船越ノ頭
- GPS
- 05:32
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 810m
- 下り
- 878m
コースタイム
- 山行
- 2:11
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 2:19
天候 | 晴れのち曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイとゴンドラ3300円くらい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬大池テント場は、要予約(1人1000円) わにこたちは前日に電話して、予約が取れた。 足下に注意して歩けば危険箇所は、特になし。 大池〜船越ノ頭まではログの取り忘れ。 |
その他周辺情報 | グランデル 白馬パタゴニアは整理券が必要。 16時以降は整理券が不要だが、入場制限がある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
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感想
登山前夜、チャイムが鳴る。
出ると大きな段ボールを持った配達員さん。
そう、しょーくんの実家から大量のお野菜が届いた。
とうもろこし、にんじん、パプリカ、ミニトマト、みょうが、きゅうり。
新鮮な野菜に喜ぶわにこ。
新鮮なうちに食べたいわにこ。
だが、明日からお山。
急いで冷蔵庫にお野菜を放り込む。
そして、とうもろこしは、しょーくんが蒸す約束。
わにこは、夜ご飯を作り、お野菜をしまうことで体力が切れた。
おやすみモードに入り朝まで眠る。
だって、大池は6時家を出れば充分間に合うもん。
そして、明け方。
しょーくんの物音で起きる。
その後は、ガトーショコラを使っている音。
この音が聞こえるのであれば、まだ4:30くらいのはず。
そう思い、二度寝するわにこ。
だが、どうもカーテンの隙間から入ってくる花光が明るい。
おかしい。
わにこは、時計を見る。
すると5:30!!
わにこ飛び起きる。
そして、しょーくんに、「ガトーショコラ、今作ってるの??」と質問。
キッチンをよく見ると、蒸されていないとうもろこしもたくさん。
今日は大池に行くんだよね?と心の中で自問自答を繰り返すわにこ。
なんでもっと早く、手伝ってと言ってくれないのー!!!
と叫んだ。
そして、「しょーくん、大池に行くなら6:00に出たいねって話だったと思うけど。わにこは、
ガトーショコラを作る音が聞こえたから、てっきり、まだ4:00くらいと思って休ませてもらっていたけれど。。。とうもろこし。。。全然終わってない。。。急いで処理しなきゃ」と慌てて手伝っていると。
しょーくん「わにこちゃんが、気持ちよさそうに寝てたから。。。手伝ってと言えなかった」と。
はい、たしかにぐっすり眠らせてもらいましたよ。
でもでも、登山のことを考えたら、私は「手伝って欲しい」と一声かけてもらいたかったよ。
わにこは、ダッシュでとうもろこしを蒸した。
8:00
全ての準備を済ませ、家を出発。
11:30過ぎに栂池到着
13:00登山開始。
天狗原までの登りは何度歩いても好きになれないわにこ。
急登だし、眺望ないし、暑いし。
でも、天狗原から上は大好き。
岩がゴツゴツしてて全身で登れるからだ。
天狗原の木道は2年前に来た時よりもさらに綺麗さを増していた。
天狗原から望む大斜面がたまらない。
登山開始が遅かったわにこたち。
迅速に乗鞍岳まで登り詰める。
この時点で14:50。
ここまで来れば、どんなに遅くなっても15:30までにはテント場に着ける。
お天気が持って良かったと胸を撫で下ろす。
大池が眼前に見えると、しょーくんはしゃぎ。
凄い!!綺麗なところだ!!と。
わにこ、お勧めして本当に良かった。
こうやって、喜んでもらえるのが本当に嬉しい。
そして素晴らしい景色を共感できるが嬉しい。
テント場に着き、お酒を飲みながらテント設営。
蒸してきたとうもろこしをテントの外で食べる。
美味!
だが、空が怪しい。
そう思っていると。
ポツンと大きな一粒。
あ、これ、一気に来るやつだ!
