源次郎沢 上級生w-ing
- GPS
- 06:35
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,255m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:35
天候 | 晴→曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
連休だからかバスは相当混んでいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
源次郎沢は全体的にガレており、岩が剥がれやすい。 落石、ホールドの欠損には十分注意を払いたい。 源次郎沢→源次郎尾根のトラバースはわずかな踏み跡を辿った。危険箇所はない。 源次郎尾根は一般登山道とあまり変わらない。 ルーファイに迷う場所もほぼなかった。 |
写真
装備
備考 | 20ザイル二本が最適だろう。 カム、ハーケンは使用しなかったが持って行っても良い。 ヌメリは少なく、半分は涸れ沢であるためゴム靴の方が良い気がする。 |
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感想
メンバー:4年 K
3年 N
2年 自分、daikitanaka
グレード:1級上
目的 :72代の沢経験、Nさんのリーダー経験
〈記録〉
前回は間違えて水無川本谷に行ってしまった因縁の場所。階段を登ってすぐの尾根(源次郎尾根)の左が源次郎沢である。堰堤を越えるまでは尾根を進む。
F1〜3はただの小滝。ここら辺の小滝で、大きな落石を起こしてしまった。小滝を越えようと直径約60cmの岩に手をかけた瞬間それが動き、自分と一緒に1メートルほど落ちた。幸い怪我はなかったが、挟まれていたら間違いなく骨折していただろう。
F4は水線を突破した。少し難しかった。残置のある右壁を登る人が多いらしい。看板は見つけられなかった。
F5は左のカンテを登り落ち口へ抜ける。自分がフリーで登り、カンテ最上部のテラスで肩がらみでフォローした。セルフビレイはテラス横の直径1mほどの岩で取れる。岩が脆くフリーだと怖かった。
F6は看板右から取り付き、リード登攀を行った。残置ハーケン・ボルトで3つランニングビレイを取った。アンカーは最上部の新しいボルトで取ったが、ボルトは1つしかないので注意。できればもう1つ欲しいが良さげなものはなかった。ここも岩が脆くて少し怖い。Kさんは右壁を登った。難しくはないらしいが、一応肩がらみでフォローした。
F7〜8はただの小滝と段差。F7らへんから水が涸れる
F9はチムニー状。簡単だが落石に注意。岩は脆くない。
F10は右壁をリード登攀。残置を利用し3カ所ランニングビレイを取った。高度感はあるが難しくないし、ビレイしやすい。。滝上のボルトとハーケンを利用し、流動分散支点を構築。落ち口はガレているため落石注意。中間者は支点通過がやりにくそうだった。
トポに記載の最後の滝4mを超えてすぐのCo.1050付近で源次郎尾根へトラバースを開始した。細い踏み跡が続いており、ほとんど高度を変えずに源次郎尾根にぶつかる。危険箇所もないし、大幅にカットできるのでおすすめ。
合流地点からほんの少し下った樹林帯手前の草原で沢装備解除。樹林帯に入った後も踏み跡は超明瞭で迷う気がしない。一度尾根が分岐するが、1番明瞭な踏み跡を辿れば間違えない。もちろん方角は確認するが。あっという間に入渓店へ。
虚無の林道歩きを耐え続けて行程終了。
源次郎沢は急峻な沢であり、浮石や脆い岩が大量にあるので常に注意が必要。違うパーティーがいたら間隔を大いに空けるべきだろう
〈所感〉
ツメ上がるのもまた降りてくるのも面倒だったので良い巻き道を見つけられてよかった。次回も絶対利用したい。
滝もすべて直登することができ、とても楽しい沢だった。遡行だけならもう一度行きたいくらいだが、なんといってもアプローチがめんどくさい。一時間だけだが結構長く感じる。
〈ヒヤリハット〉
・小滝で手をかけた60cmほどの岩が動き、ともに落下した。
→動かなそうな岩でもチェックを怠らない
〈反省〉
・上記の落石を起こしてしまった
・リード登攀時、カラビナを落としてしまった。
→ヌンチャクから外したらすぐラックに掛ける
・数回小さな落石を起こしてしまった
→もっと注意を払うべきだった。
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