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Yamareco

記録ID: 257285
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

鈴鹿 アカイシ 〜年明けからマニアックな山域へ〜

2013年01月02日(水) [日帰り]
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GPS
05:58
距離
12.0km
登り
1,077m
下り
1,059m

コースタイム

10:26宇曽川ダム−11:17登山口−12:00アカイシ−13:44多賀側の登山口−16:21宇曽川ダム
天候 雲時々雨
宇曽川ダム 8℃ アカイシ 6℃
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宇曽川ダムを越えて林道が交わる手前に駐車する。
コース状況/
危険箇所等
標識は一切有りません。
色んな踏み後が交差しているのでしっかり地形図で確認すること。

低山といえど難易度はそれなりに高いので初心者だけでは立ち入らない事。

野犬が何匹かいますのでビックリして逃げないように。 追いかけられて噛まれます。
宇曽川ダムから少し行ったところに駐車スペースがあるので車を停めて出発。
by  beskey, KDDI-HI
宇曽川ダムから少し行ったところに駐車スペースがあるので車を停めて出発。
手前に車を停めるのは、このバリケードの為。
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手前に車を停めるのは、このバリケードの為。
林道を歩いていると野犬に遭遇。
首輪をしているところを見ると捨て犬だ。
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林道を歩いていると野犬に遭遇。
首輪をしているところを見ると捨て犬だ。
これを左に曲がって左手に登山道がある。

真っ直ぐの筋から別の野犬の遠吠えが聞こえる。
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これを左に曲がって左手に登山道がある。

真っ直ぐの筋から別の野犬の遠吠えが聞こえる。
ここが入口。
檜林の急坂登りが続く。
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檜林の急坂登りが続く。
一つ目の鉄塔。
正面は押立山だ。
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一つ目の鉄塔。
正面は押立山だ。
尾根に出ると傾斜はなくなり歩きやすくなる。
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尾根に出ると傾斜はなくなり歩きやすくなる。
アカイシ山頂。
三等三角点だ。
山頂に展望は期待しない事。
by  beskey, KDDI-HI
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山頂に展望は期待しない事。
反対側に下る途中の景色。
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反対側に下る途中の景色。
二つ目の鉄塔。
鉄塔の手前を右に曲がるのが正解。
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二つ目の鉄塔。
鉄塔の手前を右に曲がるのが正解。
鉄塔からの景色。
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鉄塔からの景色。
鉄塔から高取山と八ツ尾山。
???そういえば高取山の隣りの山...俺がずっとアカイシだと思い込んでた山だ!
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鉄塔から高取山と八ツ尾山。
???そういえば高取山の隣りの山...俺がずっとアカイシだと思い込んでた山だ!
高取山からの俺がアカイシだと思い込んでいた山。 なんていう山なんやろう?
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高取山からの俺がアカイシだと思い込んでいた山。 なんていう山なんやろう?
3つ目の鉄塔を過ぎるとシダが出てくる。
沢が近い証拠や。
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3つ目の鉄塔を過ぎるとシダが出てくる。
沢が近い証拠や。
沢沿いの道へ。
こういう頼りない橋は正直苦手やわ。
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こういう頼りない橋は正直苦手やわ。
沢が出会い、目の前は林道。
ここの渡渉は苦労する。
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沢が出会い、目の前は林道。
ここの渡渉は苦労する。
林道に出た。
ここから再び上の鉄塔を目指す。
しかしこの道は間違い。
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ここから再び上の鉄塔を目指す。
しかしこの道は間違い。
間違いに気が付かずそのまま渡渉し登っていく。
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間違いに気が付かずそのまま渡渉し登っていく。
踏み後はしっかりしている。
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踏み後はしっかりしている。
こんな怖いトラバースもあった。
渡って先に行ったが間違いだと確信し、再びこれを渡った。
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こんな怖いトラバースもあった。
渡って先に行ったが間違いだと確信し、再びこれを渡った。
無事に林道に戻った。
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無事に林道に戻った。
あの左が正解。
そのまま林道が続くかと思ったが...
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そのまま林道が続くかと思ったが...
すぐに廃道に。
あれを真っ直ぐ行ってはいけない。
左が正解だが、俺は真っ直ぐ行ってしまった。
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あれを真っ直ぐ行ってはいけない。
左が正解だが、俺は真っ直ぐ行ってしまった。
時間ギリギリで目的の鉄塔にたどり着く。
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時間ギリギリで目的の鉄塔にたどり着く。
鉄塔から宇曽川ダムと湖東平野の景色。
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鉄塔から宇曽川ダムと湖東平野の景色。
下を見ると俺の車が見える。
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下を見ると俺の車が見える。
二つ目の鉄塔。
鉄塔から押立山。
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鉄塔から押立山。
林道に降り立ち...
by  beskey, KDDI-HI
林道に降り立ち...
車に戻り、登山終了。
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車に戻り、登山終了。
撮影機器:

