最高の天気らしいから行っちゃう?鋸山〜大岳〜御岳山
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- GPS
- 08:59
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,519m
- 下り
- 1,478m
コースタイム
9:30鋸山-大岳山11:09(1:39/[予定]11:35/[差]+0:26
11:09大岳山-鍋割山分岐11:57(0:48/[予定]12:05/[差]+0:08
11:57鍋割山分岐-鍋割山12:09(0:12/[予定]12:25/[差]+0:16
12:09鍋割山-奥の院12:50(0:41/[予定]12:52/[差]+0:02
12:50奥の院-御岳山13:16(0:26/[予定]13:22/[差]+0:06
14:16御岳山-御岳山駅14:44(0:28/[予定]15:07/[差]+0:23
15:00御岳山駅-滝本駅15:06(0:06/[予定]15:36/[差]+0:30
15:20滝本駅-御嶽駅15:40(0:20/[予定]16:06/[差]+0:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
奥多摩駅5:59着 ほぼ空車。 【帰り】 御岳駅14:03発/青梅行 実は平日ダイヤ。休日ダイヤを見ていた人も多かったようで…… 座席が一通り埋まるくらいの乗車率。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【奥多摩駅〜愛宕山】 駅から5分くらいで登山道(?)入り口。このアプローチの短さは驚異的。 愛宕山に至る中間地点くらいに通称「嫌な階段」と呼ばれる187段の石階段がある。 愛宕山の一番高いところには社と狛犬、ご神体らしき岩があるが、頂上への階段をスルーして鋸山へ直行も可能。 【愛宕山〜鋸山】 愛宕山から下ると一旦舗装された道に出て、その先すぐにまた登山道になる。 尾根上に向かってモソモソ登ると変電施設があり、やがて尾根に出る。 前半はかなり岩場が多く、鉄のはしごや鎖を使って登る箇所がある。 770メートルくらいのピーク上に天狗像が二体。 岩場地帯の最後の鎖場は回避するルートがある。手足が短いとちょっと登り難い。 その先は比較的ゆるやかな道が続く。山頂に至るまではいくつかの小さなコブを登っては下る。 【鋸山〜大岳】 鋸山からの下りは若干段差の大きな岩場もある。 大岳まではピークが4つほどある。1つ越え、2つ越え、(巻けりゃいいのに……)と思った途端に3つ目は巻く道になっていた。 途中、右手の木々の隙間から富士山の姿がちらちら見える。 大岳直下から最後の登りは岩場の多い急登で、どう登るか一瞬考えるような箇所もあった。 遠い記憶の中では(20年以上前の記憶だが)こんな道に覚えはないのだが、昔からこんな道だったっけ? 大岳山頂からは富士山がよく見える。 【大岳〜鍋割山】 大岳からの下りは岩場はあるものの歩きやすい。 大岳山荘(閉鎖中)の少し上に大岳神社があり、ここの狛犬(正確には狼の使徒であり狛犬ではない)はかなり古いものなので一見の価値あり。素朴で可愛らしい狼である。 鍋割山方面の分岐までは御岳方面からの登山者と大勢すれ違った。狭い箇所では譲り合うようにしたい。 鍋割山はほぼ展望はない。山頂から北北西の方角に進む道があるが、登山道ではないらしいので迷い込み注意(一応注意喚起の標識がある)。 【鍋割山〜奥の院】 奥の院への登りは距離は短いものの意外に急登。岩がゴツゴツしているので注意が必要。 【奥の院〜御岳山】 特に危険箇所はなし。 【御岳山〜ケーブルカー駅】 街中です。 |
写真
感想
元旦の石老山を最初に、昨日は丹沢、今日は奥多摩じゃ、今年の正月は登り過ぎだろ、と。
しかし今日は正月休み中で最高の良い天気になりそうなので、どこにも行かないってわけにもいかないだろう、と。
そういうわけで鋸尾根から入って大岳に登ってきた。
今回の最大の目的は何と言っても大岳神社の狛犬である。
特に調べたわけではないので、果たして大岳神社の狛犬がどんなものなのか、そもそも狛犬がいるのかどうかすら知らない状態で出かけていった。
しかし大岳神社と言えば狼信仰かつ古〜い神社であろうことは予想できたので、もしかしたらナイスな狛犬に出会えるのではないかという期待は高かった。
奥多摩駅から徒歩5分で登り始められる愛宕山の上にも、社があって狛犬がいる。
ここの狛犬はピカピカの新品同様だ。あんまり有難味はない。
社の前の変な岩はちょっと好きだけどね!
