平ヶ岳（プリンスルート）【難関百名山を短縮ルートで！でもキツかった、、、】

2020年09月23日(水) [日帰り]

• GPS: 06:43
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,145m
• 下り: 1,145m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:04
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:43

距離 12.4km 登り 1,146m 下り 1,145m

5:37 中ノ岐林道登山口
7:44 7:54 玉子石
8:38 8:40 平ヶ岳三角点
8:46 平ヶ岳
8:49 8:50 平ヶ岳三角点
9:12 9:36 池ノ岳
10:01 10:02 玉子石
12:19 12:20 中ノ岐林道登山口
12:20 ゴール地点

天候

ガス→晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

◆アクセス、駐車場
▼中ノ岐登山口
・平ヶ岳の最短ルートですが、銀山平の特定の宿に宿泊した者のみ宿の車で送迎してくれます
・そのため競争率が激しくなかなか予約が取れない、あるいは取れたとしても毎日運行しているわけではないので、ある意味鷹ノ巣コースより難しいかも
・銀山平より雨池橋までは酷道352で30分。そこから一般車通行止めの超悪路を約1時間。計1.5hほどかかります
・宿によって異なるかもしれませんが、樹湖里の場合、宿を4時出発→5時半登山口着→12時半登山口出発→14時宿到着となります。その間、宿のご主人は登山口に7時間待機されており、大変頭が下がると同時に、私もこのような仕事に非常に魅力を感じた次第です

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
▼中ノ岐登山口⇄玉子石
・延々と急登が続きます。下りは滑りやすいので、雨後は特に注意
▼玉子石→平ヶ岳山頂→姫ノ池
・山上部は全般的に緩やかなアップダウン

その他周辺情報

♨銀山平温泉 白銀の湯
・銀山平にある温泉。前泊「樹湖里」のため、割引料金で入浴できました
・一部掛け流しのアルカリ泉で気持ちが良かった
・露天風呂からは越後駒ヶ岳・中ノ岳も間近に見ることができます
https://niigata-kankou.or.jp/spot/11614

◆飲食店等
▼道の駅ゆのたに 深雪の里
・関越道・小出ICそばの道の駅
・日本酒、新米等も置いてあります
https://www.miyukinosato.com

◆宿泊施設
▼民宿 樹湖里（前泊）
・銀山平の民宿。平ヶ岳登山（プリンスルート）の拠点となります
http://minsyukukikori.com/?page_id=4

