ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2645062
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

百村山・黒滝山(88/栃百):独占!紅葉真っ盛りの落葉樹林、半袖隊長、穴山BS⇒板室温泉BSへ赤線伸ばし

2020年10月13日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:23
距離
20.5km
登り
1,497m
下り
1,491m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:57
休憩
1:26
合計
8:23
9:20
24
穴山バス停
9:44
9:44
73
10:57
11:01
26
11:27
11:30
30
12:00
12:00
33
12:33
12:37
23
13:00
13:00
12
河下山
13:12
13:20
10
13:30
13:30
19
河下山
13:49
13:49
24
14:13
14:13
20
14:33
14:33
18
14:51
14:51
9
15:00
15:02
30
16号鉄塔分岐
15:32
15:32
28
木の俣巻川林道着地
16:00
16:00
35
ホテル板室
16:35
17:40
3
板室温泉健康のゆ
合計距離: 20.52km / 最高点の標高: 1723m / 最低点の標高: 518m
累積標高(上り): 1548m / 累積標高(下り): 1530m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:43.65=20.52+(1548÷100)+(1530÷100÷2) 
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
  Thanks to murrenさん⇒
  http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献book
 ★分県登山ガイド08栃木県の山(山と渓谷社/2018年7月1日初版)
 03百村山1085m・黒滝山1754m:ゴヨウツツジと紅葉が美しい静かな山
【参考記録
 poohtaさん:2020年04月04日(土)
 百村山〜黒滝山(穴沢BS〜板室分署前BS)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2286478.html
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅始発0506新宿駅05210530池袋駅05300538赤羽駅05420713宇都宮駅07400831黒磯駅0850bus0912穴沢BS
(注1)池袋乗換えは走らないと無理…但し次便でも後の乗換え結果は同じ
(注2)bus関東自動車(那須塩原駅発−板室温泉行き)730円・現金のみ…乗客数人のみ
(注3)bus始発・那須塩原駅で乗換え可能(0825着0835発)だが料金が高くなる
(注4)bus藤田BS〜板室温泉BSは自由乗降区間、Free-WiFi完備
(注5)bus関東自動車:IC乗車券不可だが、2,000円回数乗車券がお得
   (2,240円相当=190円x6枚+100円X11枚)を2,000円で車内購入できる
   しかし今回は往復しても730+930=1,660円なので余ってしまう
【復路】板室温泉1745bus1820黒磯駅18341926宇都宮駅19292118新宿駅地元駅
(注1)bus関東自動車(板室温泉発−那須塩原駅行き)930円・現金のみ…乗客2人のみ
(注2)bus土休日は板室温泉1620発が最終便となる(⇒平日より1時間25分も早い)
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
 全行程20.5kmのうち7.3km(前半1.5km後半5.8km)はロード(道路歩き)。従って登山道は残る13.2km。
 登山道の両側にはササが生えている箇所が多い(特に百村山〜黒滝山の間)が、今回は幸いにも最近刈払いされた後で煩わしさはなかった。
 ●穴山バス停〜光徳寺脇登山口
 道路歩きのみ。
 ●光徳寺脇登山口〜百村山
 砂利道を経て、緩やかな傾斜の幅広い道。
 ●百村山〜三石山〜サル山
 登山道はやや細くなるが、踏み跡明確で比較的緩い登り。
 ●サル山〜山藤山〜河下山〜黒滝山
 山藤山と河下山の山頂直下でお助けロープ付きの急登あり。登りでも難儀するが、特に下りでは転倒注意。但し道幅は狭く滑落することはない。
 ●16号鉄塔分岐〜木ノ俣巻川林道
 踏み跡明確な送電鉄塔保守路でよく整備されている
 ●木ノ俣巻川林道〜板室温泉
 道路歩きのみ。
★水場sweat02:なし
★渡渉箇所wave:なし
★泥濘状況shoe:なし
★積雪状況snow:なし
★蜘蛛の巣 :ごく僅かに引っ掛った

