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記録ID: 2627473
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ハイキング
近畿

湖北【武奈ヶ嶽】雨中の登山🌀霧中に現れた神秘的な山中の池🦆鹿ヶ原の大草原は視界ゼロ😓

2020年10月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:27
距離
7.4km
登り
825m
下り
672m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:16
休憩
0:11
合計
3:27
距離 7.4km 登り 825m 下り 690m
8:24
112
スタート地点
10:15
10:16
5
10:21
10:32
78
11:49
11:50
1
11:51
ゴール地点
天候 雨 一時曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水坂峠登山口の近くの道路脇に折り畳み自転車をデポ
国道303号 寒風トンネル東側入口の道路脇空き地に駐車
水坂峠に下山後、自転車で駐車箇所へ
水坂峠の近くに折り畳み自転車をデポ。
4
水坂峠の近くに折り畳み自転車をデポ。
R303 寒風トンネル東側に駐車。
3
R303 寒風トンネル東側に駐車。
雨が止んだので出発。
R303を少し東へ戻る。
1
雨が止んだので出発。
R303を少し東へ戻る。
工事現場の右側の尾根に取り付く。
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工事現場の右側の尾根に取り付く。
緩やかな上り坂。
1
緩やかな上り坂。
サワガニ。
4.5匹見かける。
9
サワガニ。
4.5匹見かける。
最初の鉄塔地から。
ニの谷山の方向を見る。
4
最初の鉄塔地から。
ニの谷山の方向を見る。
武奈ヶ嶽山頂方向はガスの中。
3
武奈ヶ嶽山頂方向はガスの中。
植林と自然林、半々の広い尾根。
2
植林と自然林、半々の広い尾根。
小ピークは工事中。
3
小ピークは工事中。
誰も作業されていないので遠慮なく工事現場の中を突っ切る。
一旦鞍部へ下がって次の鉄塔地へ。
2
誰も作業されていないので遠慮なく工事現場の中を突っ切る。
一旦鞍部へ下がって次の鉄塔地へ。
古い道標が落ちていた。
2
古い道標が落ちていた。
美しい紫色のトリカブト。
たくさん咲いている。
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美しい紫色のトリカブト。
たくさん咲いている。
小雨の中を。
幻想的というべきか。
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幻想的というべきか。
色の薄いトリカブト。
綺麗。
10
色の薄いトリカブト。
綺麗。
雨が強くなってきた。
1
雨が強くなってきた。
山中の池に。
泳いでいた水鳥は飛び立った。
7
泳いでいた水鳥は飛び立った。
神秘的な池の畔に佇む。
6
神秘的な池の畔に佇む。
池の近くで。
霧の中に神々しい大樹。
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池の近くで。
霧の中に神々しい大樹。
ますます雨は強まり視界は殆ど無い。
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ますます雨は強まり視界は殆ど無い。
背の低い樹が増え出す。
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背の低い樹が増え出す。
面白い形の樹々。
3
面白い形の樹々。
霧に煙る草原に。
1
霧に煙る草原に。
ゴージャスなトリカブト。
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ゴージャスなトリカブト。
なだらかな斜面の草原を越えて。
2
なだらかな斜面の草原を越えて。
いよいよ山頂に。
2
いよいよ山頂に。
武奈ヶ嶽に登頂。
4
武奈ヶ嶽に登頂。
高島トレイル 武奈ヶ嶽。
865m。
2
高島トレイル 武奈ヶ嶽。
865m。
木の下で雨を避けて、パンを一つ齧る。
すぐに下山開始。
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木の下で雨を避けて、パンを一つ齧る。
すぐに下山開始。
赤岩山への分岐。
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赤岩山への分岐。
ヒキガエル。
なめ茸。
美味そう。
植林の尾根を一気に下る。
2
植林の尾根を一気に下る。
道路へ出たら、
そこは水坂峠。

自転車をデポしてある場所まで5分ほど歩く。
道端の花を愛でながら・・
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そこは水坂峠。

