巻機山 (清水から往復)
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- GPS
- 05:15
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,426m
- 下り
- 1,411m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:13
天候 | 晴ときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは更新中で、古いトイレしか使えません。 トイレットペーパーなかったです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滑りやすい赤土の登山道。特に標高1,200mあたりは、地獄絵図(笑)。ゲーターあった方が良いかと。 |
その他周辺情報 | 温泉多数。 六日町温泉がお勧め。 |
写真
感想
前日は越後駒が岳を目指しましたが、あえなく1時間ほど歩いて雨が強くなり中止。よりコースタイムの短い巻機も考えて、桜坂駐車場まで来ましたが、小雨が降り続き結局断念しました。駐車場のおじさんの話では、雨にもかかわらずほぼ満車とのこと。みなさん、展望がなくとも上るんですね。
前日温泉巡りにになって、仕切り直しの2日目。朝は曇りでしたが、桜坂に近づくにつれ、晴れてきました。連休最終日とのことで、駐車場のおじさんは前日ほど混まないとのお達しで、ややゆっくり出動。
破線コースでない方の井戸尾根を選択。みなさんどんどん出かけるようなので、気楽な気持ちで取り付きましたが、展望に恵まれない上にスリッピー。そのうえなかなかの斜度で登っていきますので、前半は脚を使わないことが肝要です。5合目でいったん稜線に出てから、再び林の中へ。ここがぬかるみ地獄で、滑りやすい赤土と相まって、超スリッピー。登りはまだしも、下りは速度を上げられないでしょう。
8合目からは低木と笹原。にせ巻機ということは訊いていたので、そこが山頂ではないことは知っていましたが、なかなかたどり着きません。ここまで急登の連続できたので、他のみなさんも疲れがたまっているようでした。
前巻機山に登りきると、展望は一変。なだらかな山容で、2回ほど登り返しもありますが、ゆっくり歩いても1時間はかかりそうにありません。ただ、強まる南風に合わせて、雲が上がり始めたので急がないと山頂で展望ゼロになるかも。
避難小屋までゆっくり下り、あとは登り返し。70mくらいの登り返しですが、みなさん足に来ているのか、のろのろ上がっています。ここまで足を使っていないので、ごぼう抜きで稜線へ。登りきると、あれっもうここが山頂?前巻機山から見た感じでは、さらに右側に高いところがありそっちが山頂だと思っていました。休憩している方に伺うと、ここいら一帯が巻機山なんだ、とのこと。
とりあえず、最も高そうなところまで行ってみました。確かにこちらの方が標高が高いですが、休憩場所としては狭い場所でした。自然保護の観点からも、稜線のあの場所が山頂となっているのもうなずけました。ここで、休憩されていたカップルに訊くと、「さらに向こうまで行かれる人もいますよ」。となだらかな稜線の先にある台形の場所を指さしてくれました。今日は早めに着いたし、ということでそこまで足を延ばしました。
着いた先は牛が岳。越後平野や越後三山の大展望が広がっていました。もちろん巻機山や割引山などの裏側も明瞭に見える場所でした。この巻機山のなだらかな稜線にはいくつもの池塘があり、初秋を迎えた草原は草紅葉の始まり。あまり、詳細に事前検討をしなかった巻機山でしたが、その展望にはまさに感動。前日登らなくてよかったと改めて思いました。
ちょっと滑りやすく、登山口から急登の続く山でしたが、山頂の高層湿原とそこからの眺望を楽しめるので、また登りたい山です。
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