☆半袖 タイム:終日
★半袖 出会い指数:ゼロ
☆半袖 驚かれ指数:ゼロ
★入山者run:出会いなし
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:なし
★駐車場parking:光徳寺脇登山口にはない
★トイレtoilet:なし
★携帯 :ほとんど圏内(だったと思う)
★食料調達処24hours:全て持参
★酒類調達処:NewDays黒磯駅
★お土産処present:ヨークベニマル黒磯店……御用邸の月884円
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:板室健康のゆグリーングリーン(板室温泉駅=バス停から徒歩3分)…500円
 https://www.jalan.net/kankou/spt_09212cc3360048479/
 http://www.city.nasushiobara.lg.jp/22/001924.html
 http://www.alsok-shiobara.jp/greengreen/html/green.html
 【注】ビール販売なし(館内原則禁酒)、飲料水自販機のみ、軽食堂も閉鎖中
★宿泊施設hotel:日帰り
黒磯駅から22分。乗客は多い時で4人。
拙者が下りたら「誰もいなくなった」。
3
黒磯駅から22分。乗客は多い時で4人。
拙者が下りたら「誰もいなくなった」。
道路の向かいに不動尊。
スギに囲まれ、色鮮やかな花壇。
2
道路の向かいに不動尊。
スギに囲まれ、色鮮やかな花壇。
田畑の道の正面に黒滝山。
今日歩く稜線は右半分。
田畑の道の正面に黒滝山。
今日歩く稜線は右半分。
北には那須連山の南端。
左から南月山・白笹山・黒尾谷岳。
全て頭は雲の中。
1
北には那須連山の南端。
左から南月山・白笹山・黒尾谷岳。
全て頭は雲の中。
東は福島・茨城県境の山並み。
中央は八溝山?
東は福島・茨城県境の山並み。
中央は八溝山?
農・畜産家の庭に咲く花々。
農・畜産家の庭に咲く花々。
光徳寺参道入口。
奥には見事な杉並木…があるそうだ。
光徳寺参道入口。
奥には見事な杉並木…があるそうだ。
その数十胆茲分県ガイド上の登山口。
道標はなく青屋根の納屋が目印。
バス停から1.5kmだけなので大したことない。
その数十胆茲分県ガイド上の登山口。
道標はなく青屋根の納屋が目印。
バス停から1.5kmだけなので大したことない。
砂利道を2百辰曚豹覆爐氾仍各纂萇佞地点。
1
砂利道を2百辰曚豹覆爐氾仍各纂萇佞地点。
古ぼけた道標を見て山中へ。
古ぼけた道標を見て山中へ。
植林帯の中、ジグを切るなだらかな道。
植林帯の中、ジグを切るなだらかな道。
砂利道林道と交差。
杉林の中へと続く踏み跡を辿るも…
砂利道林道と交差。
杉林の中へと続く踏み跡を辿るも…
すぐに砂利道と合流し…
すぐに砂利道と合流し…
またすぐに舗装林道と交差。
あれ「歩行者も通行禁止」?
でも真っ直ぐ砂利道を行くしかない。
またすぐに舗装林道と交差。
あれ「歩行者も通行禁止」?
でも真っ直ぐ砂利道を行くしかない。
行く手が見えた。
手前が百村山かな?
1
行く手が見えた。
手前が百村山かな?
砂利道から尾根道に乗り換える。
但し道標もテープ類もなし。
砂利道から尾根道に乗り換える。
但し道標もテープ類もなし。
お〜〜、落葉広葉樹の道だ。
一気にヤル気が充満!
お〜〜、落葉広葉樹の道だ。
一気にヤル気が充満!
しかしまたまた林道に合流。
その先ですぐに尾根道へ。
しかしまたまた林道に合流。
その先ですぐに尾根道へ。
取っ掛りで本日最初のロープ。
林道造成で登山道がぶった切られたからでしょう。
1
取っ掛りで本日最初のロープ。
林道造成で登山道がぶった切られたからでしょう。
再び落葉広葉樹の道。
なかなかいい道じゃないか!
再び落葉広葉樹の道。
なかなかいい道じゃないか!
どこだか分からぬが北方の展望。
どこだか分からぬが北方の展望。
あれあれ…また林道と交差。
ミニ・ガレ場にはロープがぶら下がる。
ここまでは林道を歩いても同じってことか。
1
あれあれ…また林道と交差。
ミニ・ガレ場にはロープがぶら下がる。
ここまでは林道を歩いても同じってことか。
開けた南方には那須野が原を展望。
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開けた南方には那須野が原を展望。
この先は漸く山中の道。
946mPはなだらかに通り越す。
この先は漸く山中の道。
946mPはなだらかに通り越す。
続いて送電鉄塔。
続いて送電鉄塔。
北を見れば那須連山南端部。
送電線が邪魔だが…。
北を見れば那須連山南端部。
送電線が邪魔だが…。
二股分岐点は真っ直ぐ。。
鉄塔保守作業用の道標あり。
二股分岐点は真っ直ぐ。。
鉄塔保守作業用の道標あり。
お〜、木の葉が色付いてきたぞ。
それにしても素晴らしい道だ。
緩急を繰り返しながら進むと…
1
お〜、木の葉が色付いてきたぞ。
それにしても素晴らしい道だ。
緩急を繰り返しながら進むと…
百村(もむら)山1085m。
小広場となり休憩適地。
百村(もむら)山1085m。
小広場となり休憩適地。
あちこちに四つの頂上標示板。
ここから3時間40分か…(右上)。
3
あちこちに四つの頂上標示板。
ここから3時間40分か…(右上)。
カタクリ群生地なんですね。
カタクリ群生地なんですね。
僅かに開ける東側展望(1)。
2
僅かに開ける東側展望(1)。
方角を南側にずらして展望(2)。
方角を南側にずらして展望(2)。
真っ二つに折れてなおぶら下がる。
真っ二つに折れてなおぶら下がる。
歩きやすい!
素晴らしい!
2
歩きやすい!
素晴らしい!
黒滝山へあと3km標。
黒滝山へあと3km標。
連続して山頂へ3km標。
連続して山頂へ3km標。
三石山1257mは狭い山頂。
三石山1257mは狭い山頂。
僅かな隙間から那須野が原。
僅かな隙間から那須野が原。
赤テープは要らぬほどの一本道。