自転車をデポしてある場所まで5分ほど歩く。
道端の花を愛でながら・・
タムラソウ。
ヨメナ?
タムラソウ。
カノコソウ。
ノコンギク。
ヒヨドリバナ。
イタドリの実。

終わり。
5
イタドリの実。

終わり。

感想

前日も休暇であったが天候が思わしくないため予定していた山行を後日に延期とした。
この日は天候の回復が遅れ前日よりも予報は良くないのだが、朝に自宅を出発する時には既に雨は止んでおり曇り空だった。

しかし国道367号を北へ車を走らせていると桑野橋を過ぎて朽木市場のあたりからは小雨模様である。やはり北へ行くほど良くないのか。
今津町保坂の水坂峠を過ぎたあたりに折り畳み自転車をデポする。

車を更に走らせ国道303号へ出て西へ向かうと間もなくで寒風トンネルである。その入口手前の空き地に駐車する。
雨が徐々に強まってきた。気持ちも乗らないので辞めて帰ろうかなぁとか考える。
しかしスマホで雨雲レーダーを確認すると、琵琶湖の西側地域に広くかかっていた南北に長く延びる帯状の雲は、もう20〜30分もすれば完全に東へと抜けてしまいそうである。
しばらく車内で待機をする。すると本当に20分ほどで雨が止んだ。
この後の回復に期待して出発する。

寒風トンネルから少し東側へ戻った北側の尾根に取り付く。何かしらの工事現場であるがこの日は作業されていない。
なだらかな尾根道をしばらく登ってゆくと開けたピークに出た。ここも大層な工事をされている場所だったが、重機と資材がたくさん置かれているだけで誰もいない。誰もいないので堂々と現場の中を突っ切って尾根を一旦鞍部まで下り、登り返してゆく。

鉄塔の巡視路である様子で直ぐにも高圧鉄塔が聳え立つ明るい場所に出た。
先ほど雨が上がったとはいえ、上空はどんよりと暗い雲。山あいには霧が立ち込め雲のように湧き上がっている。
周囲の眺望もほとんど効かないのだが、辛うじてニの谷山の方角は何となくそれと分かる景色が見えている。

しかしそれにしてもこの空、この天気は回復していくのだろうか。一向に明るくなってこない。
古い道標が地面に落ちているのを見ながら次の鉄塔地へと登っていると、徐々に霧に包まれ始めた。
緩やかな斜面には茶色く枯れたイワヒメワラビの間に、あちこちに沢山のトリカブトの花が咲いている。ちょうど盛りで見頃である。
しかしいよいよ雨が落ちて来た。

雨は次第に強くなる。周囲も霞んで殆ど何も見えない。若干の撥水効果のあるウインドシェルを羽織っているが、下はポリエステルのトレッキングパンツにスパッツ(ゲイター)を巻いているだけだ。
この程度で保てばいいのだが。雨ガッパを着込むか迷いつつも先を急ぐ。

ca527を過ぎて15分ほど歩いたあたりだろうか。標高600m〜650m付近の広い尾根の右手に、霧の中に谷間が落ち込んでいる様に見えたのだが、どうやら池があるようだ。
畔へと近づいてよく見ると比較的大きなしっかりとした池である。鴨か何か分からないが水鳥が2羽泳いでいる。しかし私の気配を感じてバタバタと飛び立ってしまった。
深い霧の中、山の中の池はとても神秘的である。

雨は益々強くなってくる。
山頂へ近づくと広いなだらかな草原が広がっている。恐らく晴れていればかなりの好展望が期待出来そうな素敵な空間である。
が、いかんせんこの雨だ。足もとの下草は膝上の高さまである。ズボンはすでにびしょ濡れである。
今日は美女には出逢えず、代わりにビジョビジョやぁ〜とか独り言を言う。

完全に雨具を着るタイミングを逃したまま武奈ヶ嶽の山頂へと辿り着いた。
もちろん誰もいない。濃い霧の中。眺望ゼロ。雨はシトシトと降り続いている。
幸い気温が高い。そして風も無くて寒さを感じない。今更遅いので雨具は着ない事にした。
山頂付近の大きな木の下でパンを一つ齧る。

