百村山・黒滝山(88/栃百):独占!紅葉真っ盛りの落葉樹林、半袖隊長、穴山BS⇒板室温泉BSへ赤線伸ばし
- GPS
- 08:23
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,497m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 8:23
累積標高(上り): 1548m / 累積標高(下り): 1530m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:43.65=20.52+(1548÷100)+(1530÷100÷2)
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献】
★分県登山ガイド08栃木県の山(山と渓谷社/2018年7月1日初版)
03百村山1085m・黒滝山1754m:ゴヨウツツジと紅葉が美しい静かな山
【参考記録】
poohtaさん:2020年04月04日(土)
百村山〜黒滝山(穴沢BS〜板室分署前BS)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2286478.html
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(注1)池袋乗換えは走らないと無理…但し次便でも後の乗換え結果は同じ (注2)関東自動車(那須塩原駅発−板室温泉行き)730円・現金のみ…乗客数人のみ (注3)始発・那須塩原駅で乗換え可能(0825着0835発)だが料金が高くなる (注4)藤田BS〜板室温泉BSは自由乗降区間、Free-WiFi完備 (注5)関東自動車:IC乗車券不可だが、2,000円回数乗車券がお得 (2,240円相当=190円x6枚+100円X11枚)を2,000円で車内購入できる しかし今回は往復しても730+930=1,660円なので余ってしまう 【復路】板室温泉17451820黒磯駅18341926宇都宮駅19292118新宿駅地元駅 (注1)関東自動車(板室温泉発−那須塩原駅行き)930円・現金のみ…乗客2人のみ (注2)土休日は板室温泉1620発が最終便となる(⇒平日より1時間25分も早い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 全行程20.5kmのうち7.3km(前半1.5km後半5.8km)はロード(道路歩き)。従って登山道は残る13.2km。 登山道の両側にはササが生えている箇所が多い(特に百村山〜黒滝山の間)が、今回は幸いにも最近刈払いされた後で煩わしさはなかった。 ●穴山バス停〜光徳寺脇登山口 道路歩きのみ。 ●光徳寺脇登山口〜百村山 砂利道を経て、緩やかな傾斜の幅広い道。 ●百村山〜三石山〜サル山 登山道はやや細くなるが、踏み跡明確で比較的緩い登り。 ●サル山〜山藤山〜河下山〜黒滝山 山藤山と河下山の山頂直下でお助けロープ付きの急登あり。登りでも難儀するが、特に下りでは転倒注意。但し道幅は狭く滑落することはない。 ●16号鉄塔分岐〜木ノ俣巻川林道 踏み跡明確な送電鉄塔保守路でよく整備されている ●木ノ俣巻川林道〜板室温泉 道路歩きのみ。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★積雪状況:なし ★蜘蛛の巣 :ごく僅かに引っ掛った ☆半袖 タイム:終日 ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:出会いなし |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★駐車場:光徳寺脇登山口にはない ★トイレ:なし ★携帯 :ほとんど圏内(だったと思う) ★食料調達処:全て持参 ★酒類調達処:NewDays黒磯駅 ★お土産処:ヨークベニマル黒磯店……御用邸の月884円 ★飲食店:寄らず ★温泉:板室健康のゆグリーングリーン(板室温泉駅=バス停から徒歩3分)…500円 https://www.jalan.net/kankou/spt_09212cc3360048479/ http://www.city.nasushiobara.lg.jp/22/001924.html http://www.alsok-shiobara.jp/greengreen/html/green.html 【注】ビール販売なし(館内原則禁酒)、飲料水自販機のみ、軽食堂も閉鎖中 ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【プロローグ】
今回は6月(尾出山・不動岳)以来、久しぶりの栃木百名山巡り。
黒滝山はその稜線上の百村(もむら)山と共に、分県ガイドに紹介されているが
「登山口まではバスの便がない」
「黒滝山往復は、前夜泊し、早朝に出発しないと難しい」
「光徳寺脇登山口から黒滝山日帰りは、健脚者でないと困難」
などと脅し文句が散りばめられており、端から後回しにしてきた。
しかし電車バス日帰り可能先が次第に細ってしまい、どうにかならないものか…と思って、改めて分県ガイドを見ていたら、掲載地図の端っこの見づらい位置に小さな文字で「穴沢バス停へ」と載っているのを見つけた。
「穴沢バス停?」と思って調べたら、紹介されている光徳寺脇登山口とは僅か1.5km(往復して3km)離れているだけだった。
紹介コース全長14.0kmに往復3kmを足しても17kmに納まる。
「なんだ…」と思って、みんなの足跡を調べたら…ありました、先達の山行記録が。
さすが…首都圏電車バス日帰りのエース格・poohtaさんでした(⇒【参考記録】をご参照乞う)。
その記録を拝見すると、単純往復ではなく、復路で送電鉄塔作業を辿って板室温泉方面へ下山されている。
拙者も板室温泉で止まっている歩跡(赤線)と接続するのに格好の機会なので、ほぼほぼ丸パクリさせて頂いた<(_ _)>
