御正体山ー石割山ー大平山ー小倉山縦走
- GPS
- 09:10
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 1,789m
- 下り
- 1,667m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
三ヶ木〜月夜野(神奈中バス) 月夜野〜唐沢(富士急山梨バス) 帰り:富士急行富士山駅 |
感想
冬の富士山を近くで見たいと、石割山に行くことにした。久しぶりに御正体山にも登ろうと、北側から登り、南下することに。
御正体山の登り口の道坂隧道入口までは、バスが通っているものの、冬季は運行していないようだ。仕方がないので、唐沢から歩くことにする。道坂トンネルまでは5kmほど。
トンネルの入口の手前に細い林道がある。そこを入って行き止まりの所に「←御正体山」の道標があった。薄い踏み跡を追って、涸れた沢の急登をひと登りすると稜線に出た。ここからは、とても歩きやすい道になる。道志のトレイルランのコースになっているためかもしれない。
左手に丹沢の山を眺めながら登って行くと、岩下ノ丸に着いた。眺めはない。
御正体山まで、地形図でアップダウンを確認して進む。御正橋からのルートと合流すると、ちらほらと登山者の姿が見え始めた。御正体の手前の急登は、雪が残っていて、凍結箇所が少しある。アイゼンは出さず、慎重に登った。
なかなか良いペースで山頂に到着。今日は快晴で、風は穏やか、寒すぎず、登山日和だ。前回来たときは、今にも雨が降りそうな天気だったせいか、地味な印象を受けていた山頂も、今日は明るい雰囲気で良い。
少し休憩後、石割山に向かう。この道も歩きやすい。落ち葉を踏んで、細かいアップダウンを繰り返して、進んで行く。
石割山に着くと、目の前に、巨大な富士が聳えている。雲一つなく、澄んだ空気で、くっきりと見える。雪と影のコントラストが美しい。手前に山中湖があるのが、また良い。
多くの外国人で賑わう山頂を後にして、大平山に向かう。この道は、進行方向に富士があるので、ずっと富士を眺めながら歩くことが出来る。
途中の平尾山も景色が良い。ここも団体さんで賑わっていた。平尾山からの下りの長い階段を下りながら見る富士は、格別。
大平山では、富士は更に近い。登っている人がいたら、肉眼でも確認できそうだ。いつのまにか、山頂の上に、お鉢巡りと同じサイズのリング状の雲が現れて、面白い。
花の都公園に降りて、この先どうするか考える。大分、計画よりも早くここまでこれたことだし、小倉山を目指すことにした。地形図に書かれている東海自然歩道の道が見つけられず、車道を大回りして進んだ。車道には、幅2mほどの立派な歩道が付いている。
なるべくショートカットしようとしたせいで、道間違いを連発して、自衛隊の駐屯地に阻まれたりしながら、フラフラになって、忍野入口まで来た。この時点で16時。日は沈みかけているが、小倉山はすぐ目の前にあり、標高差数10mの山なので登っておきたい。
しかし小倉山の登り口が良く分からない。地形から推測して、南側の尾根に道がありそうだと、南に回り込んでみると、遊歩道のような太い道を発見した。尾根に沿って、薄暗いなかを登って行くと、すぐに山頂だ。ハイキングコースと書かれている。
都合の良いことに、東に向かう方向に「←山の神」とかかれた道標があり、踏み跡が続く。尾根に従って、北に曲がると、そのまま車道に降りることができた。
もう暗くなってしまったが、更に欲張って、地形図に書かれた大塚山に寄ってみることにする。とはいっても、これは山とは言えない。道路から鳥居をくぐって、3mほど上がった丘が山頂のようだ。小さな祠がある。
今日は距離が長く、疲労が激しいけれど、予定していた全山を登ることが出来て、充実した山登りだった。
暗い道を駅に向かって歩いていると、神社の中の一角が煌々と明るく、何やら屋台が見える。フラフラと吸い込まれて、思わず富士宮やきそばを買ってしまった。とてもうまい。
富士山駅は、私の知っている富士吉田駅から大分変わっていた。
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はじめまして、chinyamaと申します。
まだレコデビューもしていない初心者でございます。いつも大変興味深く読ませていただいております。
今回橋本からのバスは6:20発の三ヶ木行きだったのでしょうか?
私は焼山登山口下車で丹沢を歩きました。
実は甚だ勝手ではございますが、師と仰いでいる方と同じバスに乗ったとしたら、大変に光栄であると思いまして、勇気を出してコメントさせて頂きました。
いつか師匠のような登山家になりたいと思い、毎週山行を続けている中年オヤジでございます。
コメント、ありがとうございます!!
私も橋本6:20発のバスに乗りましたので、同じバスだったようです。結構、混んでましたね。
私は全身黒っぽい格好で、三ヶ木〜焼山登山口まで、乗車口付近で立ってました。立っていたのは、私ともう一人だけだったと思いますから、覚えていますでしょうか?
焼山登山口からというと、まさか蛭ヶ岳を越えたのでしょうか。
私の冴えないレコを読んでくれている人がいるというだけで恐縮ですが、師と呼ばれるような立派な山行はしていないので、お恥ずかしい限りです。私も、少しずつでも技術を上げていきたいと思ってます。
chinyamaさんは、毎週のように山に行かれているようですから、頻度からすると私より多いですね。私は、今年も月に3回ペースくらいで行ければと思ってます。
今度は、山の上でお会いできるといいですね。
わたしは、蛭ヶ岳山荘泊〜鍋割山〜大倉でございました。 丹沢デビュー&山小屋泊デビューの充実した山行でした。
山行の感動よりバスがご一緒だったことの方が今感動しております。
少しおかしく思われるかもしれませんが、正直な気持ちです。
初めての丹沢を前に緊張していて、乗車口付近に立たれていたjohndoe師匠に気がつかなかった自分が情けない。
いつかお会いできることを楽しみにしたいのですが、師匠のコースはまず計画できません。
今回のようなバス、または、電車でお会いできること楽しみにしております。
焼山登山口で降りた、小屋泊っぽい装備の人の一人がchinyamaさんだったようですね。私もうろ覚えで、chinyamaさんらしき人の姿が思い出せません。
しかし、初めての丹沢で、いきなりの主脈縦走、しかも鍋割までとは、なかなかの充実ぶりですね。
私も久しぶりに丹沢の山、歩きたくなってきました。
私に会えて嬉しいと言ってくれるのは、chinyamaさんくらいなものです。
今週末は、また奥多摩(一般ルートです)に行く予定です。雪がどうなってるか楽しみです。
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