感想

年明けの2日目。
雪の予報があるものの、どうせ当たらないので登山を結構する。

目的の山は高取山を登ったときに気になっていたアカイシという山だ。
当然ヤマレコ未踏なのでこのサイトでは参考になるものが無く、別のサイトで予め下調べはしている。 それと地形図を合致させて頭に入れておいた。
まず宇曽川ダムから少し行くとバリケードがあるので車を停めて登山口まで林道をテクテク歩く。
美しい宇曽川の上流を楽しみながら歩いていると後ろから気配を感じた。
振り返ると犬がこっちにやってくる。
少々怖いが話を掛けた。 首輪をしているところを見ると捨て犬や。
「どうした? お前一人か?」などと話を掛けるが犬は俺を見ては先に行ってしまう。 だけどカーブを曲がると犬が待っている。
多分一緒に散歩がしたいのだろう。 それならば気が済むまで付き合うでよ!
ただし登山道までやからな!
そう言い聞かせながらしばらく歩いていると突如犬は足早にいなくなった。
そして川の対岸の山の斜面から激しい泣き声が聞こえた。
鹿でも捕らえたのかな? しかしそこまで野生化するものなのか?
よく分からんが、これ以上はどうする事も出来ないので先に進む。
登山道までの間は何度も後ろを振り返ったがさっきの犬が現れる事はなかった。
登山道の手前で別の犬が遠吠えしている。
流石に怖いので足早に登山道に入る。

道は巡視路なので標識はない。
山頂まで単調な直登が続くので結構疲れる。
鉄塔が現れると残りの登りは僅かだ。
すぐに尾根に出て、アップダウンを一個クリアした先が山頂だ。
展望は無いが、その分誰もいないし静かな時を過ごせる。
飯を食べている最中もあの犬の事が頭に過ぎる。
それに風が強く、弱い雨も降りだしたので少し早いが出発だ。

ピストンもいいが、どうしても野犬の事が気になるし、林道歩きの長さもあったので違うルートで帰ろう。
まずはこの巡視路を反対の多賀側に下りきる。

途中の鉄塔から見る景色は山頂で展望が無かった分、最高だ。
やはり見てしまうのは、この前登った高取山と八ツ尾山だ。
あれ、俺が高取山から見たアカイシだと思っていた山があそこにある??
ならあの山はなんていう山だろう??? どちらにしてもいい形の山やわ。

林道まで下りきり、今度はもう一つの巡視路でまた反対側に戻る作戦だ。
巡視路の入口が見えたので渡渉し登り始める。
沢沿いなので上の見通しがきかないため、鉄塔を確認することが出来ない。
半信半疑で沢を詰めるとトラバース路が交差している。
この時点で80パーセント間違いだと思っていたが、とりあえずトラバース路を西へ歩いてみる。
展望が開け、山と鉄塔を確認してすぐに間違いに気が付く。この沢はまだ手前だ。
とりあえずトラバース路で目的の鉄塔まで向かおうとするも、最終的に道がなくなったので、しかたない。 林道まで戻る事にする。
林道に戻ったのは15時過ぎ、あまり時間がなくなってきた。