赤テープは要らぬほどの一本道。
この先からロープ多数。
滑り易い地質で補助的に使用。
この先からロープ多数。
滑り易い地質で補助的に使用。
「百村山⇒」は下山標。
ここは左へ急旋回。
「百村山⇒」は下山標。
ここは左へ急旋回。
真っ黄色(^^)v
真っ赤っか(*^^)
サル山1470m。
但し本来のピークとはずれている。
黒滝山へ2時間標示。
サル山1470m。
但し本来のピークとはずれている。
黒滝山へ2時間標示。
「山頂2km」標示。
周囲は紅葉真っ盛り。
1
「山頂2km」標示。
周囲は紅葉真っ盛り。
落雷で真っ二つ?
折れてなお地表に立つ。
落雷で真っ二つ?
折れてなお地表に立つ。
ヌタ場(1)。
入り乱れる赤と黄。
4
入り乱れる赤と黄。
ここが那須見台だったのか?
4
ここが那須見台だったのか?
ぬた場(2)。
朽ちてなお…アートだ。
朽ちてなお…アートだ。
倒れてなお…根性だ。
倒れてなお…根性だ。
この先、ロープが連続。
通過に約10分…滑る足下は一番の難所だった。
1
この先、ロープが連続。
通過に約10分…滑る足下は一番の難所だった。
難所を通過すると老木の出迎え。
難所を通過すると老木の出迎え。
山藤山1588m。
大きなコメツガが立つが展望はない。
1
山藤山1588m。
大きなコメツガが立つが展望はない。
緩やかに下りながら錦繡美。
1
緩やかに下りながら錦繡美。
老木もまだ頑張るそ。
1
老木もまだ頑張るそ。
再び足場の悪いロープ急登。
でもササが刈り払われ大いに助かる。
2
再び足場の悪いロープ急登。
でもササが刈り払われ大いに助かる。
脱出するに約5分。
上を見れば朱に染まる。
脱出するに約5分。
上を見れば朱に染まる。
河下山1700m。
展望はなくピーク感も感じない。
1
河下山1700m。
展望はなくピーク感も感じない。
やや進むと漸く黒滝山を捉える。
唯一の展望地点。
やや進むと漸く黒滝山を捉える。
唯一の展望地点。
剥き出た根っこ。
剥き出た根っこ。
朱と赤。
オッサンも頑張る。
オッサンも頑張る。
この暗がりの先に出れば…
1
この暗がりの先に出れば…
黒滝山1754mにトウチャコ。
栃木百88座目。
3
黒滝山1754mにトウチャコ。
栃木百88座目。
狭い山頂の東側の展望。
那須野が原・関東平野は雲の下。
狭い山頂の東側の展望。
那須野が原・関東平野は雲の下。
那須野が原にズームイン。
那須野が原にズームイン。
紅葉を味わいながら下山。
1
紅葉を味わいながら下山。
道迷いポイント(1)。
通行止めロープが張ってある。
1
道迷いポイント(1)。
通行止めロープが張ってある。
河下山を通過。
直下のロープ下降で二度の尻もち。
直下のロープ下降で二度の尻もち。
山藤山を通過。
お〜〜〜。
直下のロープ下降で尻もち一回。
直下のロープ下降で尻もち一回。
淡い色も魅力的。
淡い色も魅力的。
赤黄朱の三つ巴も魅力的。
赤黄朱の三つ巴も魅力的。
剥がれてなお現役。
剥がれてなお現役。
お〜お〜〜。
サル山を通過。
道間違いポイント(2)。
ここもロープが張ってある。
1
道間違いポイント(2)。
ここもロープが張ってある。
三石山を通過。
強めの風が吹く一日だった。
登りでは気付かなかったが二股だ。
強めの風が吹く一日だった。
登りでは気付かなかったが二股だ。
新登山口へ続く道でした。
新登山口へ続く道でした。
百村山を通過。
右に行けば往路を戻る。
でも板室温泉に行くには左が吉。
右に行けば往路を戻る。
でも板室温泉に行くには左が吉。
通せん棒が横たわるが鉄塔16号線へ続く道。
通せん棒が横たわるが鉄塔16号線へ続く道。
急坂には木製階段。
急坂には木製階段。
16号鉄塔と那須連山南端。
16号鉄塔と那須連山南端。
鉄塔基部からパノラマで。
鉄塔基部からパノラマで。
鉄塔からは激下り。
但し保守作業路として階段が整備され…
鉄塔からは激下り。
但し保守作業路として階段が整備され…
ジグも切られて明確な道。
1
ジグも切られて明確な道。
木の俣林道に出合います。
木の俣林道に出合います。
その先に続く作業路に行くと…
その先に続く作業路に行くと…
再び送電鉄塔。
ここしかない踏み跡を辿ると…
ここしかない踏み跡を辿ると…
う〜ん、しまった(-。-)y-゜
法面を恐る恐る滑り降り最後はジャンプ。
2
う〜ん、しまった(-。-)y-゜
法面を恐る恐る滑り降り最後はジャンプ。
背丈以上の高さ。
法面になる前に林道に降り立つべきだった。
背丈以上の高さ。
法面になる前に林道に降り立つべきだった。
その後は林道歩き。
一瞬の日射しで光り輝く雑木林。
その後は林道歩き。
一瞬の日射しで光り輝く雑木林。
ついでなのでホテル板室を下見。
ここでも入浴できるが…
ついでなのでホテル板室を下見。
ここでも入浴できるが…
赤線繋ぎのため板室温泉街へ。
赤線繋ぎのため板室温泉街へ。
おっと…黒磯方面バス(週末最終便)とすれ違い…。
⇒自由乗降区間なので手を挙げれば止まる。
平日は85分後にもう一本ある。
おっと…黒磯方面バス(週末最終便)とすれ違い…。
⇒自由乗降区間なので手を挙げれば止まる。
平日は85分後にもう一本ある。
那賀川の上流に板室温泉街。
その奥の奥は大倉山や三倉山か?
那賀川の上流に板室温泉街。
その奥の奥は大倉山や三倉山か?
板室温泉街入口。
正面は塩沢山(手前)・鬼ヶ面山。
板室温泉街入口。
正面は塩沢山(手前)・鬼ヶ面山。
市営「健康のゆ」で1時間ほどゆったり。
2
市営「健康のゆ」で1時間ほどゆったり。
帰る頃(終バス1745)には既に夕闇。
秋の日は釣瓶落とし。
1
帰る頃(終バス1745)には既に夕闇。
秋の日は釣瓶落とし。
お袋殿への土産は駅近スーパーで。
独占!大人の紅葉も、長い↑↓だった。
お疲れさんどした<m(__)m>
3
お袋殿への土産は駅近スーパーで。
独占!大人の紅葉も、長い↑↓だった。
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

