白山前衛・桂湖オートキャンプ場から大笠山往復
- GPS
- 09:08
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,628m
- 下り
- 1,631m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 9:09
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木の枝や刈られたササなどで足がとられることがあり、注意を要する。 ヤセ尾根で、木や草で隠れて分かりにくいけど、両側ともスパッと切れてるところが多く気が抜けない。 今回6:36入山・15:45下山で今の時期ならあと2時間ほど夕暮れまでに余裕があったけど、さらに昼が短くなる紅葉シーズンに入山を予定されてるかたは往復に時間がかかることを念頭に計画を立てたほうが…。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
雨具
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
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感想
2020年の9月の4連休は、山姥コースから白鳥山ー犬ヶ岳ボッカ訓練を企画してたけど、栂海新道登山道崩壊による通行止めのため、急遽、地元・富山県の大笠山に行き先を変更。
大笠山は昔から行きたかった山だけど、弟子(妻)の嫌いな要素がタップリ(人いない、アップダウン激しい、急な下り坂、登山道の手入れ不充分)の山なので、私ひとりで身軽に山に登れるようになるまで無理だった(苦笑)。
9月21日は、前日の雨から天気回復が遅れることを見越して、6時半に現地着。金曜の夜だったせいか桂湖オートキャンプ場にはテント無し。駐車場に他にもクルマあるし、荷物整理してるお兄さんも見かけたし、他にも入山者が居ると踏んでたんだけど、登山口のノートには9月6日より後の入山者は私が最初…。
吊り橋の大畠谷橋を渡る途中から山肌に貼り付く鉄ハシゴ群が目に入った。いきなり槍の穂先か、甲斐駒の黒戸尾根かよ(苦笑)。最初のハシゴ群を抜けた後も急登の連続。足場が悪いので気が抜けない。巨岩の鏡岩で約1時間経ったので、休憩。
次の1時間で・1,336 mピーク(というほど顕著ではない)に到達。ここから旧避難小屋跡までは標高1,500 m前後のアップダウンの繰り返しで、体力を消耗する。特に、前笈から顕著なピークだけでも5つある。巻き道など緩いモノはここには存在しない。3つ目のピーク(アカモノの頂)でようやく大笠山の全貌が見渡せたけど、これから目指す山ってホントにコレ?…と思うほど遠くに見えて、現実感が無かった。
旧避難小屋跡から頂上まで1時間くらいを覚悟してたけど、意外に早くに県境稜線(奈良岳分岐)に出て、旧避難小屋跡から40分で大笠山頂上に到着。頂上からは笈ヶ岳などの白山系、籾糠山などの奥飛騨の山、人形山などの飛越の山、金沢平野、日本海がよく見えた。日清カップヌードルシーフード喰ってから、下山。新避難小屋の中を見学しようと扉を開けようとしたけど、鍵がかかってるのか開かなかった…。奈良岳分岐まで戻ると、そこからは砺波平野が見えた。
急坂なだけに下山は早いかと思ったけど、やっぱり旧避難小屋跡から前笈までは上りと同じほどの時間を要した(旧避難小屋跡と前笈との標高差を考えると仕方がない)。上りで結構スリップしてたので、下りは慎重に慎重を重ねて歩き、無事に大畠谷橋までたどり着いた。ここまで来てようやく帰還を確信(苦笑)。後は桂湖オートキャンプ場まで歩くだけ。4連休の初日だけあって、朝にはひと張りも無かったテントとクルマがたくさんあって、子供たちの歓声が響いてた。15:45に下山。
他の登山者と全く遭遇しなかった完全なひとり歩きの山旅。今後紅葉目当ての登山者が増えるのかもしれないけど、富山県屈指…というか、深田久弥が登頂してたら百名山に入ってたハズの名山にこの扱い。ちょっと寂しい…。
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