雲上の剱岳 早月尾根ピストン
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,834m
- 下り
- 2,834m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れのちガス |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼ整備されていたが、稜線に出てから岩稜トラバースはやはり要注意。特に登山者が多いルートのため、危険箇所はお互い譲り合い、声かけしながら通過が必要でした。 |
その他周辺情報 | 馬場荘はコロナで入場制限です。 |
写真
装備
MYアイテム |
neoyoshi
重量:0.35kg
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感想
自分の登山記録を見ると2016年から剣岳にのぼる計画を立てていた。2018年には大日岳にトライするも終日霧で剣岳の姿を見ることは出来なかった。今年はコロナで山登りもだいぶ自粛して来たが、先々週仕事で富山に来た時に朝日に光る剣岳を見たときにいても立っていられなくなり、天気さえ良ければ無条件に登ろうと心に決めていた。週間天気は晴れだったのに登り始めたら弱雨、2時間ほどしたら本降り、心が折れた。こんな時同じ境遇の登山者が多い山は楽しい、皆口々に天気をたたりつつも励ましあっていた。早月小屋以降は晴天で、南アルプスとは違う壮大な岩稜が広がっていた。ただ頂上には辟易、静かに風音を聞きながらコーヒーを飲む場所ではなかった。南アルプスとは登山のよくも悪くも質がだいぶ違う。
今回の失敗は荷物多すぎた事。最近トレランばかりだからガッツり登山スタイルと思って装備を過剰に持ちすぎた。飲料水系6リットル、防寒着、食料5食、ガスこんろ(ってどこ行くねん?) と言う量だった。約13キロ。登山部の時の半分か、でも年齢倍以上でだいぶキツくなってしまった。でも達成感はこの方があってよかったかも、と後から感じている。今回はいろいろな方とお話させていただきとても励みになった事は確か。(金沢からこられた方、剱岳や地元白山のお話、関西の大峰、六甲山のお話など話題が尽きず、おかげさまで山頂から小屋まであっという間に下ってこれてありがとうございました。) 早月尾根ルート登山者は、何かに書いてあったが猛者が多かった。これまであまり登りで抜かれることは無かったが、今回はそこそこ抜かれてしまった。トレランもベテランもカップルも其々、それなりの経験者の方々がいろいろな楽しみ方ができる山なんだなと実感した。