【プロローグ】
今回は6月(尾出山・不動岳)以来、久しぶりの栃木百名山巡り。
黒滝山はその稜線上の百村(もむら)山と共に、分県ガイドに紹介されているが
「登山口まではバスの便がない」
「黒滝山往復は、前夜泊し、早朝に出発しないと難しい」
「光徳寺脇登山口から黒滝山日帰りは、健脚者でないと困難」
などと脅し文句が散りばめられており、端から後回しにしてきた。

しかし電車バス日帰り可能先が次第に細ってしまい、どうにかならないものか…と思って、改めて分県ガイドを見ていたら、掲載地図の端っこの見づらい位置に小さな文字で「穴沢バス停へ」と載っているのを見つけた。
「穴沢バス停?」と思って調べたら、紹介されている光徳寺脇登山口とは僅か1.5km(往復して3km)離れているだけだった。
紹介コース全長14.0kmに往復3kmを足しても17kmに納まる。
「なんだ…」と思って、みんなの足跡を調べたら…ありました、先達の山行記録が。
さすが…首都圏電車バス日帰りのエース格・poohtaさんでした(⇒【参考記録】をご参照乞う)。
その記録を拝見すると、単純往復ではなく、復路で送電鉄塔作業を辿って板室温泉方面へ下山されている。
拙者も板室温泉で止まっている歩跡(赤線)と接続するのに格好の機会なので、ほぼほぼ丸パクリさせて頂いた<(_ _)>