鋸尾根の前半は岩場の連続で、なかなかアドベンチャーチックで良い。
昨日は大倉尾根のひたすら愚直な登りだっただけに、登ったり下ったり降りたり上がったりが続くのはメリハリが利いてて面白い。
やっぱり山系によって性格がそれぞれ違うもんだなぁ、とつくづく思う。
日本アルプスや富士山はちょっと別格としても、例えば丹沢は雄大で愛に満ちていて華やか。秩父や奥武蔵は寂れた雰囲気が廃墟探検みたいな趣きがあるし、奥多摩は岩と沢の世界かなぁ。ゴツゴツして湿っていて、冒険心がくすぐられる。
そんなこんなを考えながら歩いていると、いつしか大岳直下まで到達。
大岳は、実は一番好きな山かもしれない山の一つだ。
富士山を除いて、一番最初に覚えた山である。生まれ育った町からは大岳が良く見える。独特の形状は一度見たら忘れない。
かつては東京で一番高いと思われていた程に目立つ山だ。
おっさんが若かりし頃、初めて単独行で登ったのがまた大岳である。
夏の暑い盛りだった。
確か桧原村の千足あたりから天狗ノ滝を経て大岳に登り、馬頭刈尾根を下ったのだったか。
大岳山頂にたどり着くまでに持っていた水を飲み干してしまい、山頂に居た家族連れに、
「すみませぬが水を一杯いただけぬか……拙者、喉がカラカラでござる。いや、かたじけない」
と無心した覚えがある。
帰りは水なしで駆け下り、帰宅した時には軽い熱中症で寝込んだっけ。
懐かしく山頂に立ち、
(あの時無心した家族連れはどの辺りに居たのだったか……)
などと思い出にふけっていると、
「早くバナナを出せ」
とMococoに叱られる。
おっさんの思い出はバナナに取って代わられた。
大岳を下り、大岳神社の裏手が見えてきた。
果たして狛犬がいるかどうか?
と、先行して歩いていたMococoが、
「なんか居るよ〜」
と言うので覗いてみると、
「おおっ」
思わず声を上げてしまった。
期待通りというか、思い描いていたのとほぼ違わない姿の狼の像がいるではないか。
無駄な装飾のない、素朴な狼である。
奉納者に、
「石工さん、狛犬彫ってくれ。狼のやつ」
と頼まれた石工が、
「う〜ん、狼?どういうの作ればいいのかなぁ〜。う〜ん、こんなのかな〜」
おそらくは試行錯誤しながら初めて作ったものだろう。
狛犬に特徴的な、阿吽の形態もとっていない。
このシンプルさは、狛犬としての様式も狼の使徒としての様式も、何も確立されていない頃のものと思われた。
帰宅後に調べてみたところ、この狼像は宝暦9年(1759年)のもので、狼像としては国内で2番目に古いものだそうだ。
こいつを見られただけで今回の山行の目的は果たせたようなものだ。
「あとは鍋割山と御岳山だけだろ。雑魚ばかりではないか」
浮かれてそんなことを豪語しながら鍋割山へ向かう。
鍋割山は確かにどうということもない山ではあったが、その先の奥の院は意外に急登だった。
ここへ来て昨日の疲労がだいぶ足にキていたせいかもしれないが……。
舐めててゴメン、奥の院。
何故か奥の院には大根が供えられていた。
ハテ……。
御岳神社が狼信仰だとすると、何故に大根……?