【紅葉が美しい落葉広葉樹の道】
光徳寺脇から木ノ俣巻川林道と交差するまでは、人工林(スギ植林帯)をジグザグと登る普通の登山道だったが、百村山⇒三石山⇒サル山⇒藤倉山⇒河下山⇒黒滝山と続く尾根道は全て落葉広葉樹の道だった。
折りしも、紅葉が進んでちょうど真っ盛り。
標高を上げるに連れて、黄・赤・朱と色付きが鮮やかになった。
一方で長年の風雪に耐えた…あるいは力尽きた大木・老木が多く見られ、「花より樹木」派の拙者にとっては嬉しい道だった。
許より標高2000mに満たない中級低山なので、あまり眺望は望めないが、それを補って余りある尾根道だった。
【ササは刈り払われた直後?】
分県ガイドには
「夏には両側からササが覆いかぶさり歩き難いところが数ヶ所ある」
「夏場は身の丈以上のササに覆われる箇所もあり、避けた方が無難」
との記述もあり気掛かりだった。
しかし百村山の手前から最近刈り払いされた痕が見てとれ、最終的には黒滝山に至るまで全て刈り払い済みだったため、覆い被さるササに手こずることは全くなかったのは幸運だった。
刈り払われたササの枝葉で足元が滑るとの副作用はあるものの、それは小さなこと。
ササでどれだけ手こずるか?難儀するか?で、この尾根道を歩いた印象はまるで違ってくるのではなかろうか。
【滑りやすい地質】
コース状況欄に詳述したが、ササが刈り払われていても、山藤山と河下山の山頂下は黒い土壌のとても滑りやすい地質。
何連にも渡ってお助けロープが張られているが、素直にお世話になる方が無難。
特に下りでは滑らないように……と歩いていても、都合3度も尻餅を撞いた。
いずれも踵に重心が乗ってしまって、あっという間にすってんころりん。
【静かな板室温泉】
市営温泉である「健康のゆ」に入るのは2度目。
コロナ禍の下では初めてだが、今回は入館時に検温・手指消毒があり、住所氏名年齢電話番号など個人情報を記載提出する。万が一にも感染者が出てしまった場合の連絡用だろう。
尤も、前回も感じだが、板室温泉は静かと言うのか……とてもひっそりしており、健康のゆも、地元民の利用が多いものの、密にはほど遠い入館者。
お陰さまでゆっくりと過ごすことができました。
【今日登った主な山】
★百村山(もむらやま)1,085m:分県ガイド
★黒滝山(くろたきさん)1,754m:分県ガイド、栃木百…88座目
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【個人用参照過去レコ:那須連山関係及び前回栃百】
(1)2019年06月25日(火) :那須岳
茶臼・朝日・三本槍を周回、半袖隊長、岩と花と温泉を楽しみました(^^)v
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1906429.html
(2)2019年07月31日(水):南月山・白笹山(79-80/栃木百)
夏の花に彩られアキアカネが飛び回る稜線歩き、半袖隊長、湯川沿いの板室温泉への悪路には泣きました
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1948609.html
(3)2020年06月27日(土) :尾出山/不動岳(86-87/栃百)
ヤマビル攻撃に怯まず真昼の血闘・流血縦走、半袖隊長、並足でも行ける電車バス日帰りコース開拓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2414838.html
コメント
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こんにちわ。
栃木百88座、すごいです!あと12座
紅葉がいい感じになってきているのに、静かな山歩きになりましたね。
紅葉がきれい=人が多い、ですが、穴場的によい山見つけられて、いいな〜
各地100名山は80を超えてからが難しい…と思っています。
栃百には夏道がない山(大佐飛山など)もありますし、どう考えても拙宅からでは(電電車バス利用では)日帰りできない山(男鹿岳、黒岩山など)もあります。
今後は前泊も駆使しながらでないと厳しいです
黒滝山がこれほど紅葉が美しいとは思いませんでしたが、最も多く登られるのは残雪期(3~5月)なのです。
皆さんが目指すのは黒滝山ではなく、まだその先にある大佐飛山。
夏場はヤブが酷くて登れないので、皆さん、ヤブが雪の下に隠れるのを待っているんですね。
隊長
1.5辧2を大したことないとは思わないので(笑)
でっきるだけ登山口に近いバス停を紹介しないといけないんでしょうね〜
それにしても20卻發が基本の 隊長に比べ
たった8劼舛腓辰箸靴歩いてないのに結構疲労が溜まってるのは
コロナ疲れのせいでしょうか?(笑)
今回は電車バス利用組に特有の道路歩きが7km強ありますから、歩行距離のみでは論じられませんよ。
それに余計な3kmと言っても、山道ではなく舗装道路のみですから
拙者の場合、翌日は割と身体が軽くて「短時間とは言え、日頃の筋トレの成果か!」と思いましたが、その翌日・そのまた翌日と身体の怠さを強く感じました。
それはコロナ疲れではなく、加齢かなぁ?
華麗なる転身を図りたい
隊長
おそ〜いコメにて失礼します。
栃木百も残り僅かですね(^_^)
大変なところも残ってる様ですが、
相変わらずの健脚ぶりと他に類を見ない詳細なレコ、恐れ入ります。
栃木百は人が余り登らない山も数多く厳しいと思いますが、完登に向けて突き進んで下さい(^_^)
大変なところ……と言うと、大佐飛山や男鹿岳、黒岩山当たりでしょうか?
拙者もそう思います
前泊やタクシー、夜行バス利用で95座ぐらいまでは何とか……とは思いますが、その先は苦しそうです
取り敢えずは90台に乗せ、指折り数えながら一歩一歩……いや、一山一山ですね
隊長
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