【紅葉が美しい落葉広葉樹の道】
光徳寺脇から木ノ俣巻川林道と交差するまでは、人工林(スギ植林帯)をジグザグと登る普通の登山道だったが、百村山⇒三石山⇒サル山⇒藤倉山⇒河下山⇒黒滝山と続く尾根道は全て落葉広葉樹の道だった。
折りしも、紅葉が進んでちょうど真っ盛り。
標高を上げるに連れて、黄・赤・朱と色付きが鮮やかになった。
一方で長年の風雪に耐えた…あるいは力尽きた大木・老木が多く見られ、「花より樹木」派の拙者にとっては嬉しい道だった。
許より標高2000mに満たない中級低山なので、あまり眺望は望めないが、それを補って余りある尾根道だった。

【ササは刈り払われた直後?】
分県ガイドには
「夏には両側からササが覆いかぶさり歩き難いところが数ヶ所ある」
「夏場は身の丈以上のササに覆われる箇所もあり、避けた方が無難」
との記述もあり気掛かりだった。
しかし百村山の手前から最近刈り払いされた痕が見てとれ、最終的には黒滝山に至るまで全て刈り払い済みだったため、覆い被さるササに手こずることは全くなかったのは幸運だった。
刈り払われたササの枝葉で足元が滑るとの副作用はあるものの、それは小さなこと。
ササでどれだけ手こずるか?難儀するか?で、この尾根道を歩いた印象はまるで違ってくるのではなかろうか。

【滑りやすい地質】
コース状況欄に詳述したが、ササが刈り払われていても、山藤山と河下山の山頂下は黒い土壌のとても滑りやすい地質。
何連にも渡ってお助けロープが張られているが、素直にお世話になる方が無難。
特に下りでは滑らないように……と歩いていても、都合3度も尻餅を撞いた。
いずれも踵に重心が乗ってしまって、あっという間にすってんころりん。

