乗鞍岳
- GPS
- 04:41
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 570m
- 下り
- 577m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 4:33
天候 | 晴れ後曇り 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
・6:10の始発のバスが先日までの雨量規制のため運休したため、乗り合いタクシーを利用。この日は県境まで。帰りは畳平よりバスを利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所などなし。 |
写真
感想
乗鞍高原観光センターの駐車場の駐車場には4:38に到着。道中は小雨が間断なく降っていて、乗鞍方面も雨かと気を揉んだが、駐車場からは星空が見えて安堵。ここまで自宅から休憩なしで夜通し走ってきたのでさすがにくたびれた。始発のバスまでまだ十分時間があったので、車中で短時間仮眠後、食事と準備をする。5:30には全てを終えてチケット売り場へ向かうが、6:10のバスは昨日までの雨が規制を超えたとのことで運休。8時以降のバスも今の時点ではどうなるか分からないとのこと。一旦クルマに戻りZさんと善後策を練り、8時のバスに期待しつつしばらく待つことに。6時を過ぎた頃にタクシーが到着。Zさんがすかさず運転手と話をしたところ、畳平の手前の県境まで入れるとのこと。バスで行くよりはお金はかかるが、時間を買うと思えば安いもの。2名パーティx2の4名で1台のタクシーに乗り駐車場を出発。天気は思った以上に良くて、車中から外を見ていても青空だった。雲海も見え、位ヶ原山荘あたりからは紅葉も色付いて見えた。7:20頃に県境のゲートに到着。バスで到着するよりは遅れたが、致命的ではない。タクシーを降りて準備をし、7:23に行動開始。まずは何よりも剣ヶ峰を目指す。
乗鞍岳は5月のスキーの時期と、7月の花の時期に来たことはあったが、9月後半の紅葉の時期は初めて。期待してきたが、畳平より上は、紅葉していると言うよりは枯れているようで、もう時期が過ぎたのか、それとも今年は色付かずに散ってしまうように見えた。天気は予想以上に良くて、快晴に近いくらい。バスを待っていたらこの好天を逃がしていたかもしれないと思うと、Zさんの行動はファインプレーだった。肩の小屋を経由して先に進むも、前後左右に人の姿なく、過去に訪問した乗鞍岳は、バスで容易に訪れることが可能な3000メートル峰でもあるためか、とにかく人が多かったのだが、今日はその正反対と言えた。かと言って天気が悪い訳ではなく、ほぼ貸し切りの登山道を進むことになった。しかし8時を回ると稜線にも雲がつき始め、周囲の見通しが少し悪化する。8:23に無事剣ヶ峰に到着するも、槍穂高など北アルプスの主峰は既に一部雲に隠れていて、御嶽山も半分雲に覆われている状態だった。もう30分早ければ雲が沸いていなかったかもしれないが、こればかりは致し方ない。ここまでほとんど休憩せずに1時間ほど歩いてきたので、山頂付近で座って休みつつ、雲が退くのを待つことに。標高3000メートルを超える山頂だったが、風は全くなくて、長袖シャツ一枚でいても全く寒さを感じなかった。風が弱いと言うことは、雲が飛ばされにくいので、パンをかじりお茶を飲みつつ遠くのアルプスを見ていたが、結局すっきりと雲が取れることはなかった。無風状態で暖かいとはいえ、長時間待って体を冷やしたくはなく、適当なところで切り上げて元来た道を戻ることに。続々とタクシーで登ってきたと思われる登山者はいたが、今日の剣ヶ峰付近は人も少なく、来た甲斐があった。
帰りは来た道を戻るが、全く同じではつまらないので、行きには寄ってこなかったピークに寄ることに。始めは富士見岳。名前のとおり富士山が見えるはずだが、10:10に到着するも既に雲が沸いていて、富士山どころではなかった。次は大黒岳。ここもガスが濃くて何も見えず。ただピークを踏んだだけだった。7月にこの大黒岳に来たときは、コマクサが咲いていたが、9月後半の今日はそれも期待できず、実際に咲いていなかった。大黒岳はピークの往復にすれば良かったのだが、何故か縦走というか、北の方に稜線を歩いて車道に出た。岐阜県側の道路は通行止めになっているので、自転車もクルマも全く見られず、ただガスがあるのみだった。そのガスが時折晴れることはあったが、完全に取れることはなかった。11時過ぎに畳平のバス停に戻り帰りのバス時刻を確認する。13:05までしばらく間が開くので、近くの魔王岳のピークへ。ここはこれまで訪問したことがなかった。のんびりペースで上がって11:35に到着。やはりガスで見通しは効かなかった。分かっていたが残念。魔王岳に上がってもまだ時間があるので、バス停から少し下がったところにある遊歩道のようなところを目指したが、落石のため通行止めになっていて、余計に石段を往復しただけだった。さすがにこれ以上行くところが思いつかず、11:55に行動終了。13:05のバス発まで時間はあったが、待つことに。この時間の気温は9℃と表示が出ていて、歩いている間は寒さをほとんど感じなかったが、止まるとさすがに寒く、持ってきたウェアを着込む。しかも今日は3000メートル峰訪問なのに防寒着の持参を忘れていて、少し寒い思いをする。風がなく、寒さの厳しい日でなくて良かった。バスは定刻に出、観光センターの駐車場には少し遅れて到着。朝はガラガラだったが、午後には多くの場所は埋まっていた。
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