しかし、すぐに目的の巡視路が現れた。 しかも分かりやすい!
一安心して登っていく。
このまま林道で行くと期待したが、廃道になっていき、登山道に変わる。
沢沿いを真っ直ぐ登っていくと段々道が道でなくなって、終いには踏み後さえもなくなっていた。
間違えた、もう時間は16時前。 戻って林道で大回りして車に戻る覚悟をした。
廃道の手前に右にそれる道があった。 「これだ!」
地形図を見ても間違いではないし、鉄塔が見えている!
日没までもう時間がないのでハイペースで登りきると期待どうりの景色が待っていた。 「危なかった! もう少しでビバークやったわ」
しかし、安心するのは下りきるまでだ。 気は抜かない。
こちら側の踏み後は明確で迷うところもなく、呆気なく下りきる事ができ、車に戻ったのは16時21分。 まぁギリギリか。

年始早々波乱万丈の登山にはなったが楽しかったし、何よりも登山の知識は無い訳ではなかったのが分かった。
上級者にはほど遠いが、最低限の知識があって良かった。

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コメント

野犬
不気味で怖いなぁ。流れ星系なら近くに赤カブトがいたかも(笑)
里山は意外に踏み跡が多くて分かりづらいですよね。特に電力の巡視路は辿りやすかったりするし、どうしても視界が開ける方向に行ってみたくなるんだよね。

現在の国土地理院の地形図には電力の鉄塔なんかは載っていないから、私はカシミール3Dの一世代前の地図で確認しています。この地図には送電線が記載されているので、確認しやすいんですよね。

とにかくまだ日が短いから気をつけて!というより、野犬に注意ですね。
2013/1/4 10:21
mountrexさんこんにちは。
野犬は熊同様絶対に逃げてはアカンです。
何もしなければ向こうも何もしてきません。
でも怖いけどね

里山とは言ってもこの山は深いので携帯の電波も届きません。
色んな踏み跡が入り組んでいるのは多分釣り人も入っているからやと思います。
その証拠に沢を詰めたら踏み跡無くなりますしね。

地形図...俺は国土地理院は使っておらず山と高原地図を見ちゃってます。
でも送電線はちゃんと描かれてますよ。
現代は鉄塔が目印にもなるからほんまに便利な世の中やわ。

冬はほんまに日が短いね。
冒険心満載な俺やけど、この時期は気を付けてますよ
2013/1/5 8:42
ご無事で何よりです。
ビバーク一歩手前だったのですか!
ご無事で何よりでした。
野犬がいる山で一晩過ごしたくはないものです…寒さも危険そうですし!

山の動物として、野犬もいるのですね。
動物対策としては、ヒル、熊、蜂などは頭に入ってましたが、犬までいるとは!
逃げちゃだめなんですね…覚えておきます。
2013/1/5 17:45
kiroさんこんばんは。
大概の動物を目の前にして逃げるという行為は厳禁やで。 動物だけでなく蜂もね。
野犬は西丹沢(特に犬越路峠)付近にもいるのでそれほどビックリすることはなかったが、やはり怖くない事はないね
野良犬=狼ってイメージを持つと怖いね。

ビバーク寸前っていうのは大袈裟に書いただけや。
林道からは離れてないので、いざとなれば林道で国道を廻ってダムに止めてある車に戻ったけど距離が長すぎるだけや。

道間違いは誰にでもあることやけど、気が付いて修正が効けば問題なし。 
アカンのは自分が何処にいるかすら分からなくなる事や。
それを無くすためにも地形図とコンパスの使いこなしは必須なんやで
あとは冷静になることや。
2013/1/6 21:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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