急遽予定変更で笠ヶ岳（笠新道日帰り）単調な急登が辛い

2020年09月05日(土) [日帰り]

• GPS: 10:10
• 距離: 27.4km
• 登り: 2,530m
• 下り: 2,536m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:15
• 休憩: 1:54
• 合計: 10:09

4:07 新穂高温泉駅
4:10 4:14 新穂高温泉バス停
4:22 4:28 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:40 4:40 お助け風穴
4:52 4:52 中崎橋
5:01 5:06 笠新道登山口
7:24 7:47 杓子平
8:34 8:39 笠新道分岐
8:39 8:45 分岐指導標（仮称）
8:46 8:47 笠新道分岐
9:11 9:11 抜戸岩
9:31 9:39 笠ヶ岳山荘
9:47 10:00 笠ヶ岳
10:06 10:15 笠ヶ岳山荘
10:29 10:29 抜戸岩
10:56 10:56 笠新道分岐
10:58 10:58 分岐指導標（仮称）
11:04 11:17 抜戸岳
11:19 11:21 分岐指導標（仮称）
11:53 12:02 杓子平
13:36 13:40 笠新道登山口
13:48 13:48 中崎橋
13:56 13:57 お助け風穴
14:06 14:09 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
14:14 14:16 新穂高温泉駅
14:16 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

元々槍に登るつもりだったので新穂高ロープウェイ有料駐車場(P1)に駐車。6時間毎に500円。本来登山者は別の無料駐車場を使うことが推奨されていますが、見つからず時間もなかったため利用しました。仮眠時間も含めて1500円でした。帰りもだいぶ空いていたので、迷惑はかかっていないかな…
笠ヶ岳目的ならここよりもP4のほうが近いです。この日は4時過ぎ時点残り数台というところでした。

コース状況／危険箇所等

ほぼ岩石ゴロゴロときどき笹の藪漕ぎでした。かなりの急登で、特に杓子平までは景色もあまりかわらずめげてきます。
マーキングがしっかりしておりガレ場でもわかりやすかったです。抜戸岳付近だけ少しわかりづらいです。

