【号砲作戦】割引山（割引沢・天狗尾根）〜巻機山（井戸尾根）【丙32.4】

2020年09月06日(日) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,438m
• 下り: 1,431m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:18
• 合計: 7:07

距離 12.1km 登り 1,439m 下り 1,443m

4:41 桜坂駐車場
5:09 割引沢分岐
5:49 アイガメの滝
6:08 ヌクビ沢出合
6:50 天狗尾根取付点
7:28 天狗尾根稜線
7:44 天狗の池
8:03 8:40 割引岳
8:57 8:58 御機屋
9:05 巻機山
9:10 9:41 朝日岳縦走路分岐
9:44 9:45 巻機山
9:54 10:00 御機屋
10:14 巻機山避難小屋
10:20 10:21 ニセ巻機山
10:29 八合目
10:59 6合目
11:16 5合目
11:28 四合目
11:33 三合五勺
11:38 三合目
11:43 11:44 尾根コース登り口
11:48 桜坂駐車場

天候

総じて晴れ。稜線雲あり強風一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜坂駐車場

コース状況／危険箇所等

【割引沢・天狗沢】
沢の中、沢沿いの濡れた岩場のトラバース。命の危険を感じる箇所複数。徒渉地点確認やコース取りに神経を使う。
【天狗尾根】
沢からの登りは崩れやすい急傾斜の登り。下山禁止となっているのも当然。
【稜線】
なだらかで木道もあり歩きやすい。
【井戸尾根】
浮き石やえぐれた地面。割引沢に比べたら安心安全だが、油断は禁物。

