山にもなっています。金沢文庫から金沢自然公園を経て天園に向かいます。
 
 周辺は宅地開発が進み、開発地の間に残された緑地がグリーンベルトとなっていて、その中にトレイルがついています。能見堂跡地など、昔の史跡も残っていました。途中で金沢自然公園の中を通ったり、高速道路の上を越えたりして、人工物と自然、古いものと新しいものが混ざり合った変化に富んだコースでした。金沢自然公園の中を抜ける区間がややこしいですが、1万分の1地形図(港南台)を見ながら通りました。

 港南台からのコースに合流した後は、歩く人やトレイルランナーも多くなります。三浦半島を縦走するコースが港南台から三浦海岸まで約45km伸びており、天園までの区間が縦走コースと重なっています。トレイルはほとんど平坦ですが、前日の雨でぬかるんでいました。

 金沢文庫を出発してから天園の茶屋まで約2時間、ここで昼食休憩をとりました。二軒あるうちの下の茶屋です。大根三昧(600円)というメニューがあったので注文しました。三種類の味の大根が楽しめます。その中では柚子みそ味の三浦大根がやわらかくて一番おいしかったです。

 昼食後は、北鎌倉まで天園ハイキングコースをたどります。途中でヤグラの跡に立ち寄りました。ヤグラというのは昔の横穴式のお墓のことで、土地の狭い鎌倉では、周辺の山の中に横穴を掘ってお墓にしていたそうです。

 北鎌倉に一旦下山し、横須賀線の踏切を渡り、浄智寺に向かいます。ここからは長谷・極楽寺方面に抜ける大仏ハイキングコースになります。このハイキングコースは、普通の観光客も歩いています。コースの途中には浄智寺をはじめ葛原岡神社などの寺社仏閣もあり、最後は長谷の大仏に通じているため、遠回りせずに見て歩くにはハイキングコースを通るのがいいのでしょう。人の往来が多いのか、コースの途中には、茶屋ではなくてカフェテラスまであります。ちょうど休憩するのにいい時間になっていたのでホットワインを注文して休憩しました。

 この後、大仏峠に下り、道路に出る手前で登り返し、長谷の配水池の横を通って極楽寺に向かいます。そのまま谷沿いに進めば、ゴールの稲村ケ崎までは車道歩きになるので、最後に寄り道をしてもう一度トレイルを通ってから稲村ケ崎に下山しました。

 今回のコースは、最高点の標高が159mしかない超低山のハイキングでした。夏は暑くて行く気がしませんが、秋から冬、春にかけて、都市の近郊で手短に山歩きを楽しめるコースです。三浦半島周辺には他にも様々なトレイルが伸びているため、これからも機会を見つけて歩きに行きたいと思っています。

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