秩父七峰のうち3つ!剣ヶ峰〜堂平山〜笠山
- GPS
- 04:37
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 750m
- 下り
- 878m
コースタイム
(トイレ&準備運動)
7:50白石車庫BS-白石峠9:02(1:12)/[予定]10:12/[差]+1:10
9:02白石峠-堂平山9:44(0:42)/[予定]10:56/[差]+1:12
(バナナ休憩)
10:04堂平山-七重峠10:27(0:23)/[予定]11:32/[差]+1:05
10:27七重峠-笠山11:00(0:33)/[予定]12:08/[差]+1:08
(バナナ休憩&お茶)
11:10笠山-萩平分岐12:00(0:50)/[予定]14:05/[差]+2:05
12:00萩平分岐-皆谷BS12:31(0:31)/[予定]14:41/[差]+2:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小川町駅7:00着、7:09発の白石車庫行きバス 【帰り】 皆谷13:08を待つには時間があったので、バス停2つ歩いて橋場BSで13:10小川町駅行 【参考】 皆谷〜小川町駅行きの帰りのバス時刻 13:08/13:44/14:44/15:23/16:39/17:55/19:31 白石車庫BSから小川町駅方面のバス時刻 12:00/13:00/13:36/14:36/15:15/16:31/19:23 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【白石車庫BS〜白石峠】 うとうとしながらバスに揺られていたので、到着した時にバスがUターンしていることに気づかなかった。 バスの進行方向左手にトイレがあり、そちらが登山道方面だと勘違い。いきなり正反対に歩き出してしまった。 正しい道はバスの後方、秩父七峰ハイキングのCP看板(白い手書き看板)が目印になる。 右手に沢の音を聞きながら舗装道を南へ進む。 歩き始めてすぐに左側に「笠山入口」と刻まれた石があり、笠山に直登する場合の道がある。 舗装道を道なりに歩き、キャンプ場を過ぎてしばらく行くとまた左に分岐があり、笠山峠(七重峠)方面に向かう道がある。 秩父七峰ハイキングCP看板では“笠山峠を経て堂平山”と書かれているので、堂平山を目指していると勘違いする可能性もあるが、白石峠を経由する場合は“白石峠を経て大霧山”と書いてある方向(直進)が正解である。 その先は砂利道で車での進入禁止。 路面を水が流れている箇所があり、凍結してトゥルトゥルな箇所もあったが、アイゼンが必要なほどの状況ではない。 橋を渡って沢を越えると本格的な登山道となり、「関東ふれあいの道」の標識が出現する。 霜柱が非常に発達していて、深いところでは5cmくらいめり込んだりもするので足を取られないよう注意する。 白石峠には休憩所があり、屋根付きのベンチで休むことができる。 【白石峠〜堂平山】 白石峠から堂平山までは舗装道が通じているが、舗装道と平行して左側に山道がある。 山道は小さな丘を越えては舗装道に降り、また山道に入って丘を越えては舗装道に出るという繰り返しで堂平山まで続く。 途中、無線中継施設が建っているピークが剣ヶ峰で、山頂は9割方施設で埋まっていてスペースはないが、ひっそりと“剣峰大神”の石碑が立っている。 中継施設の前を左に折れると堂平山方面へ向かう下り階段がある。なお、階段は半ばで崩壊して障害物と化している。 登り坂の向こうに青銅色のドーム(天文台)が見えてきたら堂平山に到着である。 【堂平山〜七重峠】 天文台の前から左に向かうとパラグライダーの発着場があり、その先に笠山方面へ向かう登山道がある。 最初の下りは乾いたザラザラの斜面で非常に滑りやすい。舐めてかかって一回転倒した。 その先は林の中の緩やかな下り坂になる。やたらにテープの目印があったりするが、特に迷うような箇所はない。 途中で分岐しているものの、右が旧道、左が新道ですぐに合流している。 【七重峠〜笠山】 峠で林道を横断し、向かい側にあるガードレールの隙間から下に降りる。 降りるとすぐに左方向に分岐があり、この道は白石車庫BSに下る道となっている。笠山は直進する。 直進するとまもなく林道とぶつかり、林道を横切った先の階段からまた山道に入る。 その先が意外に急登となっている。 急登を越えて右に折れ、しばらく登ると笠山の西峰に到着する。西峰からは北側に少し展望がある。 西峰からちょっとした岩場を下って登り返すと東峰で、笠山神社がある。 【笠山〜萩平分岐】 笠山の東峰に戻り、少し引き返すと右方向に荻平方面への分岐がある。 特に危険な箇所はなかったと思うが、土の道では霜柱が大きく育っていて足元が沈み込む箇所がある。 何度か林道を横切りつつ下っていく。 途中、林道を横切った先のガードレールの切れ目にある道標が壊れていて行き先が不明な箇所があるが、人家のある場所に出るまでは山道を進めばよい。 人家のある場所に出ると、付近に小さな公園があり、トイレがある。 その先もところどころで山道をショートカットしながら国道11号まで下る。11号に出たら北上するとバス亭がある。 |
ファイル |
計画に使用したExcelです。バージョンアップして実績タイム計算も出来るようにしました
(更新時刻:2013/01/15 04:54) |
写真
感想
白石車庫バス停に着き、寝ぼけ眼で下車。
同じバスで到着したおっさんが、バスの進行方向と同じ方角へ、橋を渡ってスタスタと歩いていった。
そちらにはトイレらしき建物があったので、出発前のトイレを済ませ、準備運動していざスタート!
