天気のスキマを狙って那須岳に

2020年09月08日(火) ~ 2020年09月09日(水)

• GPS: 04:37
• 距離: 10.3km
• 登り: 631m
• 下り: 845m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:00
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:06

距離 4.3km 登り 231m 下り 414m

14:12 那須ロープウェイ山頂駅
14:17 牛ヶ首山頂分岐
14:46 山頂口
14:52 お釜口
15:14 硫黄鉱山跡
15:19 15:20 峰の茶屋跡避難小屋
15:31 15:35 那須岳避難小屋
16:01 16:02 沼原分岐
16:18 三斗小屋温泉

2日目

• 山行: 4:21
• 休憩: 1:14
• 合計: 5:35

距離 6.0km 登り 441m 下り 474m

8:30 三斗小屋温泉
9:46 10:02 那須岳避難小屋
10:20 10:25 峰の茶屋跡避難小屋
10:28 10:32 硫黄鉱山跡
11:00 11:45 お釜口
11:45 11:48 山頂口
11:50 11:51 お釜口
12:09 硫黄鉱山跡
12:54 中の茶屋跡
14:05 ゴール地点

それほど高山でもなく中途までロープウェイも利用するとお手軽な登山となりますが、茶臼岳上部は大きな岩が連なっており、思いのほか歩きにくいものです。しかし、逆に比較的簡単に高山の雰囲気が味わえる得難い山と言えるのかもしれません。

天候

台風10号の影響で全国的に悪天の中、ここだけはどうにか晴れときどき曇りと予想されていた。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

東北高速道那須I.C.より20分ほどで那須ロープウェイの山麓駅に着きます。駅のわきに駐車場があり、経営駐車場もあります。

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありませんが、岩がゴロゴロとしていますので、登山に向いた靴が要ります。

その他周辺情報

三斗小屋温泉の温泉宿は2軒あります。温泉付きの山小屋としてありがたい存在です。

写真

ロープウェイ山頂駅のテラスから

歩きだすと直に（助走なしで）急登が始まります。

少しガスって来ました。

ロープウェー山頂駅が下の方になりました。

やがて山頂入口のT字路に付きました。時間が押してきたので登頂とお釜廻りは明日に回すことにして、先に進みます。お釜を挟んで向こう側が山頂です。小さな祠が建っています。

三斗小屋温泉に向かいます。見上げると通ってきたお釜の周りのギザギザが見えます。

峰の茶屋近くにエゾリンドウが咲いていました。ここをすぎると林間に入って行きます。

那須岳避難小屋の横を通ります。

茶臼岳の急斜面を降りてくると長い水平の道をたどります。

今日のお宿　煙草屋旅館です。これは翌朝出発時に撮ったもの。ご主人が見送りに出てこられました。

宿の窓から。左下の木製のテラスを左に行くと少し高い所に13:00から翌朝6:30まで自由に入れる露天風呂があります。真夜中には月明かりの中で浴槽独り占めとなりましたが、星もしっかりと見え、流れ星まで見えました。

翌朝、出発にもたつきましたが、来た道を引き返して茶臼岳頂上を踏むことにし、8:30頃出発となりました。途中こんな川を渡ります。

その橋の上で

茶臼岳に戻ってきました。

頂上付近の岩はまるで人工的なオブジェのような奇妙な形（特徴のある形？）と滑らかな表面をもっています。

頂上の祠です。

お釜の周りを一回りして下山します。反時計回りに回りましたが、祠と鳥居の位置関係は時計回りがほんとうなんでしょうねー。

もと来た道をたどって峰の茶屋跡分枝からロープウェイ山麓駅に向かいます。これは下山道の左手に見える山。崩落が激しく荒々しい感じがします。

こんな感じの道をロープウェー山麓駅に向かいます。この辺から後は写真を忘れてました。

感想

Octanma

台風の影響で全国的に荒れた天気の中、ここだけ2日間天気が持ちそうなことを発見して、当日の朝宿の予約をしました。ただ16時までに着いて欲しいと強く言われました。高速の乗り継ぎなどに思いのほか時間がかかったため、一日目は茶臼岳の頂上とお釜巡りは省略して宿に行きました。露天の温泉を十分楽しんで翌日は別のルートも考えましたが、一旦茶臼岳の頂上を踏んでから峰の茶屋跡まで戻り徒歩で下山しました。ロープウェー山麓駅に着くといきなり濃霧となり（ロープウェイは止まりました。）、激しい雨も降り出しました。まるで我々の下山を待っててくれたかのようでした。
急な計画の割にとても楽しめた山行となりました。都内の渋滞さえ無ければ、もっと東の方に行きたいですねぇ…