地蔵尾根から赤岳・阿弥陀岳(行者小屋テン泊)
- GPS
- 26:36
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,492m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 8:08
天候 | 晴れときどきくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸林道は8月に比べて荒れているように見えました。SUV、 クロカン推奨ですがプリウスとか軽ミニバンなども停まって いました。わナンバーの小型車もいたけどちょっとリスキーですね。 赤岳山荘1日1,000円→テント1泊で2,000円となります。 やまのこ村は今季営業自粛中ですが、駐車場は開放されていました。 おそらく赤岳山荘さんが駐車場代の管理をされているのでしょう(未確認)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[登山ポスト]美濃戸口(八ヶ岳山荘)、美濃戸(赤岳山荘) [登山道] 〈南沢コース〉北沢に比べてアップダウンがあります。北沢コースの方が 解放感があって楽しいし楽。 〈地蔵尾根〉濡れると緊張感が一気に増すでしょう。当日は乾いていたので それほど危険は感じませんでした。 〈地蔵の頭から赤岳〉ザレて急な道です。下って来る人も多いので落石に 注意。地蔵尾根では風がなくても地蔵の頭に出たとたんに強風となり ぐっと冷え込むことがあるので注意。 〈赤岳から文三郎道分岐〉ここも登る人、下る人どちらも多いので上手く 譲り合いましょう。ヘルメットがあると安心感が増します。 〈中岳のコルから阿弥陀岳〉阿弥陀岳は立ちはだかる壁に見えていましたが、 取り付いてみると難しくはありませんでした。ただし、山頂近くのザレた 道はいやらしく、落石やスリップに要注意。 〈中岳のコルから行者小屋〉コルからいきなりロープにつかまって降りる ような荒れたところもあります。 |
その他周辺情報 | [入浴] yatsugatake J&N、もみの湯 [土産] たてしな自由農園原村店、ツルヤ茅野店 |
写真
装備
個人装備 |
三脚は重りで終わった(1.4kgほど)
総重量20.15kg
|
---|
感想
今年は八ヶ岳に縁があります。公共交通機関を使わずに
アクセスできる山を知らず知らず選んでいたようです。
さて今回の山は赤岳。2度目となります。
初めての赤岳はいつもの友人Yと2018年7月に行者小屋テン泊
で文三郎道から登り、そのまま横岳、硫黄岳と縦走しました。
今回、赤岳と涸沢とかなり迷いましたが、紅葉の見ごろが
到来している涸沢は相当な混み具合だろうと思い、静かな山を
楽しめそうな赤岳に決定。
しかし・・夜中に美濃戸、赤岳山荘に着いてみるとほぼ満車。
幸いまだ数台一番上の駐車場に空きがあったのでそこへ滑り
込めました。南八ツの人気恐るべし。
今回も装備が20kgを超えました。軽量化って何?
装備は重いが、いつの間にか趣味として定着している
ランニングで体は現在劇的に軽く、脚力も上がっている
ので歩みは軽快。そりゃ重いし、疲れるけどやはり
1度目のときよりは南沢コースを楽に歩けました。
行者小屋到着時のテン場は好きなところにテントを張れる程度
に空いていました(夕方高校山岳部の到着により状況一変)。
宿泊営業、売店営業、入浴もOKな赤岳鉱泉に対してテン場、
水場トイレのみの今季の行者小屋は利便性の点で赤岳鉱泉に
負けるので多少は空いていたんじゃないかな。
ちなみにテン場代の支払いは赤岳鉱泉のスタッフさんが一山
超えて徴収しに来てくれます(14時過ぎに支払いました)。
赤岳へは地蔵尾根から登りました。実はかなり不安でした。
ここ、予習すると必ず難しそうに見える岩場、階段、鎖が出て
くるでしょ?自分の実力で歩けるのかな?って。
杞憂でした。岩場も鎖も楽しめました。但しこれは乾いている
コンディションでの評価。濡れてたらきっと怖い。
地蔵の頭に出てみると、微妙な空模様だったので諦めていた
富士山が見えて疲れが飛びました。
満足しちゃったからそのまま文さん下っておしまいでもいい
かななんてこともチラリと頭をよぎりました、飲みたいし。
でも如何せん時間がまだ早いし、阿弥陀岳にも挑戦する
つもりで来たので文三郎道と中岳の分岐で少し休憩した後
中岳方面へ。
目の前にだんだん阿弥陀岳が迫ってきます。赤岳より難しそう
に見えるんですけど・・・変なしょぼい梯子もあるし・・
しかしこちらも取り付いてみればホールドはしっかり。
ただし、頂上近くのザレはやっかいです。細心の注意を払って
歩かないと石を落としてしまいます。
実際、下山時にサイズこそ小さかったけれど石を落とされ
ました。当たらなかったのでホッとしました。
14時過ぎにテン場へ着いたらもう飲むことくらいしかやる
ことがありません。
テント内の整頓などをのんびりしてから小屋前のテーブルへ
移動、地鶏の真空パックをメスティンで湯煎したものを
つまみに持参した赤ワイン1本をちびりちびり。
次いで湯煎したお湯に地鶏の残り汁も加え、早茹でパスタを
茹でます。そこへ、はごろもフーズの「さばの塩レモンソース」
を入れスープパスタっぽくして食べました。
美味いなこのソース。
これなら水を1滴も無駄にしないで済みます。
ずっと一人で飲んでいたのだけれど、隣のテーブルの同年代の
男性(PEAK TUNES氏)にお誘いいただき真っ暗になり気温も
ぐっと低くなって寒くてたまらん、てなるまで飲んでおひらき。
翌朝はどんよりと曇り。テント内でカレーメシ食べ撤収。
ネットで見てカレーメシをジップロックに移していきましたが
お湯の量が多すぎた・・次からは普通にカップで食べる。
ご近所テントの藤枝のソロ男性、松本のソロ男性は私より先に
早々と撤収して行かれました。いずれまたどこかの山で。
赤岳鉱泉経由、北沢コースで下山。
帰りは茅野にできたツルヤに寄ってキノコ、蕎麦、日本酒、
ドライフルーツなど長野県の地場のものを中心に買い物して
山梨のみたまの湯で汗を流し、楽しかった久しぶりのテン泊
ぼっち登山を終えました。
ツルヤほんと楽しい、一日いられる(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する