日帰りロープウェイパック・サービス＆スリルてんこ盛り（反省付き）

2013年01月12日(土) [日帰り]

• GPS: 06:47
• 距離: 14.1km
• 登り: 2,306m
• 下り: 501m

コースタイム

08:12菅の台 始発-09:00しらび平 始発
16:00千畳敷 最終

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンター

写真

飯田のあたりで白い南アルプスが見えてきました。

日の出です。なぜか真面目に運転のサイモン。

左手に中央アルプス。

1/12 8:10

パック（￥3800）スタート！

朝一番のロープウェイ、人は少なめ。

1/12 9:40

0940 いざっ！冬山！

1/12 15:26

中央の岩の左側・左側・右側と直登して稜線へ！

1/12 9:57

斜度60度！新雪　時々　アイバーン「行きは、ヨイヨイ」

1/12 15:36

根元まで入るピッケル！

1/12 9:58

ルートファインディングとラッセルと斜度！股の間からロープウェイ駅が見える！

岩にもたれて、しばしの休憩

1/12 10:02

なんとか登ってはきましたが・・・。稜線は、遠い！

1/12 10:31

やっと稜線！

富士山も南アルプスも一望です。

1/12 10:36

指先に、目指す「三ノ沢岳」

三の沢まで一っ飛び。

御岳までも一っ飛び。

稜線を歩いて行きます。

結構回り込みます。

1/12 10:55

きれいな「三ノ沢岳」

あー行って、こー行って。ルートを決めてます。

トラバース。

風が強いんだけど真ん中歩くしかないんです。

御岳山が綺麗です。

1/12 11:19

ナイフリッジをいくつか越えて・・。

1/12 11:20

＊ん＊ま、縮みあがっています

慎重に。

風が強い割に稜線の積雪が多い。

雲が出てきましたね。

こちら側からの宝剣は初めてです

なんで！深い雪なの？

もう時間が無ーい。

1/12 11:49

タイムオーバー！

1/12 11:49

近くて遠い「三ノ沢岳」

1/12 11:58

マイナス15度！みるみる凍る！

あと少しなんだけどね。

1/12 12:16

新雪の帰り道

1/12 12:17

宝剣岳（中央）

極楽平は強風です。

今回はお預けです。

地吹雪に近いです。

さあ、今から壁を降ります。

1/12 13:32

またねっ！「三ノ沢岳」猛烈な風雪！

1/12 12:34

行きはヨイヨイ！帰りは（超ォー怖い）この直後エライ事が・・・。

1/12 9:51

この斜面で、サイモンが・・・・滑落！エェーッ！！！

その後で別の男女のパーティで男性が滑ってました。

しっかりと三点支持で降ります。正確には「二点支持」　けっこう危険です

1/12 13:58

最後まで気が抜けません！

ほんとうに「やっと降りてきた」ってな感じ・・・。

昼食は14:30まで。ぎりぎりセーフでノンアルコールでカンパーイ。

ノンアルコールでも酔ってしまいそう。ホッと一息。

1/12 14:41

パックは、コーヒー付き「ソースカツ丼風ランチ」

1/12 15:50

肝に命ず！！！サイモン

撮影機器：

DSC-T9 SONY

感想

miki3sk

2日前には崩れかけてた天気予報が前日には晴れに変わり、等高線も緩やかです。

千畳敷駅の気温はマイナス9度を指していました。補導員の腕章の方々に装備を点検して貰い出発です。ピッケルとアイゼンは必須の装備で、無い場合は登山不可です。

極楽平までの斜面がいきなりの急登です。所々がアイスバーンでアイゼンもピッケルもしっかり入りません。アイゼンは前歯だけ、ピッケルも先端が入るだけで滑ったらどうしようと恐怖との戦いでした。後から聞いたら60度くらいの角度だそうですが、自分的には90度に近いのでは？と思うくらいでした。帰りにこれを降りるのは絶対に無理？

やっとの事で極楽平まで出ると風との戦いです。マスクで防ごうとしたら、サングラスが曇ってしまいます。サングラスを取ると雪が目に入ってきます。ネックウォーマーで鼻を隠してもほお骨のあたりに風が当たり痛いです。ゴーグルが欲しかったです。

極楽平からは稜線づたいに行くのですが、思いのほか積雪が厚くてラッセルに時間と体力を消耗しました。ナイフリッジの恐怖も味わいながら時間切れです。

引き返して極楽平まで帰ると朝より強風です。絶対に無理と思ってた急斜面を迂回しようとルートを探してはみましたがありません。来た道を帰るのみです。

すると、サイモンの滑落です。本人は2,3メートルとか言ってましたが、10メートルは落ちていたと思います。ゾー！。近くに居た別のペアの一人が同じくらい滑落。ますますゾー！。ピッケルを思い切り刺して慎重に降りてきました。

いつもと違う筋肉を使ったのか？内股の筋肉が攣りました。割引クーポンのこぶしの湯で疲れと冷や汗を流して帰宅しました。

冬の山はとても厳しいことを勉強しました。もう一度計画して挑戦したいと思います。

サイモン

危うく「キタカマの二の舞」に・・・。（自分だけは大丈夫だ！）と・・・。斜度60度　深雪の「滑落」は、ピッケルでは（止められない！）3メートルほど落下して、あらためてシャフトを根元まで突き刺して、やっと停止した。

コメント

satokun

お疲れさまでした!(^^)!
サイモンさん　リチャードさん
感想とかどないなってるんですか？
無事下山されたことは判りました

kentaiki

木曽駒なんですね
お疲れ様でした。
とにかく無事ご帰還でよかったです。
60度の斜面って垂直に見えそうですね・・

uedayasuji

あっ！あのときの・・
miki3sk, Simon2039 さん、こんちわ！！

　登っていた男女です（笑）

　嫁がはじめての雪山、ピッケル、ハーネスでした（＾＾；

　途中、アイスバーンで蹴りこんだらアイゼン外れて滑落（ほぇ）

　見られておられたんですね（＃・・＃；

　ちょうど、降りられてきて、黄色のヤッケの方が5ｍほど落ちて止まったのを目撃で慎重になってたんですがね。右、右って合図いただいて回り込んでいた矢先でした。

　世間は狭いですね（＾＾）

　今度遇ったら、山、教えてくださいｍ（。。）ｍ

サイモン

黄色いヤッケのサイモンです
我ら「おしゃべりペリカン隊」です 　いつも「楽・らく・笑」の山旅を志向しているのですが・・・。今回は（ラッセルがきつく「らく」でなく） （滑落のオマケまでついて「笑」うどころのさわぎでなく） （終わりよければ、すべて「楽」しかった） のですが・・・。ラストの写真のごとく「反省しきり」です。