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記録ID: 261480
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積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

【伯耆大山】一ノ沢右岸稜〜弥山

2013年01月15日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.1km
登り
1,046m
下り
1,042m

コースタイム

日帰り
山行
7:07
休憩
1:08
合計
8:15
8:19
76
13:38
14:31
32
15:03
50
15:53
41
16:34
桝水原 
桝水原(8:19)〜大山環状道路〜一ノ沢看板手前の治山林道(9:35〜9:50)〜一ノ沢出合い(10:39)〜一ノ沢右岸稜取り付き(11:45)〜弥山山頂避難小屋(13:38〜14:31)〜夏山登山道6合目(15:03)〜夏山登山道入口(15:53)〜桝水原(16:34)、所要時間8時間15分(休憩含める)
天候 曇り、降雪
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山陰道の大山インターから南下、大山寺を経て桝水原へ。
コース状況/
危険箇所等
 はじめから終わりまで曇っておりました。
 桝水原から一ノ沢までは車は冬季通行止め、歩いていきます。トレースがあるため、ワカンをはかないでもなんとか歩けました。治山林道からはワカンを取り付けます。一ノ沢出合いからは雪質をチェック。雪崩の可能性が十分あるとのことで、トラバースは極力避け、樹木帯の横を登ります。途中で樹木帯の上に伸びている尾根に取り付きます。ここいらあたりでアイゼン、ピッケルにチェンジ。
 一ノ沢右岸稜取り付きからは尾根伝いに歩きますが、ところどころはまります。風も幾分増してきました。視界も悪く、メンバー全員が離れないようにゆっくり、慎重に歩きます。
 山頂台地にでてからはホワイトアウト状態であり、GPSで位置確認をしてなんとか避難小屋にたどり着けました。
2013年01月15日 11:04撮影 by  DSC-HX9V , SONY
1/15 11:04
2013年01月15日 11:13撮影 by  DSC-HX9V , SONY
1/15 11:13
2013年01月15日 12:18撮影 by  DSC-HX9V , SONY
1/15 12:18
2013年01月15日 14:13撮影 by  DSC-HX9V , SONY
1/15 14:13
撮影機器:

感想

 大山一ノ沢を曇り空、降雪の元登ってきました。もちろん後半の登りにはアイゼン、ピッケルはかかせません。天候的に恵まれず、かつ気温も低かったですが、単独行が主の30代男子三人で存分に楽しんできました。
 治山林道の入り口や一ノ沢に入ってからのルート取りなど不安がありましたが、その都度メンバーと相談しながらやりました。誰がリーダーという取り決めもせずに登りましたが、経験豊富なG君などの雪質チェックなどは安心感をもたらしたと思います。体力的にはG君、Tさんともに申し分なく、もう一度夏山登山道を往復できるくらいの体力は十分あるんじゃないでしょうか。
 アイゼン、ピッケルを取り付けるのは一ノ沢出合いからがよかったかもしれません。右岸稜取り付きの一歩手前の斜面でやらざるを得なくなりました(ほかメンバー二人はもうちょっと下部のなだらかな場所で)。先を見越して装備を整えることの大切さを学びました。
 山行的には登りだけでいうと前半(治山林道まで)、中盤(一ノ沢右岸稜取り付きまで)、後半(弥山山頂避難小屋まで)となるでしょうか。このどれも大変面白く、楽しい、充実したものでした。麓でマイナス3度だったので、おそらく山頂はマイナス10度はあったことでしょう。もっている山道具をフル活用してのぞみました。今回のMVP山道具はピッケルに決定です。

この日の最大の失敗はクルマにケータイを忘れた事。
これは本当に危なかったです。
普段から忘れ物が多いので気をつけないといけませんね。

それと桝水のスキー場のトイレからの降り、
ここが最も難所でした。ガチガチのアイスバーン。
転んだ勢いで照れ隠しに下まで滑りました。

当初、とても緊張していました。
経験値、技術面、体力、どれも同行のお二人には敵わない。
迷惑をかける事になるのでは、と思っていましたが、
取り越し苦労だったようです。
とても気を遣って頂き、有難く思います。

Gさんの慎重さ、Sさんの大胆さ、
どちらも自分には無いものです。
とても楽しく、大いに勉強になりました。

そして大山の楽しさ、怖さを堪能しました。
右岸稜への取り付き、タケノコ岩を右に観ながらの登り。
台地への取り付きの最後の登攀、ずっとにやけていました。
山頂台地ではゆるめのリングワンデルングも待っていました。
避難小屋が観えたときのあの嬉しさ!

最後まで晴れる事はありませんでしたが、
大変充実した山行となりました。
同行のお二人に感謝します。

次回は大ノ沢を詰めたいですね。

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