鳥海山 鉾立より往復
- GPS
- 09:18
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,345m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:01
天候 | 晴れのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
注意個所: なし 山頂付近: ここは大きな岩をつかみながらの楽しいクライミングになります |
その他周辺情報 | 寝覚屋半兵エ 〒997-1125 山形県鶴岡市馬町枇杷川原74 0235-33-2257 鶴岡名物麦切りの店。麦切りはうどんなのにうどんより細く讃岐うどんよりモチモチで、表面がツルンツルンという表現しようがないうどんです。このうどんを蕎麦のようにつゆにつけて食べます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
東北登山の旅2日間のうち1日目
一言の感想は、雪渓、尾根歩き、谷歩き、岩歩き、岩山、高原の湖、海の景色などなどで思いっきり楽しめる登山となりました。すでにお盆が過ぎていたにもかかわらず、思っていたより黄色、白、青色の花を見ることができたのは嬉しい登山となりました。
暗いうちから駐車していた車から午前5時ころ次々登山者か出てきて登り始める。みなさん私と同じ天気予報を見ていたためか、午後から天気が悪くなるからそれまでに帰りたいねと話していました。
途中お会いした地元の登山者のお話では、夏の鳥海山は午前中は雲がないが、午後になると雲に覆われるものとのこと。この日も午後雲に覆われ時々パラパラと雨に降られました。これが夏の鳥海山のようです。
鉾立から御浜小屋は何か所かを除いて、コンクリート舗装や石畳が比較的整えられ歩きやすい。御浜小屋は閉まっているといわれていたが早すぎるため閉まっていたのか、帰りには回転していたので水を購入できた。さらに小屋の中に休息料金を支払い休憩してる人もいた。
御浜小屋から登ると途端に普通の未舗装、岩ゴロゴロの登山道となる。その先の大きな下りになると、段差の少ない石階段が続き、反対側の登りは木の階段が登場する。間の湿地の片隅に一週間以上間と思われる熊の糞を見かけた。登山道入り口に熊出現に注意の看板を見かけたので、糞を見て確かにと確信した。
分岐では先に谷を通り鳥海山新山に登るため左に折れる。左に折れてすぐに道は急に下降をはじめ、いやな予感がする。下りきると雪渓に出る。地元の方の話では、例年より小さいそうだ。雪渓はアイゼンを使わず気をつけながら横断。下から見上げる急傾斜に落ち込む外輪山はなかなかの迫力だ。
一度下ったため、がっくり感があった上にそれなりに急傾斜で小石交じりの急傾斜面の道を上ったので、思いのほか疲れる。鳥海山新山すぐ麓にある営業してない御室小屋に到着するとどっと疲れがてて、小休止が必要となる。登山時間は長くはないはずが、山頂はまだかまだかの期待感に思いのほか披露する。
小休止をとっているとそれまで雲がなかった鳥海山山頂に雲がかかり始める。雲の仮名で山頂到着は嫌なので御室小屋から山頂に向かう。1mから2m位の岩が積み重なりペンキで印がしっかりついた登山経路を白い丸や矢印を目印に登る。目印はあくまでも目印なのでひのコース周辺のつかみやすい岩や、安全そうなルートを考えながら登らなくてはならない。もうすぐ山頂だと思うとコースは岩の割れ目の中を下に進むことになる。岩の割れ目の向かい側に見えるピークが鳥海山新山山頂のようである。小屋まで思ったより疲れた足で大きな岩を両手両足で踏ん張りながら底まで下り、再びピークに登らなくてはならず参ってしまう。心を無にして一歩、一歩と岩をつかみながらピークを目指す。
上る途中で、通過した後ろで登山者が「おこじょだ」「かわいい」との声をあげる。すでに下に降りる気力がなく、ぼんやり声の方向を見ると小さいテンのようなオコジョがちょろしょろしている。さっき通過したところだったのに見逃した。残念。
山頂はそれほど広くなく10人が滞在するだけでやっと。山頂にある看板を入れて登頂写真を撮ために、周りの人は山頂標識から離れなくてはならないのでますます人がいるところが少なくなる。登頂時間はたまたま雲が視界を遮り始めた時間帯だったので時折雲の切れ目から下界を垣間見ることができた。
山頂から矢印に従い東側斜面を下る。両手両足で支点を確保しながら降りると、岩の割れ目に誘導される。胎内くぐりである。名前ほどの狭さはなく体を横にすればほとんどの人は難なく通過できるでしょう。ただし、出入り口にある岩が変形しているので、楽々歩いて通過できこともなく、危険というほどではないが手足が体を確保できる場所を確認しながら通過する必要がある。胎内を通過して生まれ代わり若くになったのだろうか。それにしては体の疲れが抜けないが。
無事通過してほぼ御室小屋につく道を歩いてゆくと、反対側外輪山方向からこちらに直登してくる登山者を発見。道を誤り斜面をそのままの角度でも登ってきたらしい。
逆にこちらは外輪山に登るので彼の通ったコースはショートカットできる魅惑的なルートだったのでそちらを使わせていただくことに。視界は良いので外輪山へ上る道が見えるし、石だらけで草地もないので全く問題なし。
外輪山にのぼると少し北に行くとピークがあるから行ってみればと勧められる。いつもならばアドバイスに従うところ、あまりに疲れていたので遠慮してしまう。外輪山は崖縁近くを歩き、北側が見えれば快適な尾根歩きになるんだろうと予想できます。今回は雲が出てほとんど視界が効かず残念。外輪山歩きは地味に小さなアップダウンがある上、両側の笹の背が高く道に垂れているので石があっても見にくい。その登山道をストックを両手で持ち上げ、つまり万歳しながら歩いてしまう。
視界が効かない狭い急傾斜の登山道を歩くのは辛い。さらに石畳や岩の上を滑らないよう注意しながら歩くので気を使ったのか,往きで溜まった疲労をさらに増幅させてしまう。石畳登山道は登りはとても歩きやすくありがたいが、下りは衝撃がもろに膝にくることがわかり、功罪あるものだと感じました。
今回、グランド、マットを忘れてしまいましたが、テント場が快適な芝生だったのでとても心地よく過ごすことができました。テント場すごい。
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