先に行ったおっさんを追い、トコトコと歩きだして約三分後。
なんと前からおっさんが戻ってくるではないか。
「ベテランだからね、きっともう山頂まで行って戻ってきたんだよ」
とMococoが言う。
なるほど、ベテランとはそんなものか。さすがだ。三分登山とは恐れ入ったぜ。
感心して歩き続けたが、よく考えるとおかしい気もする
白石峠までは沢を左手に見て進む。位置関係は正しいのだが、なんか違和感が……。
「もしかしてバスはUターンしてから停車したんじゃないか?」
なんだか夢うつつにそんな気配がした気がするのでMococoに聞いてみたが、
「そんなわけないよ。だってバスはガーっと来てこっち向きに停まってるじゃん」
と言う。
そうか、それもそうだ。こっち向きに停まってるんだから、Uターンしてるはずはないな。俺としたことがどうかしていたぜ。
感心して先に進もうと思ったのだが、“こっち向きに停まってる”ことと“Uターンしてない”こととの相関が何故か理解できない。
そう言えばバスから降りた時に茶屋“やまびこ”の看板を見た。その矢印がバスの後方を向いていたような気がしてならない。
茶屋“やまびこ”はバス停から登山道の方角にある。つまり“やまびこ”の方角が登山道の方角でもあるのだ。
それに沢の水の流れる向き。今歩いている方向と同じほうに流れてない?
つまり今歩いている方角は川の下流。登山って上流目指すのが普通じゃなかったっけ。
戻ってきたおっさんも気になる。Mococoは3分で登ってきたのだと言うが、それほどの超人には見えなかった。単に道を間違えたのに気づいて引き返してきたんじゃね?
考えるほどに方角間違いが決定的なので、バス停まで戻ることにした。
思った通り進行方向は真逆で、“秩父七峰ハイキング”の道標がちゃんと登山道の方角を示していた。
ああ、おっさんがいなければもっと先まで行ってたかもしれない。
ありがとう、名も知れぬおっさん。
もしかしたらあのおっさんは我々を導く山の神の権化だったのかもしれない。
おっさんに心の中で感謝しつつ、白石峠を目指して歩きだして約五分後。
なんと前からおっさんが戻ってくるではないか!
またかよ、おっさん!
これはもう問いただすしかないと覚悟を決めて、おっさんに声をかけると、
「笠山に行きたいんですが……」
と言う。
それなら多分バス停からすぐのところにある“笠山入口”と書いてある石のとこが入り口じゃないかと見当がついた。
「では……」
と挨拶して別れ際、
「あなたたちはそっちでいいんですかっ?!」
みたいなことを言われたので一瞬ギクッとはしたが、
「我々は白石峠を目指すので!」
しっかりわかってる振りして別れたよ。
「かわいいお爺さんだったねぇ〜」
とMococoが言うので、
「爺さん?おっさんだろ?」
と言うと、
「いいや、爺さんだ」
と主張する。
一体何をもっておっさんと爺さんとを区別すべきか、年齢で決めるべきなのか、そもそもさっきのおっさんが何歳なのか、いろいろと議論は尽きない。
そしてそんな不毛な議論を経て、なんとなく白石峠に到着してしまった。
なんか早いな!
この時点で計画よりも1時間以上早い。
今回の計画を立てるにあたっては、昭文社の山と高原地図2012版を参考にしている。
が、東武鉄道のWebサイトにあるハイキングマップでもこのコースの参考タイムが記述されており、東武鉄道のほうは昭文社と比べると半分程度のタイムになっている箇所が多かった。
あまりに参考タイムに隔たりがあるので、最悪のケースを想定し、遅いほうのタイムを採用したのだが、どうやら東武鉄道のほうが正しかったようだ。
そんなわけで剣ヶ峰も堂平山もサクッと登れてしまった。
まあもともとどちらの山も開発されてしまって車で登れる状態なのではあるが。
堂平山で展望を楽しみ、山バナナを楽しみ、パラグライダー発着場からの景色を楽しんでいると、行く手の笠山のほうから登山者が一人歩いてきた。
本日初めてすれ違うハイカーである。
「あ、先ほどの……!」
なんと麓で会ったおっさんではないか。
いや、麓のときは帽子かぶっててわかんなかったけど……。
丸々した頭の好々爺ではないかっ!
