記録ID: 2547358
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
唐松岳『テント泊』
2020年09月02日(水) ~
2020年09月03日(木)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 961m
- 下り
- 951m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
稲敷東IC→圏央道→関越道→上信越道→長野IC→五竜駐車場 『唐松岳、五龍岳縦走計画のため交通機関を使用して移動』 五竜駐車場から神城駅まで徒歩20分 6時44分神城駅発の電車で白馬駅6時51分着 7時5分の猿倉行きバスが平日運行が無かったので、白馬駅から八方バスターミナルへ徒歩40分。 ※ 当初の予定は、八方尾根から唐松岳、五竜岳を縦走し遠見尾根を下山するコースを予定していましたが、初日の唐松頂上山荘のテン泊で一晩中、強風が吹き荒れ翌朝5時頃にはメンバーの4人中3人のテントが吹き飛ばされ2名が稜線の下に2〜3m吹き飛ばされるハプニングによりテント生地が裂け、ポールが折れてしまう事態になり計画を変更して下山することになりました。 |
その他周辺情報 | 神城駅時刻表 https://www.jreast-timetable.jp/timetable/list0490.html 白馬駅バス時刻表 http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/sarukura/#timetable_02 ※ 路線バスは運行曜日、運行期間が夏山期間中ですので『要確認』をお願いします。 八方ゴンドラ・リフト https://www.happo-one.jp/trekking/alpenline/ みみずくの湯『日帰り温泉』 大人650円 露天風呂あり https://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/ |
写真
写真の一番下に自分たちが張ったテント4張が確認出来ます。
※翌朝には自分たちの上に張った福井から来たおじさんのテント(緑色)は、深夜1時頃にトイレに行っている最中にテント内の荷物ごと、どこか遠くに吹き飛ばされ何もなくなってしまいます。すぐに山荘に緊急避難したそうです。
※翌朝には自分たちの上に張った福井から来たおじさんのテント(緑色)は、深夜1時頃にトイレに行っている最中にテント内の荷物ごと、どこか遠くに吹き飛ばされ何もなくなってしまいます。すぐに山荘に緊急避難したそうです。
※翌朝5時頃には、何故か自分たち周辺のテント6張り(テント4張が吹き飛ばされ、2張はポールが曲がる)が台風の影響による強風で破壊されて山小屋に緊急避難です。
ちなみに、自分たちより山荘方面の上に張ったテントの人たちは強風に耐えられたようです。
ちなみに、自分たちより山荘方面の上に張ったテントの人たちは強風に耐えられたようです。
八方池山荘まで下山しゴンドラリフトが運行しており、喜んで記念撮影。
先に下山した何名かの方々は強風でゴンドラリフト止まっており黒菱駐車場まで自力下山しタクシー予約されたと聞きました。
先に下山した何名かの方々は強風でゴンドラリフト止まっており黒菱駐車場まで自力下山しタクシー予約されたと聞きました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
久しぶりの北アルプスを堪能する唐松岳、五龍岳縦走登山の予定でしたが、唐松頂上山荘のテン場で、天候不良により各自のテントが夜中からの強風と雨が収まらなかったことから、早朝5時頃に2張のテントがテント内に就寝したままの状況で稜線の斜面下へ約2〜3m飛ばされてしまいました。そして4張中、3張のテントがポールは折れるはフライシートが破けるは・・・。
ひどい惨劇に早朝から滑落したテント内の寝袋から外に脱出して、荷物が入ったテントごと斜面上へ引きずり上げて、すぐにポールを抜いてテントを潰してから、強風と小雨が吹き荒れる中、各自で撤収して山荘へ緊急避難するはめになりました。
夜間も風と雨のため、ほぼ寝付けず各自が風が収まるタイミングで約1時間おきにテントの張り綱とペグの確認を繰り返して飛ばされないように対処する状況でした。
スマホで気象情報を確認しながら、そのうち風が収まるかと思い一晩、過ごしましたが結局は収まらず・・・。結果的には早朝に飛ばされてしまいましたので、唐松頂上山荘へ早めに避難も有りだと痛感しました。今回は、この事件が強く心に残る山行となりました。
しかし前日にはガスガスの中で一時的にですが唐松山頂から白馬三山、剱岳が確認できたこと。八方ゴンドラ・リフトで鹿島槍ヶ岳、五龍岳方面を見ることが出来たので良い山行???でした・・・。
あとはテン泊装備のザックを担いでの山行が久しぶりのため、帰宅後に足がパンクしており若干ですが体力の衰えを痛感しました。
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皆さん無事で何より。危なかったね。
出来れば五龍岳へ縦走している時に見る鹿島槍ヶ岳、室堂方面、薬師岳、黒部五郎岳のカールなどなど見たかった・・・・。北アルプスの全景ですね●〜*
今回、夜間の爆風で危険を感じたテント泊の方々と共に翌日に下山したことで、ある意味で仲間意識が唐松頂上山荘に早朝、緊急避難時には少しだけ生まれましたね。
東京からの単独山行の方が言ってましたが稜線のテン場は、今後少し天候しだいで考えると言っていましたし同感でした。
2泊3日の唐松岳・五竜岳縦走予定でしたが、1泊目の唐松岳小屋テント場で恐怖体験をしました。18時過ぎから風が強まり深夜には1時間ごとにペグの確認、張り綱の確認を繰り返しましたが5時過ぎに4人中2名がテントごと崖に飛ばされ、1名が1回転半するという恐怖体験をしました。今まで強風下でのテント泊は経験がありましたが、ここまでの経験はありませんでした。
十分に相談しながら計画し実行しましたが、自然には人間の無力さを実感させられました。1日目の日中には晴れ間に良い景色が見れたのが幸いでした
次回は更に警戒しながらyoshi719さんを含め、宿泊、縦走をしたいと思います。
強風怖いですね、無事でなによりです。
その節は本当に本当にありがとうございました。翌日から日常生活に戻ってからのほうがショックが大きかったです。
次のテント山行は怖くてまだ考えられない感じです・・・もう稜線のテント泊は一人ではしばらくはできないかもしれません(^^;
次からは穏やかに過ごせることを祈るばかりです。
自分たちも、あの爆風でのテント泊は初めての体験でした。
夜中の21時頃に自分のテントが最初に飛ばされそうになり、テントから自分が外に出てしまうと飛んでしまうのでテント内で自らがウエイトになりポールを押さえて、その間に抜けてしまったペグを『kazuchidai』さんに打ち直し張り綱を張り直してもらい、どうにか難を乗り越えました。たぶん一人のテン泊だったら21時の時点で、どうすることも出来ないのでポールは抜いてしまい、テントを潰さないと恐ろしく耐えられなかったかもしれません。
あの時は、仲間4人のテント泊という安心感がありましたので自分たちより上にテントを一人で張っていた『aaakikooo 』さんを含め単独でテン泊していた人たちは一晩中、とても恐怖だっただろうと下山後、みんなが言っていました。最終的には翌朝5時頃に自分たちは爆風に飛ばされてしまい、大惨事になりましたが・・・。
ちなみに、八方池から一緒に下山した福井県のテントを飛ばされてしまったおじさんは、下山後にバスターミナル前の『八方の湯』駐車場で自家用車内に元気でおりましたよ。
お疲れさまでした。
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