秋風かをる北穂高岳・涸沢岳縦走 〜冷たい岩壁〜
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- GPS
- 17:09
- 距離
- 51.0km
- 登り
- 3,072m
- 下り
- 3,086m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:10
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 3:12
- 合計
- 11:46
原因不明。GPSログを取るアプリの特性?
高低差と時刻は正確に取れています。
Memo
2日目のGPS時刻データ修正
①北穂高北峰と北穂高小屋間を何度も往復するデータだったためまとめた。
②北穂高岳南峰追加(写真の時刻より)
③涸沢岳登頂があまりに早い時間だったため写真の時刻から登頂時刻を割り出し合わせた。
天候 | 10/2 終日:快晴 10/3 未明:快晴 明け方:晴れ 朝:晴れ時々くもり 昼前:薄曇り 昼過ぎ:くもり 夕方:晴れ 夜のはじめ頃以降は不明 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
Memo 2日目のGPSデータ修正 ①北穂高北峰と北穂高小屋間を何度も往復するデータだったためまとめた。 ②北穂高岳南峰登頂追加(写真の時刻より) ③涸沢岳登頂があまりに早い時間だったため写真の時刻から登頂時刻を割り出し合わせた。(垂直に近いルート上ではいつもこうなる) 涸沢までは危険個所なし。 涸沢から北穂高へは慎重に。 北穂高→涸沢岳の稜線上は全域危険。 特に最低コルから涸沢岳間はコース難易度E。 北穂ピストンなら山岳グレーディングで7Dですが涸沢岳縦走を加えた今回のルートは8Eになると思います。慎重に計画されてください。 奥穂→前穂→岳沢経由で上高地に下りる方が体力的には楽だったかも? 下山後に知りましたが北穂南稜、北穂→涸沢稜線、ザイテングラードは長野県の一般登山道で最も事故が多いルートだそうです。 動画配信などしてくれている方もいるので十分な事前調査をされてからお出かけください。 |
写真
そうです。ここは右手で鎖をホールドしながら右足は岩でグリップさせて、左足は3点ステップ。
最後の一本も使います。
つまり途中で姿勢を変えるんです。
こういうところが怖い。落ちたら終了します。
奥上高地と涸沢キャンプ場だけがやたらと人が多い模様。
北穂からの縦走者は10人程度だったのでここに居る殆どの方が今朝涸沢BC発で直登してきた方々と思われる。
装備から見てまた涸沢BCに下りる方でしょう。
自分も奥穂は2回登頂済みなので無視。
感想
「涸沢BC泊の北穂高アタック」、しかも涸沢岳までの縦走のおまけ
付きの一泊二日としてはガッツリコースだ。
本谷橋から先は秋色に染まり、登り上げるごとにどんどん濃くなる。
空気は冷たく乾いていて、そして快晴。
見惚れて写真撮ってばかりでなかなか進まない☺️
涸沢は650張。でも小屋が人数制限しており自分の知る限りではトイレも水場も渋滞なし。
いやむしろ空いている。
夕方の売店が少し混んでいたけど、18時くらいには全く並んでおらず。
不謹慎にもコロナのおかげだろう。
翌2時半起床、4時北穂アタック開始。
これだけ涸沢に人はいてもこの時間に北穂アタックしている人は6組程度。
朝陽に染まる冷たい岩壁がたまらなく好き。
そして北穂のピークで見た槍ヶ岳が感動の域。
外気温2℃もあってほぼ無風。
青から橙へと色を変えていく。
やや雲が多かったけど、逆に雲が美しさを際立たせていた。
今まで見た山の絶景の中でもベスト3にランクイン!
北穂高岳山荘のテラスは涸沢の雑踏が嘘のように10人ほどしかおらず快適な特等席で朝食。
そして涸沢岳へ向けて縦走開始。
ここから奥穂方面は今回初!
吊り尾根レベルと思っていたが全く違った。
こっちの方が全然ヤバい。特に涸沢岳直下はとっても危険です。
7年ぶり?の穂高岳山荘で大休止。
奥穂は2回登頂済みなので無視してザイテングラート経由で涸沢BCへ下りる。
テントを回収して足早に上高地へ。
この日は紅葉ピークの土曜日。
前日とは比較にならないほどものすごい数の人が上がってきて下山者はなかなか進まない。
そして上高地BT到着は終バスの1時間前だった。
でも意外なことに帰りのBTはかなり空いていた。
山をやっているなら一度は見るべき紅葉の涸沢。
小屋が1/10の人数に制限中のコロナの今年は混雑的には二度と無いような大当たり年だったでしょう。
ババ平泊の1泊2日槍ヶ岳レベルだったと思うが今回の方が不思議と楽に感じた。
多分珍しくそこそこ眠れたからだと思う。
また行きたい。
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