さぁ、一気に下ろう。
焼け石に水だが傘を差しながら、水坂峠へと急いで下山する。
下界に着地しても雨は止んでいなかった。雨の中を寒風トンネル入口まで自転車を走らせる惨めさよ。しかし一回も漕がずに辿り着けるか〜?っていうチャレンジは成功した。
結局、雨雲レーダーの予報通りに回復はしないままであった。やはり山の天気は難しい。

雨中の山行であり特段見るべきものは無かったが、トリカブトがたくさん咲いており、存分に内部を覗き見できた。
山中で見つけた池は霧に霞んでとても神秘的だった。 
鹿ヶ原と呼ばれる山頂直下の草原は晴天なら眺望も良くとても気持ちの良い場所だろう。
そしてこの山はモミジやカエデの類の樹々が多い印象を受けた。紅葉の時分に必ずやリベンジに訪れようと誓ったのである。

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コメント

いよいよお楽しみのシーズンの始まりですが・・・
ウリさん、お久しぶりです。
自分が言うのも何ですが、最近本当に精力的ですね〜
素晴らしいです!
昨日は自分も鈴鹿に行ってましたが、似たような残念な天候 でした。
今回も美女の小話を楽しみにしていたのですが、平日のこの天候では仕方ないですねぇ

色の薄いトリカブト、自分は始めて拝見しましたがとても素敵ですね。
あと、花より団子ではありませんが、いよいよナメコのシーズンになってきましたね〜
ゲットしたくてウズウズしているのですが、来週の休みが丸々台風の影響で雨っぽいし、自分はそろそろ謹慎期間が始まるかも?って感じなのでもどかしいのです・・・。
2020/10/6 20:31
Re: いよいよお楽しみのシーズンの始まりですが・・・
ベジさん、こんばんは😊
ベジさんもお元気そうで何よりです。 
ご一緒した甲斐駒の山行が良すぎましたので、その後の近場の山ではイマイチ気分が乗らないのですが、年間100日山へ行くのを目標に精力的に頑張っております。あっちの方の精力はかなり減退してるんですけどね😂🤣

比良山地ではもう終盤のトリカブトが今回の山では今が盛りでたくさん咲いていました。色白の綺麗なトリカブト、滅多に見ないですね。なかなか素敵でした。

素敵と言えば、皆さんが意外と期待してくださってる様子の素敵な美女との出逢いシリーズ。今回は雨でビジョビジョ〜😓ということでご勘弁を。

いいナメコがありました。よく訪れる比良では近年あまりナメコを見かけなくなってきているのですが、鈴鹿はいかがですか?
ベジさんの場合は人があまり入らないバリバリルートが多いので、たくさんゲット出来るんでしょうか。

ヤマビルもそろそろ大丈夫そうですし、ベジさんの謹慎までに例の銚子ヶ口の件、実行したいですね。しかし亀岡の先生がかなりお仕事お忙しそうなんですよね😁
2020/10/6 21:52
Re[2]: いよいよお楽しみのシーズンの始まりですが・・・
目標年間100日は凄いですね〜
自分は年間40日が目標です!

自分もナメコを取り出したのが昨年からなので、あまり詳しくは無いのですが、歩いて見た感じでは、間違いなく人があまり入らないバリルートの方が見つけられる確率は高いですね。
試しに収穫して食べてみたら、あまりの美味しさにビックリ してっていうのがキッカケなんですがね

銚子ヶ口の件、ホントすいません 。
自分の不祥事で・・・ご迷惑お掛けします
2020/10/6 23:55
Re[3]: いよいよお楽しみのシーズンの始まりですが・・・
ベジさん、
またナメコがたくさんありそうなところへ連れてってください👍
銚子ヶ口は先生とも都合が上手く合えばにいたしましょう。
謹慎はいつからでしたっけ?あっ、公共のこの場での返事は不要です😁
2020/10/7 7:40
武奈ヶ嶽? こっちの方でしたか。
 ウリさん、こんばんは。武奈ってお聞きしていたから勝手に坊村の方だと思っておりました。三十三間山の南側なんですね。
月曜日は天気が回復するように聞いていたような?? 生憎の雨だったんですね。いつもながらの行動力。私だったら「やめとこ」ってなります。

今回の山行きでは美女には逢われなかった様子ですね。「ビジョビジョやぁ〜」に座布団一枚!

