富士見ハイク×雪頭ヶ岳テント泊+王岳では??
- GPS
- 28:40
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,431m
- 下り
- 1,542m
コースタイム
三ツ峠入口 7:00
8:27 御坂茶屋 (朝食・アイゼン装着)8:45
9:50 黒岳(展望台) 10:05
10:43 破風山
10:55 新道峠
11:35 中藤山(昼食) 11:59
12:46 不逢山 12:50
13:01 大石峠
13:37 金堀山
14:32 節刀ヶ岳分岐 14:45
金山
15:18 鬼ヶ岳
16:00 雪頭ヶ岳(テント泊)
12/24(月)
雪頭ヶ岳 7:40
7:54 鬼ヶ岳
8:49 鍵掛峠
10:01 王岳
11:40 根場民宿
天候 | 12/23 曇 12/24 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅4:00→調布IC→中央道(250円+1150円)→河口湖IC→船津浜無料P に駐車 P→河口湖駅6:38→(バス)→6:54三ツ峠入口 帰路:12/24(月) 根場民宿前12:11→(レトロバス)→12:45河口湖駅→(徒歩)船津浜無料P →河口湖IC→中央道→調布IC→自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・三ツ峠入口はトイレなし 登山ポストなし ・御坂茶屋からは、積もった雪が凍結していたので軽アイゼンを使用しました ・不逢山は、木々の隙間からしか富士山と逢えない山でした ・ |
写真
感想
今回のわがままプラン。
「富士見&雪頭ヶ岳テント泊&行ったことのない王岳に行き、昼までに下山。
夕方までには家に帰り、X'masチキンを焼く」
電車・バスで計画したので 必然的に今回のコースに。
三鷹4:38に乗れば、7:10富士山→甲府行き(三ッ峠入口)に乗れるのだ〜
でも、車のほうが安いね!ということで車に変更。
河口湖駅前に駐車しようとすると…1時間300円の文字が。
恐ろしや〜 しかも、一日の上限なし…
慌ててスマホで検索。徒歩10分ほどで無料駐車場があることが判明。
「船津浜」ローソンもあるし、10分もかからない(感じ)。
身支度を整え、河口湖駅へ。バスは時間どおり(いや、一分遅れで)やってきた。
季節柄か、あまり人は乗っていなく、三ッ峠入口で降りる人もいなかった。
枯れ葉のつもるぐねぐね道を登っていくと御坂茶屋。朝食をとり歩き始めたが、今までとはちょっと様子が違うので、軽アイゼンを装着。
今シーズン初の軽アイゼンに心弾ませ進む。大きな足跡とやや小さい足跡がくっきりとついている。前日に新雪を楽しんだ男女がいたようだ。この日は一日経ってしまったせいか、雪はガリガリしており、うっかり踏み跡に乗るとツルツルと滑ってしまうような感触だった。
進む道には雲がなく見通しはあったものの、下界の眺望が全くなく、グレーの空、白い道の中をひたすら歩いた。
「富士見ハイクのつもりが…」と若干自分を責めつつ、心の中で「相方の日頃の行いのせいか?」などどブツブツ言いつつ眺望のないまま、中藤山で昼食。
山と高原地図の 「展望マーク」が恨めしや〜
その時に、「ほら、出てきたぞ〜(男)」「きゃ〜 ホントだ♪ 見えた見えた(黄色)」と聞こえ、一気にテンションUP。しかも、初登山者との遭遇。
大石峠から登ってきたらしい(足跡から推測)男女がやってきた。
聞くと、少し先で富士山が見えたとのこと。
「よっしゃ〜」とはやる気持ちで歩き始めると、左肩ごしにででんっと富士山。
「これよ、コレコレ!」しばし見とれ、振り返り振り返り進む。不逢山では木々が邪魔し富士山とは会えない…「あわず山 じゃなくて あえず山 っつーか、(富士山と)あわせない山じゃね〜か?」などとブツブツ言いながら歩いて行くと、大石峠へ。ここからの富士山はでかく、よい眺めだった。テントも張れそうだし…
が、そうは言っていられない。雪頭ヶ岳で富士山を見ながら酒を飲み、富士山を見ながら夜明けのコーヒーを飲むのだ。
気持ちはあるが、酒を含め4リットルほどの水分や食料の重み&アイゼンにやられ?バテバテだった。節刀ヶ岳分岐では躊躇せずに節刀ヶ岳を諦め、とにかく雪頭ヶ岳に辿り着くことに集中。鬼ヶ岳からの眺望は真っ白でまったくなにも見えず、そのしたのはしごは、アイゼンの爪と爪のあいだで挟むように足を載せれば滑りはしないが、おっかなびっくり下った。
ばてている私を見かねて、相方が「テント設営場所を確認してくるからそこで待っているように」と一人進んで行った。
しばらくして戻ってくると「OK」とのこと。富士山も間近に見えるとも。
私が到着したときには富士山があるはずの方向には雲がたちこめ、河口湖さえ見えない状態だったが、風が吹くと富士山が堂々たる姿を現し、そしてかぜが吹くと何もなかったかのように姿を消して行った。
入口を富士山側にセットし、テントのなかで熱燗を飲みながら、富士山を眺め、「どうなることかと思ったね」などとしみじみを話す。やがて空が赤く染まり、あっという間に夜になった。それでも町も灯りは明るく、そして富士山のスキー場の灯りはこうこうと光っていた。
翌朝は晴天だった。
朝食後日の出を眺めていると、登山者がやってきた。テントの撤収が間に合わず道を狭くしていることを、詫びた。
まずは鬼ヶ岳へ。
そこには前日とはうって変わった大パノラマが広がっていた。
強風により枝枝についた氷は地面へ落ちていた。
あとは、初めての王岳への道。
気持ちのよい道だった。富士山が見える旅にキャイキャイはしゃぎ、鍵掛までの道のりは楽しかった。鍵掛から見る王岳は1時間10分と書いてあるがそんなに遠そうには見えない。30分くらいで着きそうだが、着きそうで着かず、結局1時間程度要した。
王岳は、暖かく、風もなくテントを張るのに良さそうなところだった。ここからの富士山も良い。
あとは12:11根場からのバスを目指し、ひたすらの下山となった。
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