写真

9/22 16:18

前泊は銀山平の「樹湖里」
翌日の4時出発で平ヶ岳短縮ルート（中ノ岐登山口）まで送ってくれます

9/22 17:43

部屋は平ヶ岳を用意してくれました！！

9/22 18:00

夕食
素朴だがどれもとても美味しい
魚沼ブランド「魚沼美雪ます」は絶品
日本酒は地酒「緑川」

9/22 18:12

熊汁も！

9/23 5:36

平ヶ岳号で登山口まで
所要時間1.5h！
ご主人の運転で、登山時間中（5時半から12時半）は待機してくれます

9/23 5:40

熊鐘を打ち鳴らしてスタートです

9/23 5:42

スタート2分で現れる橋
一体これまで何度流されたのでしょうか

9/23 5:43

1人ずつわたるようにとの注意書きが

9/23 5:43

平ヶ岳沢清水
これは下山時のお楽しみ

9/23 5:52

カメバヒキオコシ
今年三頭山で覚えた花

9/23 6:04

適度な感覚で楽しませてくれます

9/23 6:09

銀山平の宿のご主人たちに心から感謝です

9/23 6:15

ブナの根本にひっそりと

9/23 6:17

ツクバネソウの実
私はタコ坊主と呼んでいます

9/23 6:18

五葉松と檜の巨樹

9/23 6:29

その先にも人が入れるほどの巨樹が

9/23 6:42

9/23 6:50

イメージ的に楽なルートとの先入観がありましたが、かなりの急騰が続きます

9/23 6:55

よく整備されていますが、所々危険箇所も

9/23 7:01

ゴゼンタチバナの実

9/23 7:05

振り返ると、樹幹から荒沢岳の雄姿が！

9/23 7:10

ツルリンドウ

9/23 7:12

魚沼は晴れ、みなかみは雨という予報
さて山頂は？

9/23 7:31

中ノ岳・越後駒ヶ岳・荒沢岳

9/23 7:32

中ノ岳

9/23 7:32

昨年は苦しめられた越後駒ヶ岳

9/23 7:32

未踏の荒沢岳
登りたい山ランキングのかなり上位

9/23 7:40

山上湿原に登り詰めるとこの光景

9/23 7:42

前回は7年前
当時の苦労と感動が呼び起こされる

9/23 7:47

中ノ岳と越後駒ヶ岳

9/23 7:49

平ヶ岳のシンボル、たまご石

9/23 7:52

紅葉は来週末くらいが見頃となりそうです

9/23 8:01

今年は春夏が無いようなものでしたので、季節の移り変わりの早さをますます感じます

9/23 8:02

山頂を目指します
絶景木道歩き

9/23 8:03

9/23 8:11

リンドウ

9/23 8:16

水場あり
テント泊は基本禁止されています

9/23 8:22

久々見ましたシラタマノキ

9/23 8:33

ワタスゲ最終形態

9/23 8:40

そして、地味な平ヶ岳の山標

9/23 8:39

9/23 8:43

せっかくなので末端部まで行きましょう

9/23 8:44

踏み跡が続いており残念ですが

9/23 9:15

姫ノ池と平ヶ岳

9/23 9:28

光が当たらずブルーで無いのは残念！

9/23 9:33

隣の池は見事なまでにブルー

9/23 9:30

のんびりと過ごしたいところではありますが、、、意外と時間が厳しい

9/23 9:35

奥に平ヶ岳

9/23 9:38

見事な色合い

9/23 9:38

キンコウカ

9/23 9:40

平ヶ岳を臨む

9/23 9:49

9/23 9:49

草紅葉と平ヶ岳

9/23 9:49

奥は燧ヶ岳

9/23 9:50

草紅葉と平ヶ岳

9/23 9:54

来週は更に素晴らしい色づきになっていることでしょう

9/23 9:54

白が入ると赤・オレンジ・緑が引き立ちます

9/23 9:54

予報以上の好天でした

9/23 9:55

広い山上湿原
ゆっくりと時間をとって回りたいところですが、、、

9/23 9:55

言葉の出ない絶景

9/23 9:57

延びる木道
奥が玉子石

9/23 10:00

たまご石、見納めです

9/23 10:02

さて、名残惜しいですが下りますか

9/23 10:04

9/23 10:05

クリスマスカラーのゴゼンタチバナ

9/23 10:38

マイヅルソウの実

9/23 10:42

箒茸

9/23 10:45

荒沢岳
本当にカッコいい山だ

9/23 11:00

何の実でしょうか？

9/23 11:14

アキノキリンソウ

9/23 11:19

オオカメノキ

9/23 11:24

五葉松の巨樹
本当に立派だ

9/23 11:27

駐車場の平ヶ岳号が見えました

9/23 11:38

見るからに貴重なラン系
名前が分かったら追記します

9／27追記
Landsbergさんに教えて頂きました！アケボノシュスランだそうです

9/23 11:44

ヒカリゴケを観に行きましょう

9/23 11:44

トリカブト

9/23 11:45

ダイモンジソウ

9/23 11:47

ヒカリゴケ
ここまで輝きが強いヒカリゴケは初めてです！

9/23 11:57

平ヶ岳沢清水でコーヒーを淹れましょう

9/23 11:53

9/23 12:02

宿の朝食弁当を今食べます
玉子石で玉子と撮らなかったのは悔やまれます

9/23 12:07

充実した山行の最後の最高の時間

9/23 12:07

9/23 12:21

駐車場に帰着
7時間も待機しておられる宿の主人には頭が下がります

9/23 12:30

平ヶ岳号のマグネットを外してもらい、順番に記念撮影

9/23 13:53

宿に戻ると麦茶を頂きました
素晴らしい宿でした

9/23 13:54

荒沢岳の清水を汲ませてもらいました
平ヶ岳沢清水と味比べ

9/23 14:47

温泉は白銀の湯

9/23 14:47

露天からは中ノ岳・越後駒ヶ岳が

9/23 14:49

内湯
ph8.8のアルカリ性単純温泉

9/23 15:55

「道の駅ゆのたに 深雪の里」にて購入

9/23 19:31

全て「道の駅ゆのたに 深雪の里」にて
新米・笹餅は外せない
日本酒は昨晩飲んだ緑川
新潟かぐら南蛮入りニンニクラー油も楽しみ

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-04K Sony

感想

Kazu405

7年前、鷹ノ巣からのピストンで身も心もズタズタにされた平ヶ岳。
再訪を誓うもなかなかその機会も得られず。
その後、プリンスルートなるコースがあることを知るも、「鷹ノ巣からじゃないと平ヶ岳に登ったことにはならない」などと変なプライド？も手伝い、嫁くんからのプリンスルートのお誘いも強く否定し続けてきました。
今年の春夏の高山は全て棒に振り、体力・脚力共に衰えた現在の状態としては、ズルイコースもまあアリかなと考え、プリンスルートからの平ヶ岳を決行。
ちなみにこのコースですが、銀山平の決められた宿泊施設に泊まらないと登山口まで送ってもらえず、百名山を目指す方々が殺到し、なかなか予約が取れないと聞きます。
今回は運良く「民宿 樹湖里」の予約が取れました。

宿を4時出発で中ノ岐登山口に5時半着。
道中真っ暗で何も見えませんでしたが、かなりの悪路を延々と走り続けておりました。
送迎付きで1泊2食、更に温泉入浴券まで付いて1万円ちょっとというのはかなりお得だと思いました。
ちなみに本日は、樹湖里から我々含め2組4名、伝之助小屋から2組6名の計10名がプリンスルートより入山しました。

名前からして労もなく軽々と山頂に立てるコースかと思いきや、なかなかの急登が延々と続き、ブランクのある我々としては歩きごたえのある登りとなりました。
それだけに、山上湿原に到着した際の感動は筆舌に尽くしがたいものがありました。
都外移動禁止令を真面目に守り続けたことで、山を始めた当初のような忘れていた感動が呼び起こされた気分です。
プリンスルートの半ツアー的な山行も初めてでしたが、10名全員に一体感のようなものが生まれ、そういった点も新鮮で楽しかった。

秋山に突入し、会津駒ヶ岳・平ヶ岳と、大好きな山域の大好きな山に登りましたが、やっぱりいいですね。
これからも感染予防に努めつつ、いろいろな山を楽しみたいと思います。

コメント

ランツベルク

参考です
kazu405さん、こんばんは。

樹湖里の予約が出来てプリンスルートでの秋山登山、さぞかしご満足のことと思います。

余計だったかも知れませんが参考です。
https://matsue-hana.com/hana/akebonosyusuran.html

Landsberg

Kazu405

Re: 参考です
Landsbergさん、おはようございます。

アケボノシュスランですか！
どういうアプローチで調べたらいいか分からず迷っていたので助かりました。
以前高尾山で見たことのある「ベニシュスラン」とは大きさも形も異なりますね。
どちらかというと「ミヤマウズラ」に近いような、、、
花の名前は難しいですね。
ありがとうございました！！