お正月の涸沢岳西尾根

2013年01月02日(水) ~ 2013年01月05日(土)

• GPS: 69:00
• 距離: 18.7km
• 登り: 2,105m
• 下り: 2,090m

コースタイム

1/2(水)12:30平湯温泉12:45-13:20新穂高温泉ロープウェイ13:40出発-15:10穂高平-16:00登山道泊
1/3(木)8:40出発-9:15白出沢先の尾根取付き-15:15テント場2400m着
1/4(金)7:00出発-8:15ジャンクションピーク-11:40涸沢岳山頂-12:30F沢コル-14:00すぎ2400mテント場
1/5(土)7:00発-10:30新穂高温泉ロープウェイ

天候

1/2(水)雪
1/3(木)雪
1/4(金)くもりのち晴れ
1/5(土)晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

1/2(水)新宿−（高速バス）−平湯温泉→新穂高温泉
1/5(土)新穂高温泉→平湯温泉−（高速バス）−新宿

コース状況／危険箇所等

・白出沢の先の西尾根への取付きはよく分かる。
　その先のルートも多過ぎるくらいリボンあって迷うことはない。
・2400mを過ぎて樹林帯を抜けてジャンクションピークの辺り、下降時は要注意。
　ここもしっかりとマークある。
・蒲田富士への上り下り。ロープが張っているところもあるが、注意すれば特に
　問題なし。場所によって、後ろ向きに下る方が良いところもある。
・涸沢岳への上り下り。吹雪くとルートがわかりにくくなり、下る方向を間違え
　ないように注意する。

写真

平湯温泉に着くと雪

新穂高温泉より歩き出すが雪。

遅い出発だったので白出沢までは行けず時間切れ

林道にテントを張る。一晩中雪が続く。

翌朝、ちょっと歩くと夏道分岐。（白出沢もすっぽり雪でした。）

涸沢岳西尾根への取付き。リボンで間違いようがない。

雪深いのでアイゼン＋ワカンにダブルストック。一日かけて2400m目指す。

トレースも残っているので迷うことはない。しかし新雪も多いのでラッセルに励む。

だんだん高度を稼いできて、テント場まだかまだか？

かなり時間がかかってようやく2400m地点にテントを張る。しばらくすると2人組のパーティも登ってきた。明日は山頂を目指すので、ルートを偵察に行っておく。なかなか樹林帯は抜けない感じ。

翌朝、寝坊して出発。となりのパーティはまだ出発してない。昨晩も雪積もったのでまたまたラッセル。

樹林帯を抜けるので一苦労。

今日はアイゼンのみ、空身なので楽チン。ロープ出す場合に備えハーネスは着用。

ようやく尾根に。風強まる。

ジャンクションピーク

フィクストロープはルートの目安になるが・・・。

快適な稜線歩きで足跡を残す。

太陽は出ていても風強く気温が低いまま。

視界は開けて登ってきた尾根が一望できる。

何度かあれが頂上だと騙されつつ、涸沢岳の山頂がだんだん近づいてきた。

ようやく頂上。風強すぎ。昼前だけど奥穂はやめておくことに。

槍も少し顔を見せる。

奥穂、ジャンが輝いて見える。

風強く寒いのでずんずん降りる。

後から登ってきた2人組のトレースもある。

2人組は小屋まで行って明日奥穂に向かうとのこと。うーん、時間があれば・・・

とにかくテントまで戻ってきた。天気は落ち着いたようだ。

前日までの雪がぴたりと止んで、翌朝は良い天気でした。

感想

taktak

年末年始の天候が荒れて登れないと思い出発をずらした。
1/2,1/3は多少悪くても、1/4の頂上に登る際に天気が良ければと
年末の予報を睨んで決めた。
それがほぼ予想通りになって、涸沢岳の頂上を踏むことができた。
うまくいけば奥穂も？という目論見もあったが、風が強いことと、
前日までに降った雪が多くて稜線を抜けるまで一人ラッセルが
続いたので、時間的に無理をせず正解だったと思う。