大至急、広げていた調理道具やらご飯やらつまみをテントにしまう。
そして、トイレも忘れずに済ませた。
テントから顔を覗かせつつ、ホットサンドや焼売を作るしょーくん。
わにこは、テントの中で出来上がるのを待つだけ。
しょーくんは、ホットサンドプレートは油が跳ねないから良いと言う。
たしかに、その通り。
全方向がプレートに覆われているから他の道具が汚れずに済む。
作ってもらうご飯はすごく美味しい。
ホットサンドも焼売も美味しかった。
でも、焼売にはお醤油が必要だった。
呑気に食事を楽しんでいると、いよいよ大雨が降ってきた。
雷、風、大きな雨粒。
こんな時は、テントの中で耐えるしかない。
1人だったら雷が怖かったかもしれない。
だが、しょーくんがいてくれたから、お話ができたから雷の怖さが紛れた。
でも、テントに雷が落ちたら、どうなるんだろう。
そもそも、テントに落ちるのかな。
翌朝は、日の出を小蓮華で迎えら予定。
そのため、19:00くらいに就寝。
わにこ、寝るのが好きだから、早い就寝は全く苦でない。
2日目の朝3:30目を覚ます。
だが、テントのフライにあたる雨音。
しょーくんとは、雨のなか稜線に出ても楽しくないし、風が強いから様子を見ようと意見が一致。
二度寝再開。
白馬岳アタックの最終判断は6:00。
5:30に再度起きるも、天気は変わらない。
とりあえず、白馬岳への準備はするものの6:00になっても空の雲は厚かった。
白馬岳は諦め、下山して白馬村を楽しむ計画に変更。
テント撤収をしていると、雲が切れてきた。
大池から小蓮華へ伸びる稜線が美しい。
その景色を見るとお散歩せずにはいられない。
ということで船越ノ頭までお散歩する。
船越ノ頭へ向け歩き出そうとした瞬間。
Sちゃんそっくりさんが、大池に向かってきた。
初めは別人だろうと思ったが、Sちゃんが近づくにつれて、紛れもなく歩いてくるのはSちゃんであることがわかった。
いつも、お山でしか会わないSちゃん。
去年の8月1週目に白馬岳で会い、今年のお盆には扇沢で会った。
会うたびにSちゃんが先に気がついて声をかけてくれる。
だが、今回はわにこが先に気がついた。
先に気が付けて嬉しい。
「Sちゃーん!!!!なんで、またいるの?!」と聞くも返事は「わにこちゃんこそ!」と。
わにこ立て続けに「Sちゃん、毎年白馬に登ってるんだねー!」というと、
Sちゃんは、「わにこちゃんこそ毎年白馬に登ってるじゃない!」と突っ込む。
たしかに。
わにこも毎年白馬を登ってる。
毎回偶然の出会いに歓喜して写真を撮る。
昨晩のお天気の話をサクッとして、さようなら。
山で友人に偶然会えるのは本当に嬉しい。
わにこたちは船越ノ頭へ。
Sちゃんは、栂池へ。
わにこたちが登り始めると、早々に次の雲が稜線を覆い出した。
だが、わにこは、さっきの晴れ間を夢見て登る。
一瞬だけ雲がなくなった。
目の前には雪倉岳と朝日岳。
あぁ。この景色が見たかった!と思ったのも束の間。
またすぐに雲に覆われた。
船越ノ頭まではあと少し。
濃霧の中を歩く。
大池からおよそ50分。
船越ノ頭に到着。
だが、周囲はガスに覆われ何も見えない。
残念。
天気は台風10号の影響が出てくるため悪くなる一方。
すぐに下山を決めた。
下山を開始すると、しょーくんが「静かに!」と言う。
何事かと思っていると「雷鳥の鳴き声がした」とのこと。
本当に耳がいいしょーくん。
わにこには雷鳥の鳴き声なんか全く聞こえなかった。
探しながら歩いていると、耳がいいだけでないしょーくん。
目もよく、雷鳥を発見。
しかも夫婦そろっての雷鳥。
雷鳥に会えると、なんだこんなにも幸せな気分になれるのだろう。
心の濃霧は、いっきに晴れる。
雷鳥さんの写真撮影を終え、大池に戻る。
天気は相変わらず。
大池から栂池への下山はすごく早い。
あっと言う間に下山してしまった。
下山中に前を歩いていた夫婦、特に女性の足運びがとてつもなく上手く、真似させてもらっちゃった😊
ホットサンドも焼売も美味しく。
友人にも再会できた山行であったから今回も満足。
わにこ、究極のボヤ騒ぎはあったけれど。
ね、しょーちゃん。
以下、わにこの感覚備忘録。
今回は、わにこのインソールをスカルパに入っていた元々のものからBMZに戻した。
左足の母子球の痛みが軽減された。
加えて、足の親指から小指まで全て指を使って歩ける感覚、ルーズ感がなくなって良かった。
BMZは、ろんちゃん(わにこの家で預かってた可愛い🐶)に噛まれて少しボロボロになっていた。且つ、わにこがスノーボードで使い倒して3年は経つもの。
それでもまだ使えるのが有り難い。
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