写真

9/6 4:40

星月夜の下、桜坂駐車場を出発。

9/6 4:45

割引沢コースへ。

9/6 4:52

沢の渡渉。これはほんの序の口。

9/6 5:08

割引沢・ヌクビ沢分岐

9/6 5:12

最初の試練。ここで行く先がわからなくなるようなら引き返すべき。

9/6 5:19

日の出時刻を沢で迎える。沢コースは明るくなってから歩くが吉。

9/6 5:23

沢の中に大小の滝がある。

9/6 5:30

真ん中の天狗岩までずっと沢登りだ。栗駒山の沢コース以来の緊張。

9/6 5:31

水が流れている岩場のトラバース。

9/6 5:43

登っていける気がしないが、登るしかない。

9/6 5:48

これがアイガメの滝か。

9/6 5:49

ロープや鎖がある所は安心。

9/6 5:54

落ちたら死にそう。

9/6 5:56

緊張感溢れる沢沿い歩き。

9/6 6:01

天狗岩の手前まで来た。

9/6 6:08

ヌクビ沢出合

9/6 6:17

すぐに尾根に乗るのかと思いきや、まだ痺れる展開が続く。

9/6 6:19

9/6 6:38

さすがに精神的に疲れてきた。そろそろ尾根に乗りたいぞ。

9/6 6:42

天狗岩

9/6 6:50

緊張感マックスの沢とお別れ。

9/6 6:58

天狗沢正面の稜線は谷川連峰。

9/6 6:59

天狗尾根への登りは超急登。下山禁止も納得。

9/6 7:04

9/6 7:15

稜線の西側にもだんだんと日が入ってきた。

9/6 7:18

9/6 7:21

天狗岩と谷川連峰

9/6 7:28

天狗尾根稜線に出る。

9/6 7:28

妙高・火打かな？

9/6 7:35

割引山は奥のピークだな。

9/6 7:43

天狗の池

9/6 7:45

9/6 7:56

晴れの割引山

9/6 8:03

割引山到着。

9/6 8:09

雲はまだ多いが、時折、パッと雲が晴れる。

9/6 8:14

南魚沼北部

9/6 8:22

小兜山・大兜山か。

9/6 8:25

南魚沼南部

9/6 8:33

紅葉の奔り

9/6 8:42

巻機山へ向かう。

9/6 8:43

9/6 8:44

割引山を見返す。

9/6 8:46

巻機山付近はボロボロになってはいるが、木道が渡されている。

9/6 8:48

巻機山では展望が期待できなそう。

9/6 8:49

9/6 8:52

9/6 8:52

9/6 8:53

ガタガタになった木段道。

9/6 8:57

御機屋

9/6 9:05

巻機山山頂部のケルン

9/6 9:07

巻機山周辺の池塘。

9/6 9:10

朝日岳縦走路分岐で雲が晴れるのを待つ。

9/6 9:41

9/6 9:44

巻機山で展望は望めないか。

9/6 9:47

諦めかけたところで晴れてきた。

9/6 9:53

あ、晴れた。何という僥倖！

9/6 9:53

晴れの御機屋に戻る。

9/6 9:54

期待していなかっただけに、

9/6 9:54

嬉しさも極まる。

9/6 9:55

これから下る稜線、井戸尾根

9/6 10:01

下山開始。

9/6 10:02

巻機山の稜線

9/6 10:07

池塘と巻機山

9/6 10:14

巻機山避難小屋

9/6 10:14

9/6 10:20

ニセ巻機山（九合目）

9/6 10:23

また雲が増えてきた。山頂部にいた時の晴れ間は奇跡に近い。

9/6 10:24

メジャールートはよく整備されている。

9/6 10:29

八合目

9/6 10:29

八合目からの展望

9/6 10:29

八合目からの稜線

9/6 10:33

今回の山行は沢に始まり、沢に終わる。

9/6 10:33

岩が多いので、下る時には要注意。

9/6 10:34

東京学芸大学のナントカカントカ。

9/6 10:58

消えかかっているが、六合目。

9/6 10:59

細かい雨がポツポツと降ってきた。が、水分を多く含む雲がぶち当たっただけだ。

9/6 11:16

五合目

9/6 11:16

段々の滝を遠目に望む。

9/6 11:17

森の中に入る。

9/6 11:22

展望の見納め。

9/6 11:28

四合目

9/6 11:33

三合五勺

9/6 11:34

道が大分落ち着いてきた。

9/6 11:38

三合目

9/6 11:43

登り口まで下りてきた。

9/6 11:44

今回の山行は大成功。

9/6 11:48

桜坂駐車場に無事帰還。

9/6 11:49

駐車場から割引山に感謝の挨拶を送る。

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

narodniki

今月は、今まで山行できなかった分を一気に取り戻す。その号砲となるべき山行を美しい、たおやかな山において決行する。

【山行候補】
台風接近中でも山行は断行する。ではどこへ？引き続き仕事への不安が拭えない昨今は遠出する気がなかなか起きないところで、比較的近い新潟を選択。一方、稜線を挟んで反対側の群馬県側は曇り雨。これは上越県境稜線は基本曇りか雨とみるべき。
ということで、谷川の稜線よりもやや新潟県側にある巻機山を主目標に選定。守門岳や浅草岳でも良かったが、それよりは近い所ということで巻機山に確定。

【割引沢・天狗沢】
一般的に沢コースというのは崩れやすいため、ルートが不明瞭となり、危険度も高い。総じて難度は高めだ。
一方で、こうした所に「初心者は来るな」と言われることがあるが、この「初心者」とは何者か、については判然としない。
危ない、怖いと言っているばかりでは、いつまで経っても歩けない。三点支持を理解し、滑落転倒を防ぐためにどうすれば良いか考える頭があれば、高難度の所にも臆せずバンバン行くべき。
不安を払拭するには、山岳ガイドや信頼できる熟練者と歩くのが最も良いだろうが、単独でも、時間を十分に確保することで安全をある程度担保できる。なお、時間というのはもちろん日中、暗い時分に沢登りなど論の外だ。
また、このような所には試金石となるような、最初の試練の箇所がある。そこを突破できるかどうかで、進退を判断しても良いだろう（そこから先は引き返すことも難しくなるので。）。