リベンジどころか遭難一歩手前 綿向山
- GPS
- 06:20
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 838m
- 下り
- 851m
コースタイム
-16:30ヒミズ谷分岐-16:15登山口駐車場
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
冬季の水無山コースは踏み跡もなく立ち入らない方が無難かと。 ヒミズ谷小屋からしばらくは道が明瞭でハイキングコース然とした標識も整備されていますが、うかつに入り込むと大変。でした。 |
写真
感想
1月に綿向山に登りはしたが、雲の中だった。
やはり間近に鈴鹿の大展望を見たい。しかも、雪の鈴鹿を。
ということで、今がラストチャンスだと早速出かける。
ヒミズ谷出合小屋で標識に誘われ、予定外の水無山コースをとる。
今回は違う道から登ってみるかくらいの軽い考えだったが、これが大間違い。。
とは知る由もなく、トレースのない山道を辿りはじめる。
林の中のかなり険しい山道を1時間半歩いたところで道を失う。
水無山北尾根コースの看板はあるのだが、その先がどちらを向いているのか全くわからない。
地形的にはこちらかなとか言いながらいろいろな方向を探るが、すべては50儷瓩だ磴硫次
目印のテープ一つ見つからない。このままだと時間が足らなくなる。やや焦燥。
ここで引き返すのが正解だとわかってはいるのだが。
ここはどうルートを辿るにしても、最終的には稜線に出るしかないと判断。
林の中を稜線目指して登りはじめる。
立木にも頼りながら、腿から腰までのラッセルを1時間繰り返しようやく稜線にでる。
焦りがあるためか、トレースを振り返るとかなり強引な直登。
雪崩がおきてもあたりまえの斜面。
ビーコンなんて持ってないし。
何度も意識して修正しようとしたのだけど、
結局、やば〜い斜面をひたすら登っている。
稜線はかなり灌木が茂り歩きにくいが、ところどころテープも散見され一息つく。
と、行く手を遮る看板。「この先行き止まり」
看板の向き等から考えると、どうも、道のない「この先」から来たみたい。
ということは、ここからは道があるということかな。ようやくピンチ脱出。
と思ったのもつかの間。
水無山を越え、文三ハゲの先で再び深い雪に道を失う。
今度は展望はきくので多少はマシだが、
きついアップダウンと膝から腿までのラッセルに息があがる。
ようやく夏道登山道に続くルートを見つけたが、
これも1〜2人分のトレースがなければただの雪の斜面。
頂上直下の石段に着いたときは本当にホッとした。
で、頂上で待っていたものは、期待どおりの鈴鹿の大展望。
3度目のトライでようやくこれが見れて結果オーライだが、
今回は反省点てんこ盛り。
何の準備もなく気まぐれに知識のないルートに変更したこと、
道を見失ったのに引き返さなかったこと、
強引に雪の斜面を登っていったこと、
どれもこれも今回限りにしなければ。
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