【静かな板室温泉】
市営温泉である「健康のゆ」に入るのは2度目。
コロナ禍の下では初めてだが、今回は入館時に検温・手指消毒があり、住所氏名年齢電話番号など個人情報を記載提出する。万が一にも感染者が出てしまった場合の連絡用だろう。
尤も、前回も感じだが、板室温泉は静かと言うのか……とてもひっそりしており、健康のゆも、地元民の利用が多いものの、密にはほど遠い入館者。
お陰さまでゆっくりと過ごすことができました。

【今日登った主な山】
★百村山(もむらやま)1,085m:分県ガイド
★黒滝山(くろたきさん)1,754m:分県ガイド、栃木百…88座目

お疲れさんどした<m(__)m>

隊長

【個人用参照過去レコ:那須連山関係及び前回栃百】
(1)2019年06月25日(火) :那須岳
茶臼・朝日・三本槍を周回、半袖隊長、岩と花と温泉を楽しみました(^^)v
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1906429.html
(2)2019年07月31日(水):南月山・白笹山(79-80/栃木百)
夏の花に彩られアキアカネが飛び回る稜線歩き、半袖隊長、湯川沿いの板室温泉への悪路には泣きました
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1948609.html
(3)2020年06月27日(土) :尾出山/不動岳(86-87/栃百)
ヤマビル攻撃に怯まず真昼の血闘・流血縦走、半袖隊長、並足でも行ける電車バス日帰りコース開拓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2414838.html

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コメント

紅葉
こんにちわ。
栃木百88座、すごいです!あと12座
紅葉がいい感じになってきているのに、静かな山歩きになりましたね。
紅葉がきれい=人が多い、ですが、穴場的によい山見つけられて、いいな〜
2020/10/17 12:20
3737さん
各地100名山は80を超えてからが難しい…と思っています。
栃百には夏道がない山(大佐飛山など)もありますし、どう考えても拙宅からでは(電電車バス利用では)日帰りできない山(男鹿岳、黒岩山など)もあります。
今後は前泊も駆使しながらでないと厳しいです

黒滝山がこれほど紅葉が美しいとは思いませんでしたが、最も多く登られるのは残雪期(3~5月)なのです。
皆さんが目指すのは黒滝山ではなく、まだその先にある大佐飛山。
夏場はヤブが酷くて登れないので、皆さん、ヤブが雪の下に隠れるのを待っているんですね。

  隊長
2020/10/17 18:21
通常のハイカーは
1.5辧2を大したことないとは思わないので(笑)
でっきるだけ登山口に近いバス停を紹介しないといけないんでしょうね〜
それにしても20卻發が基本の 隊長に比べ
たった8劼舛腓辰箸靴歩いてないのに結構疲労が溜まってるのは
コロナ疲れのせいでしょうか?(笑)
2020/10/19 11:49
ceberdocさん
今回は電車バス利用組に特有の道路歩きが7km強ありますから、歩行距離のみでは論じられませんよ。
それに余計な3kmと言っても、山道ではなく舗装道路のみですから

拙者の場合、翌日は割と身体が軽くて「短時間とは言え、日頃の筋トレの成果か!」と思いましたが、その翌日・そのまた翌日と身体の怠さを強く感じました。
それはコロナ疲れではなく、加齢かなぁ?

華麗なる転身を図りたい

  隊長
2020/10/19 15:46
変わらずのyamabe陽希さん
おそ〜いコメにて失礼します。

栃木百も残り僅かですね(^_^)
大変なところも残ってる様ですが、

相変わらずの健脚ぶりと他に類を見ない詳細なレコ、恐れ入ります。
栃木百は人が余り登らない山も数多く厳しいと思いますが、完登に向けて突き進んで下さい(^_^)
2020/10/20 15:21
teheheさん、
大変なところ……と言うと、大佐飛山や男鹿岳、黒岩山当たりでしょうか?
拙者もそう思います

前泊やタクシー、夜行バス利用で95座ぐらいまでは何とか……とは思いますが、その先は苦しそうです
取り敢えずは90台に乗せ、指折り数えながら一歩一歩……いや、一山一山ですね

隊長
2020/10/20 18:17
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