赤岳 南沢‐文三郎‐地蔵ルート


- GPS
- 10:28
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,534m
コースタイム
天候 | 曇り 時々晴れ間 山頂部(12時前後)は曇り&強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・美濃戸口 八ヶ岳山荘 駐車場 500円/1日 6時頃で2、3台の駐車のみ。 ・今回は道路状況が分からなかったので美濃戸までは車で行かなかったが、スタックした車が掘り起こした後が何か所かあった程度で、轍はそれ程深くなってはいない。これなら普通車でもチェーンを装着すればOKか? |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口〜美濃戸 ・行きは特に問題なし。普通の道を歩く感じ。帰りの下り坂はスリップに注意。 美濃戸〜行者小屋 /南沢ルート ・基本雪道、前半ところどころで地面(岩、木の根)が露出しているところがあるので、アイゼンを装着している場合はひっかけないようように注意が必要。 ・アップダウンもすくなく、トレースはしっかりと踏みしめられているので歩きやすい。 ・後半、林の中から涸れ沢に出る場所では、最初は横岳、行者小屋直前では赤岳が正面に見える。 行者小屋〜山頂(登り) /文三郎尾根 ・行者小屋でアイゼンを装着し、ピッケルを準備。 ・行者小屋を出発して前半の林の中は特に危ないと思われる個所はなし。 ・林を抜けて夏道なら階段がある場所は、階段は殆ど雪に埋もれている状態。危なそうな場所は鎖が出ているので、不安な場合はガイドに使いながら注意して登る。 ・中山分岐を越えると雰囲気は一変し、岩場の登りとなる。また、強風と突風と一緒に雪片が飛んできて顔にあたる。 ・岩場はクサリが出ているので注意して進む。 ・山頂部ではバラクラバを使うとメガネが曇り(息が凍結)し、視界がきかず極端にペースダウン。 ・中岳分岐までは、周囲の視界は開けていたものの、それ以降は雲の中で殆ど展望なし。 山頂〜行者小屋(下り) /地蔵尾根 ・頂上山荘から展望荘までの下りは斜度はあるものの難しいルートではないが、転倒=大けがにつながるので注意して下る。 ・地蔵尾根からしばらく降りたあたりでトレースが不明瞭になる場所がある。右側の岩場に降りないように注意。(自分はここでルートミス、岩場を少し下ってから気付き、コースに復帰しました) ・中盤に階段があり、右側に迂回路があるが、ルートと合流する場所の斜面の足場がないので下りルートの際は注意が必要(階段で降りた方が安全) ・階段を過ぎると木々の中のルートをのんびりと進む。 |
写真
感想
昨年末の天狗岳から、年が明けて北横岳、蓼科山と遠くから眺めたきた冬の赤岳、眺めているだけでは我慢ができず、ついに初挑戦。
赤岳は今回で5回目になるが冬に登るのは初めて。雪山ビギナーとしては少し敷居が高かったがチャレンジしてみることに。
今回はあまり無理はせず行者小屋から文三郎尾根、山頂、地蔵尾根とまわり行者小屋に戻るコースを選択。
出発時は晴れていたものの、だんだん雲が増え行者小屋に着くころには曇り空、山頂は雲に隠れた状態。それでも時折雲が晴れると、雪化粧をした山容はやっぱりスバラシイ。
冬場でも登山者が多いお陰だろう、ルートは全体的にトレースもはっきりとしていて、地蔵峠の直下あたりでトレースが消えかかっていた以外、ルートは分かりやすかった。
文三郎尾根、地蔵峠とも危なそうな場所は、ロープ、クサリがちゃんと出ていた。それでも転倒すれば大ケガになりかねないので慎重に登る。
山頂部は、予想通りの強風だったが、それでも前に進めないというほどではなく、ときどき吹いてくる突風に注意するという程度。
一番困ったのがやっぱり眼鏡の曇り、バラクラバを付けるとどうしても曇る。かといって強風に加え、雪片が飛んでくるような状況で顔を出したままというのはツライ。結局山頂部では極端にスローペースとなりかなりのタイムロスとなった。
山頂部では寒い中、我慢をして雲が晴れるのを待ったが、20分程度待ったが晴れ間が出ることはなかった。そういえば待っている間に他の登山者は一人もあらわれず、山頂を独り占め状態(寒さに凍えながらだが...)
残念ながら山頂からの展望は望めなかったけど、山頂に立てたということだけで今回は満足。
しかしながら、次回は天気のいい時に...とか、次回はやっぱり硫黄岳からの縦走か...とか、結局登るだけでは満足できず、次のことを考えてしまっている。
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