その他周辺情報

時間節約で新穂高ロープウェイの乗り場売店だけ寄ってお土産を買いました。日帰り温泉も周辺にたくさんありましたが、スルーして直帰。

写真

9/5 4:14

駐車場から新穂高センターへ降りてトイレを済ませます。トイレが明るくて綺麗で素晴らしい。

9/5 4:17

最初から笠ヶ岳に登るつもりならここに止めればよかったようです。

9/5 4:22

ここから一般車進入禁止。ゲート手前も路駐禁止です。

9/5 4:51

9/5 5:02

しばらく林道歩きしてからやっと登山口。いきなり岩ゴロゴロしてます。

9/5 5:20

梯子が数か所ありました。鎖場はなかったですが、ちゃんと3点確保しないと怖いところもありました。

9/5 5:39

ずっと岩ゴロゴロ

9/5 5:45

1700m

9/5 5:50

倒木？が登山道に。間をすり抜けていきます。

9/5 5:50

穂高が見えます。

9/5 5:52

焼岳と後ろに乗鞍。

9/5 5:52

北穂から西穂まで。

9/5 6:04

まだ1800m

9/5 6:10

笹がでてきました。露で足が冷やされます。

9/5 6:13

日も顔を出します。

9/5 6:19

1920m

9/5 6:22

笹の藪漕ぎ。4か所程あったと思います。

9/5 6:23

9/5 6:34

9/5 6:38

ガレガレです。

9/5 6:42

2100m

9/5 7:07

9/5 7:27

9/5 7:38

杓子平に到着。ここで初めて笠ヶ岳・抜戸岳が眼前にドーンと広がります。

9/5 7:38

笠ヶ岳アップ

9/5 7:45

9/5 7:45

9/5 7:46

9/5 7:48

9/5 7:49

9/5 7:54

ここからは気分的に歩きやすいです。でも急登です。

9/5 8:03

9/5 8:11

9/5 8:22

9/5 8:27

9/5 8:31

槍穂のパノラマ

9/5 8:37

笠ヶ岳。この方角から見るとイメージが違いますね。

9/5 8:45

9/5 8:45

9/5 8:47

9/5 8:47

9/5 8:52

ここは右に巻きます。

9/5 8:55

9/5 8:56

見たことのない蝶。

9/5 8:59

9/5 9:03

9/5 9:04

9/5 9:10

間を通ります。

9/5 9:14

9/5 9:20

9/5 9:25

近付いてきたところで何やら雲が・・・

9/5 9:32

小屋に着く手前でガスにまかれました・・・

9/5 9:34

9/5 9:39

ザックをデポしていざピーク

9/5 9:41

すっごいガレガレです。自然にこのようになったことが不思議です。

9/5 9:47

ピーク目前

9/5 9:49

9/5 9:49

登頂。360度ガス。

9/5 9:51

9/5 9:57

9/5 9:59

立派な三角点。

9/5 10:00

9/5 10:05

戻ります。全体的に雲がモクモク。

9/5 10:16

ガレガレですが、マーキングがしっかりしているので歩きやすいです。

9/5 10:36

9/5 10:56

9/5 11:04

抜戸岳へ。

9/5 11:05

ピークっぽいのがいくつかありますが、奥の山名入りの標柱があるここがピークかな？

9/5 11:11

抜戸岳の帰りにライチョウとエンカウント。ライチョウはピンでした。メイから逃げるミニトトロそっくりに足を高速回転させて逃げていきました。

9/5 11:22

9/5 11:57

槍穂もモクモク

9/5 12:13

笠新道は本当に長く、日もさんさんと照ってくれて辛い下りでした。笹ゾーンが日を遮るものがなくて一番つらく、樹林に入ると暑さが少し落ち着きました。

9/5 13:21

下りはこの蝶をたくさん見ました。

9/5 13:23

9/5 13:39

やっと林道に戻る。

9/5 13:40

9/5 13:42

9/5 13:44

9/5 13:54

9/5 13:56

9/5 14:09

9/5 14:12

帰りは近道。

9/5 14:13

9/5 14:13

第一ロープウェイ乗り場に出ます。

9/5 14:14

9/5 14:15

ここでお土産を買って帰りました。

撮影機器：

FUJIFILM X-T20 ボディ 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション コンパス 笛 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

備考

ウィンドシェルを忘れましたが暑くて不要でした

感想

yokke1984

身体が錆びないように年に一回はアルプスを日帰りで登っておきたい、今日ぐらいしか行けないと思い、仕事後に子どもに夕食を食べさせて風呂に入れてからの強硬。当初は槍ヶ岳目的で新穂高へ。
しかしメインヘッドライト用の電池を途中で買い忘れて新穂高で駐車場に到着してから気付くという痛恨の大失態。
メインヘッドライトがないと長時間の照射が心配で、夜明け前からしっかり距離を稼がないと日帰りが難しい槍は難しくなり、結果、代案で笠ヶ岳へスタート時間を遅らせて登るというように急遽計画変更しました。
結局コンディション的にも仮眠時間を少しでも伸ばすことができて、距離も短い笠ヶ岳で良かったようです。（でも睡眠時間は失態による落ち込みとリカバリーの時間で結局同じぐらいだったかも。）
笠ヶ岳は笠ヶ岳で、笠新道の恐ろしく長くて単調な急登でかなり精神がやられてしまいました。
悪コンディションで久しぶりの獲得標高2,000mクラスに耐えられるか自問自答しながら本当に引き返したくなりましたが、杓子平で突然目の前に笠ヶ岳・抜戸岳が現れるところは結構なカタルシスでした。
雲が昇る前の槍穂や黒部五郎などのパノラマと、笠ヶ岳自身の美しい稜線を見ることができて、なんとか楽しく登山を終えることができました。
自分が下山した時点では悪天もなくそこは良かったのですが、むしろ下山時に直射日光に体力をだいぶ奪われました。
帰りの車では全く違うエリアで2度もゲリラ豪雨に見舞われました。