これも帰って調べてみたが、御岳の名物(?)である御岳蕎麦には、ねずみ大根という辛味の強い大根を薬味として使うとか何とか。
御岳で大根を育ててるということなら、なんか関わりがあるのかもだ。
御岳神社はわんこでいっぱいだった。
Mococo曰く、
「御岳神社はペットの神様だから」
とのこと。
お茶屋さんとかもわんこ同伴可のところが多数だった。
山にはわんこは連れて登らない方針だが、御岳山なら良いかも知れない。
御岳神社の狛犬は新しいものが多いが、気になったのは頭に穴のあいた狛犬と、阿形だけの狼タイプの二つかなぁ。
奥多摩駅着いてトイレ待ちでちょっとイライラ。
歩き始めて数分後に体制整えるとかの待ちでイライラ。
イライラしちゃいけないと思いつつ…
『早く歩きたいのにぃ!止まると寒いぃっ!』
と叫びたい気持ちをぐっとこらえる。
どうやら前日の疲れが残っていて思うように足が上らないらしい。
そういうことなら仕方ない。
ずーっと登りが続くと疲れちゃうんだけど、アップダウンのテンポがあると
なんだか笑いがこみ上げてきてしまう…なぜなんだろ?
登ったり下ったりがとても楽しく思える。
鋸山までの道のりはそんな感じで楽しい。
大岳山までの道は気持ちが良かった。
大岳山から下る時は人が大勢登ってきてたので気を使って疲れた。
それから奥の院まで冒険しているような楽しい道でした。
御岳神社ではいろんなわんこが初詣していて、家で留守番しているわんこが恋しくなったよ。
mizcreidさん、Mococoさん、おはようございます〜
連日の山行、元気ですねえ〜
しかも、計画がなかなか綿密ですね〜
貼り付け と判ってもやっぱり笑えました
でも、Mococoさん、狛犬の真似せなアカンでしょ!!
おまぬけでいいでしょ〜
うちの♀パグのむじゅらちゃんの顔なのです。
旦那は狛犬に夢中でセクシーポーズをとっても狛犬の真似しても振り向いてくれないので
ほっといて初詣わんこを見においてけぼりにしてやりましたん
おはようございまする
計画は実は何個かストックがあるのです。
日程だけが未定で、条件が合いそうな日が来たらおもむろに登り出すという……
さすがに元旦から登り詰めの疲労がちょっと出てきましたので土日は休養予定です(_ _;
おめでとうございます!
エエ眺めですね〜。やっぱり富士山は画映り最高の被写体です
実物が中々見れないもので
うらやましい。。
バナナを持つと富士山に向けてしまう現象は
「羅針バナナ」
本年も宜しくお願い致します
あけましておめでとうございます。
富士山は日本が誇る最高のバナナパートナーですからねぇ!
裸身バナナ……じゃない“羅針バナナ”ですか〜
バナナさえあれば常に方角に迷うことが無さそうでいいですね!
こちらこそ本年も宜しくお願いいたします
先ほどはありがとうございました
今後ともよろしくお願い致します
それにしてもお二人して連登とは凄いですね
でも何だか奥様のMococoさんの方が元気に見えるのは
気のせいでしょうか…
せめてMococoさんのセクシーポーズには気付きましょうね
さて来週は三連休なので…と計画するのもまた
山の楽しみの一つですよね
行っちゃおうかしらアソコへ
こちらこそ宜しくお願いいたします。
Mococoのほうが元気なのは気のせいではありませぬ。
単なる事実ですのでMasabowwさんの見た通りでございます。
来週はそうですねぇ、どっか行くとは思いますが、元気なMococo次第ですかねぇ〜。
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