おっさんか、それとも爺さんかの議論はこうして決着した。
笠山については、思ったよりも急な登りが待ち受けていた。
とは言ってもほんの一登りだけなので難しいことはない。
なにしろ計画よりも早く登れちゃったもんだから、
「お昼には早いねぇ」
という話になった。
本当はカレーうどんを作る予定だったそうだが、もう下山して美味しいものでも食べちゃいましょうかと、皆谷のバス停を目指す。
ざざーっと下ってみると、皆谷のバス停では待ち時間がだいぶあったので、2区間ほど歩いてちょっこしバス代を節約。
“東秩父のおいしい水”などを自動販売機で買いつつバスを待つ。
小川町のゆるキャラ・和紙娘?なかなか妖怪っぽくて怖い。百鬼夜行図に普通に載ってそうだ。
昼食は小川町駅前にある一力という飯屋へ。
がっつり食いたくてカツ丼を頼んだが、これが美味かった。
なにしろ松本さんの作った米を使っている。松本さんの米には間違いがない!
カツも肉厚で薫り高く、食べ終わるのがもったいない思いで平らげた。
さらに、小川町の地酒、帝松は甘口で飲みやすい。なかなかいける。
味覚については『下山後補正』がかかっているので“最高!”の評価は大げさかもしれない。
しかしながら美味しいことは間違いないので、小川町にお越しの際はお勧めしたい。
日本百低山(小林 泰彦:著)の笠山を歩いてきました。
堂平山は色々開発されていて山という感じはしなかったですが山頂の展望はなかなか。
お昼にたどり着いたらごはんポイントで、夜はこーそり車で行って星空や夜景みるといいかもですね。
笠山の愛称は乳房山(乳首山)ということで、一部後ろにひっくり返りそうな急斜が…。
山頂は少し寂しい感じがなかなか趣があっていいなぁ。
人でごったがえす山頂よりこういう静かなな山が好きかもしれない。
外秩父七峰縦走ハイキングコース(42.195km)も、もっと足腰鍛えて歩いてみたい。
最寄り駅の小川町駅から徒歩8分の所にある花和楽の湯はアフターにいいですよぉ(*・ω・)ノ
Mizさん もここさん 初めまして
西チームのko-yaです。
いつもレコを楽しませていただいております。
日本百低山ってあるんですね
初めて知りました。
写真を見る限り寒そうですが、雪は全くないんですね。
三連休、絶対山に行くと思いレコ待ってましたっ
今回は秩父を攻めに?それとも乳部を責めに?
どちらが目的で?
それにしてもいつもお二人は仲良く楽しそうで
何よりです
また次回もMococoさんのお茶目なポーズを
楽しみにしています
初めまして〜
全国の1500m以下の低山を紹介している「日本百低山」という本があるのです。
高山や雪山に登るスキルも体力もないのでこの日本百低山を参考に楽しんでいます。
スタートの気温は-2℃だったけれどこの日はお天気も良くぽかぽか陽気でした。
今年は雪が降るのが遅いらしいなんて話をしていたら今日降りました(^^;
秩父…乳部…
ハっ!
気づかなかったそういう使い方も…
山へ行く前にJOJO立ちの練習をしてちゃんとポーズとれるように頑張ります!
初めまして〜、よろしくお願いいたします〜。
百低山、若干情報が古くなってはきてますが、面白いですよ〜。
最近の我々の山行はたいてい百低山からチョイスです。
でもあといくつか登ると近場の百低山が枯渇してしまうですよ……
乳部に決まってるじゃないですか、何を言ってるんですか一体!
じゃない、秩父に決まってるじゃないですか!でした。
仲が良いのは帰ってきてからで、登ってる最中は結構言い争いが絶えないような……。
今回も「おっさんか爺さんか」論争がありましたしのぅ……。
mizcreidさん、Mococoさん、おはようございます〜
ご夫婦レコなのに、チ〜ク〜○〜!! なんてようやりますなあ〜
おっと、恥ずかしがる年齢を過ぎてしまったのかなあ?
この調子で今後もよろしく〜
大きく深呼吸しているだけなんだけれど
うちのおっさんにはそういう声が聞こえたようで
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