冬の茶臼岳


- GPS
- 05:03
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 624m
- 下り
- 661m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路=大丸温泉から無料バスで那須塩原駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
大丸温泉の旅館・ニューおおたかを出発直後からアイゼンを装備しました。峠の茶屋まではさして危険なところはありません。登山口から山頂までも雪と凍結の道ですが、慎重に歩行すれば問題はありません。が、那須岳はとにかく強風、突風が吹くかどうかに成否がかかっています。我々は幸運にも晴天とそよ風に恵まれました。 |
写真
感想
冬の茶臼岳に登ってきました。風に左右される難しい山だけに、登れるかどうか半信半疑でした。が、快晴かつほぼ無風の天候に、リーダーの本澤ガイドが「雪上訓練は明日にして、今日登りましょう」と決断。それが功を奏しました。
旅館脇からアイゼンにピッケルを持ち出発。念のためにハーネスもつけました。路面は雪+凍結ですが、アイゼンがよく効きました。登山道から先も岩が露出しているところは随所にありますが、慎重に進めば問題はありませんでした。
茶臼岳は、初めて登山として登った山。初心者時代の懐かしい思い出がよみがえりました。また、家族や親しい友人とともに登った山でもあります。冬の茶臼岳は難しいと聞いていたので、冬に登るのが一つの目標でした。それが達成できて、感激もひとしお。
山頂からの風景の美しさに絶句しました。どこまでも果てなく続く空、雪を頂いた山々。視界360度、どこを見ても青と白の世界。その神々しさは目に焼き付いて、頭の中を今も駆け巡ります。山頂は-5度でしたが、風もなく、温かいほど。凛とした空気が気持ちよかった。ああ、また登りたい。
下山時、峰の茶屋避難小屋周辺は強風が吹いていました。ちょっと油断すると持っていかれそうでした。やはり「風の通り道」だけあります。
今回の山行は、太田昭彦ガイドが主宰する「歩きにすと倶楽部」の山行に加わりました。参加者は9人。男性は私一人。皆さん、アイゼンの着脱も手慣れたもので、良く歩かれていることがわかりました。また、しっかりした人ばかりなので安心感もありました。
新幹線の那須塩原駅から那須岳が良く見えました。白く輝く山々の頂を踏んでいたのかと思うと、達成感と喜びが湧き上がってきました。山はいいなぁ。素直にそう思えました。
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