5回目 九重中岳 御池
- GPS
- 05:59
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 679m
- 下り
- 672m
コースタイム
天候 | 曇 のち雪 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼンの使用なし 状況によって「使った方がいいかな。」と思う場所はあったが、他の登山者は約6〜7割はアイゼン不使用だったような感じ。 最後に雪が降り始めコンクリートの下り坂が少しスリップした。 |
写真
感想
毎年、年末に1回、年始に1回、そしてこの3連休に1回の計3回山に行くことをノルマにしていたのに、今年はこの13日の1回だけやっと実現できました。
天気予報は12日晴、13日曇のち雨、14日雨のち曇なので、ぜひ12日に行きたかったのですが、12日は絶対ダメで、状況によっては13,14日のどちらもアウトでヒヤヒヤでしたが、直前に師匠から着信があり「13日はダメ」の連絡か!と冷や冷やでしたが「出発、何時だったっけ?」という内容でホッとしました。
前日はバタバタと準備し、当日の朝、登山靴を出してもらっていたら「靴紐、大丈夫?」と言われて、慌てていくつかあるザックの中にたぶんストックしていたはず、の予備の靴紐をバタバタと探しても結局見つからずタイムアップとなり、師匠との待ち合わせ場所に急いで出発。約束の時間に30秒前に到着しましたが、師匠はしっかり待っておられました。
師匠とスイスの話をしながらあっという間に牧ノ戸駐車場に現着。途中の雪を心配したが、チェーンの心配はまったくなし、それほど雪がありませんでした。靴を履く時には朝のことはすっかり忘れ、思いっきり紐を引っ張ったら「バキッ」と靴紐が切れた。そうだった… なんか嫌な予感。こんな時は何かが起こる…
牧ノ戸の駐車場の様子から「アイゼンは持って行くけど、装着なしで出発しよう。」と師匠は早々に判断され、歩き始めました。最初のコンクリートの道も雪がないのかと思っていたので、雪が少しでもあったのでホッとしました。
途中は、アイゼンは必要ない所ばかりでしたが、アイスバーンになっている場所や雪がうっすらついている所などあるので、話に夢中になってコケないように足元を見て歩きます。沓掛山を越えた先の道は、泥がカチカチに凍って歩きやすく、このまま曇なら帰りも大丈夫かなという感じでした。
風景を楽しみながらゆっくり歩き、定番の場所でゆっくり写真を撮り、話しながら歩いているのに、例年よりコースタイムが速いのは、やっぱり雪が少ないせいで撮影大会の回数が極端に少なかったせいでしょうか…。師匠が「人が少なくていいね〜。」と言われていましたが、確かにこの時間帯でも牧ノ戸の駐車場は余裕で駐車できるほどで登山者の少なさが目立ちます。この3日間、「今日しかない。」という人以外は他の日を選びますよね〜。
御池までゆっくりノンストップでも早く着いてしまい、しばらく撮影大会を実施して楽しみます。さすがに「氷の上はアイゼンがいるかな。」と思いましたが、向こうから歩いて来た人に「アイゼンなしでもいいですか?」と聞いたら「大丈夫ですよ。」とのこと。氷の上も意外と歩けるんですね。
帰ってから写真を見るとこの付近のみ写真が多く、その他の場所は極端に少ないのがよくわかります。
池の小屋の中は1グループのみが昼食中。今日のような天気なら外でも昼食ができそうな天気で、いつもの凍りつくような気候とイメージが違うのですが、今年も師匠の昼食プレゼンツと私のコーヒータイムで時間が経過します。
中岳に向かう途中も南面は雪がほとんどなく、山頂でもたくさんの人が昼食や休憩を楽しんでいました。いつもなら写真を撮ったら早々に下山するほどの風の冷たさがあったのですが、今日は違います。例年ならフカフカ雪でアイゼンが効かず登りづらい、天狗が城の北面の道も今年は雪が踏み固められて「アイゼンなしではちょっと滑りやすい道」になっていました。
西の方を見ながら師匠が「もうそろそろ崩れるね。」と言われたので「どこの山がですか?」と昨年の大豪雨の影響を連想をして聞いたのですが、「雨が降りそうな感じ。」とこのボケ突っ込み会話をさらりと流されました。
確かに雲が少し厚くなってきました。ノンストップで牧ノ戸まで帰ります。師匠の予想通り、沓掛の手前で雪が舞い始めました。沓掛では結構な量となり、下りでは雹のような感じに変化しました。
出発時に靴紐が切れたので用心してここまで来ましたが「最後に転んでもシャレにならん。」と最後のコンクリート道を慎重に下り、あっけなく到着。
車に荷物を積み込んで少し車を移動しようとして、今回が初デビューの防水カメラTG−625を後部座席に投げた時、荷物の山から崩れ落ち、車外の路面に約80cmほど下に落下。
「アッ!」と思ったのですが、拾い上げてみるとダメージなし。さすがシリコンジャケットとタフがウリのカメラです。今回はカメラケースを外して、ネックストラップをして内ポケットにそのまま突っ込み、「いつでも撮影」ができるようにしていました。今回は残念ながら「被写体」が少なかったので写真が少なく恩恵もありませんでしたが…。
毎年の「約束の日」ですが、行き帰りも含めるめて毎回「よくそんなに話すことがあるなぁ〜。」と自分でも感心するほど 「AM5 TO PM5」です。
そんなノンストップ会話の山行でしたが、「思ったより雪が少なかった。」とはいえ「今年も、ここに来ることができた、それだけでうれしいよね。」と師匠の言葉を胸に師匠の家の前でお別れをし、自宅へ車を走らせました。
最後まで心配したのが「靴紐ジンクス」
これまでスパッツの止めヒモが切れた時や「〜が切れる」時は何かが起きる、というジンクスがあるのですが、「最後の最後に交通事故だったりして。」と用心しながら自宅に無事到着。
靴の泥を洗いながら「切れそうだな、と思った時に靴紐を買うだけではなく、早めに変える、だな。」「下界での懸念は、山では現実となる。」を思い出しました。
「靴紐のおかげで、いつもより用心したので、無事に帰ってこられたのかもしれないな。」と感謝しながら「5回目の約束の日」を終えました。
5回目の約束の日、お疲れ様でした〜 。
やはり1700mを超えるとまだまだ雪が残ってますね。
やっぱり久住はいいですね 。
ちなみに13時に下山だとちょっともったいないような・・
私の場合、15時前の下山はどうしてももったいなく思ってしまうんですよね〜 。
この日は完全OFFなので急ぐ必要もないし、ゆっくり歩けばよかったのですが… 。
この気温だったので「雨か雪になるな〜。」と雨なら濡れるのは嫌だし、雪なら雪でチェーンを巻くことになるのも大変だし、と気持ちだけは先を急いでいました 。
今年はチェーンもアイゼンも新調した目出帽も出番がありませんでした そんな年もありますね
「この雪なら明日は立派な雪山かなあ〜。」とか「ホントは1月下旬から2月にもう一度行きたいっすけどね〜。」と話しつつ、今後は次のシーズンで時間がない、というのが例年のパターンです
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