月半ばの締めきりに焦りが増長〜 それを越せば少しだけ気が楽になるかと思っているんですが、今日も一つ仕事の打診あり。月末までに何とかならないかな〜とか。
年内中の大きな業務が2つも重なり、いい季節に山へ行けるかどうか微妙な感じでございます。行きたいところが山積みでプランもいっぱい溜まっているのに… 恒例の氷ノ山は行きたいな〜 銚子ヶ口も2プラン作ってあるんですけどね。
2020/10/7 0:59
Re: 武奈ヶ嶽? こっちの方でしたか。
ののさん、おはようございます。
いやぁ、辞めといたらよかったです。久しぶりに完全に雨にやられました。ずぶ濡れです。
そんな中でも何かしらの魅力的なものを見出せないかと思いながら歩きましたが・・😅

ますますお忙しい様子ですが、仕事がたくさんあるのは素晴らしいことですね!
氷ノ山、銚子ヶ口・・なんとか都合がつけば嬉しいですね😊
2020/10/7 7:46
雨の武奈ヶ嶽
uriuriさん、こんにちは
武奈ヶ嶽の南尾根を、私は今夏のくそ暑いときに歩いて頭がくらくらして、武神池を見逃してしまいました。

ブナ林は雨の幻想的な雰囲気もいいものですね。前日の野坂山地は一日中曇りでしたが結果論ですね。

このコースの見どころは、一部北側が植林されていますが、手付かずの自然林が続きます。
誰が名付けたか鹿ヶ原と武神池など変化に飛んでいます。新緑や紅葉期か積雪期も面白そうなので、是非再訪してみてください
2020/10/7 14:26
Re: 雨の武奈ヶ嶽
naojiroさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

実はnaojiroさんの夏のレコを事前に大いに参考にさせてもらっての山行でした。
ところがこの雨で大変な辛い山歩きとなったのですが、それはそれで印象深いものとなりました。

どなたかのレコでも南尾根に池があるようなことを書いておられたのですが、予習不足でだいたいの場所は勿論、武神池という名前さえ分かっておりませんでしたが、たまたま広い尾根の右側を歩いておりましたので霧の中に見つけるに至りました。
何やら生き物が出て来そうな雰囲気の神秘的な池で感動しました。

鹿ヶ原の草原も良さそうなところですね。
是非とも次は晴天のもと訪れたく思います。
2020/10/7 17:03
👩👩Wビジョ☔☔
ウリさん、おはようございます。
雨ニモマケズ、謙虚にヤマを愛する、ウリさんですね。そういう人に、私はなりたい〜。っていう感じです。
武神嶽とも呼ばれてるんですね。池の名も。
私は以前ダム側から登ったとき、途中でガオーっという雄叫びを聞いてから、この山には怖い思いを持ってしまってます。鹿ヶ原では、熊が来たらストックで大きく見せようかとか考えながら呑気にオニギリ食べてましたけど。
2020/10/10 6:59
Re: 👩👩Wビジョ☔☔
ペワさん、おはようございます😃
こんな雨の日の山ではさすがに美女にお逢い出来ませんでしたね😅
武奈ヶ嶽でガォーの雄叫びの件は、以前ペワさん仰ってましたね。
熊にお逢いしなかったのは良かったですが、今回はあまりその気配を感じませんでした。
石田ダム側からの登山道は現在通行禁止になってる模様です。この道はかなりの急坂ではないですか?
今回初めて訪れた武奈ヶ嶽ですが、晴れた日の鹿ヶ原の草原を経験したいので、近いうちに再訪確定です。
その奥の三重嶽を大御影山から周回してくるのも、ずっと宿題になったままなんですよね😅
2020/10/10 7:51
プロフィール画像
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