記録ID: 2577546
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沢登り
奥秩父
ニカイ谷
2020年09月19日(土) [日帰り]
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:38
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,171m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:39
距離 13.7km
登り 1,173m
下り 1,171m
林道奈良子線通行止め手前(10:10)→二階谷橋(10:30)→ニカイ谷遡行(11:00〜)→二連の滝(巻き;11:45〜12:00)→950m右岸枝沢出合(12:45)→同枝沢遡行→用グラツリ尾根巡視路(13:40)→林道奈良子線→姥子山登山道入口(14:20)→姥子山(15:20)→登り尾根登山道→百間干場(16:35)→林道奈良子線→二階谷橋(17:30)→出発地(17:50)
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・奈良子林道は矢竹の最終人家の約400m先(二階橋まで歩いて10分少々のところ)で通行止め。 路上にコーンが置いてある通行止めの表示の手前には車両転回できる広場があり、路肩に数台駐車可能。 路面はその先の本沢出合ゲートまで車両通行可能な状態。山椒沢橋手前で養生中の路面を保護する目的か。 ・二階谷橋の右岸・上流側にある水源かん養保安林の標柱のすぐ裏から、トラロープに沿って砂防堰堤の上へと降りる。 トラロープは10m弱が3ピッチ張っており、真ん中のみが何故か新品だったが、上下2ピッチ分は腐っておりロープ持参が無難。その場合、手間を厭わなければ20m程度のお助けヒモでも入渓可能。 ここ以外から河床に直接下りるときは50mロープが必要か? ・傾斜の強い2つの滝には左壁にFIXロープがついている。 先にでてくる4m滝はホールド豊富でロープがなくとも登れる。 2つ目の3mについているのは釜から這い上がるロープのみで、滝本体にはついていない。ホールドは豊富だが、(ガイドブック「東京起点沢登りルート100」の写真で人が立っている位置から)落ち口に出る最後のスタンスがのっぺりしている。両手ともホールドがしっかりしているので、勢いをつけてスメア→マントルで釜にドボン? ・二連の滝はガイドブック通り左岸を作業径で高巻くが、作業径を歩きすぎて二連の滝上にある3連の滝もスルーしてしまう。 緩斜面を普通に歩いて沢に戻ったが、その先はほとんど遡行価値がないので、作業径にでたら多少強引でも懸垂ですぐに沢に下りた方が良いと思う。 二連の滝の左岸すぐ上に、思わせぶりなトラロープらしきものと薄い踏み跡が見えたような気がするが、こちらは行っていないので不明。 ・標高850mを過ぎた左岸で比較的大規模な土砂崩れあり。沢芯は倒木で埋まるので、崩壊地下部をトラバースしたが、今にも崩れそうで不気味。 ・950m右岸枝沢を詰めて用グラツリ尾根にでる。枝沢を標高50m程登った二俣を右へ、更に100mほどの二股をコケ生したボウル状の左へと入ったら、尾根上の送電線巡視路にでた。 ・ナラ立経由で下山しなかったので、正規下山方法は他の記録を参照願います。 ・姥子山をハイキングして帰りましたが、奈良子林道の1180m付近から1327m標点付近にある送電線への径は、入り口がわかりにくく、鉄塔手前で30mくらい崩落していました。 |
写真
感想
沢の長い詰めを登りながらずっと考えていたのだが、先ほど二連の滝を巻いた後で沢に歩いて降りたところは、実は沢に入る場所ではなくて、帰るために脱渓するところではないだろうか。
実際あそこから上流は、意味ない危険個所はあれども、特に見どころ・登りどころもなく、少なくとも巻きで歩いた範囲では立派に機能していたあの林道を逆方向に下って帰って来れれば、全行程の4分の3をカットして、コンパクトな沢の核心部のみを短時間かつ手軽に体感できるに違いない。
遡行1時間・1km少々のためにわざわざ来るのはどうかという反論も聞こえそうだが、なんせ安近短に越したことはないんで....
そう思って、帰り道に、作業径の入口があるであろう二階谷橋と山椒沢橋の中間にある造林地の怪しそうなところを物色してみたが、薄暗くてよくわからなかった。
やっぱり向こう側から下ってこないとわからないのだろうか? でも、そのためだけにもう一回行くのはちょっと。。
国道139号線の奈良子入り口を通り過ぎるたびに、姥子山と雁ヶ腹摺山の表示が目に入るが、そことこことの場所のイメージがピンと来なくて昔から気になっていた。
今回初めて、奈良子側から姥子山に登ってみたが、林道の通行止めが延長されて標識が朽ち果てた今日に、実際に体験してみると、あの看板はほとんどギャグに近いかも。
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