宮之浦岳

2020年10月14日(水) ~ 2020年10月16日(金)

• GPS: 16:37
• 距離: 26.6km
• 登り: 2,063m
• 下り: 2,670m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:04
• 休憩: 0:02
• 合計: 1:06

14:42 紀元杉
15:07 15:09 淀川登山口
15:48 淀川小屋

2日目

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:20

5:18 淀川小屋
6:47 6:49 小花之江河
7:12 7:12 花之江河
7:27 7:28 黒味岳分かれ
7:52 7:52 投石平
8:09 8:09 投石の岩屋
9:32 9:46 栗生岳
10:20 10:59 宮之浦岳
11:17 11:17 焼野三叉路
11:58 12:18 平石
12:43 12:43 坊主岩
13:38 新高塚小屋

3日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:01

5:48 新高塚小屋
6:44 6:52 高塚小屋
6:57 7:01 縄文杉
8:00 8:20 ウィルソン株
8:37 8:37 大株歩道入口
9:33 9:52 楠川分れ
10:41 10:43 辻峠
10:51 10:58 太鼓岩
11:17 11:17 辻峠
11:31 11:31 苔むす森
11:57 12:01 白谷山荘
12:27 12:33 さつき吊り橋
12:38 12:43 飛龍おとし
12:49 白谷広場

天候

10月14日：霧のち晴れ
10月15日：晴れのち霧
10月16日：曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 船

自宅から車で九州に向かう。大阪港からフェリーで志布志港へ。その後鹿児島港に車を駐車し宮之浦港まで高速船を使用。
宮之浦から屋久杉自然館までバス→紀元杉行きに乗り換え、淀川登山口から入山
下山は白谷雲水峡。ここからバスで宮之浦へ移動し民宿へ。

コース状況／危険箇所等

ルート上の危険個所はありませんでした。
台風10号の影響で倒木による通行止めがあった白谷雲水峡ルートも、倒木処理され通行可能になっています。

写真

入山日に先ずはお勉強です。
バスの運転手さんに教えていただいた遺産センターに行って、屋久島が出来た過程や屋久杉の特徴をお勉強！

屋久杉自然館にも寄りましたが、こちらは子供たちにもよくわかるような説明が多かったですね。

屋久杉自然館からバスで紀元杉へ移動
5名乗車でしたが、全員淀川小屋で泊（テント2、小屋3）

川上杉

二日目
淀川小屋を出発
ヘッデン点けて…さあ登るぞ！

暫くはシャクナゲの林だったようです(^^;

モルゲンロートのとうふ岩

朝陽が気持ちよい！

小花之江河に到着

暫く進むと花之江河

登ったら急降下？？
小さなピークをよけながらも、細かいアップダウンが終始続きます。

ところどころ「お助けロープ」がありますが、太目でGoodです！

ザックを擦りながら、腹の肉も邪魔な岩場

1700mを超えると灌木帯も終わり、だんだんとアドレナリンが増えてきます。（嬉）

山頂まで2.9�辧津卦い�良いのでまだまだ楽しめて嬉しい！

ヤクザサは葉が小さいです。

ロープは数か所あります。

いやー最高だ！！
あれは栗生岳かな？

最終水場

たっぷりと出ていました。

巨神兵登場

栗生岳がもうすぐです。

栗生岳までくるとやっと拝める宮之浦岳です。

ウイニングロード

で、登頂！

おきまりのポチ！

雲が多くて遠望はききませんでしたが、屋久島の山々はとても美しかったです。

さて、2泊目の新高塚小屋に向かいます。
どこぞのイルカ岩に似ている岩？

ガスが上がってきました。

平岩にて一服

ガンガン下ります。

シャクナゲの林に突入

まだまだ標高を下げてゆきます。

やく猿
本州のニホンザルより穏やかなようでした。

新高塚小屋のトイレは和式ですが簡易水洗があって非常によろしいです。

新高塚小屋の周りにはやく鹿

3日目の朝
今日も晴れればいいな？

少し下ってきたらガスが滝雲のようになっていました。
ガスの中に突入していくことになりそうです。

今日もガンガン標高を下げます。

7:00に縄文杉到着
当然誰もいません。独り占めでした。

大王杉

縄文杉を過ぎた頃から明らかに木段の減り方が激しくなっています。訪れる人数が明らかに違いますね。

ウイルソン株のお決まり

ウイルソン株の全貌

トロッコ道まで降りてきました。
この辺から縄文杉ツアーのお客さんが増え始めてきました。

トロッコ道は景色が変わらず退屈です。

三代杉

白谷雲水峡との分岐

いよいよ苔の世界へ突入です。

こんな岩を潜れば辻峠はもうすぐ。

太鼓岩
ガスが多くてちょっと残念でした。

めがみ杉

かみなりおんじ

だんだんと神秘的な世界になってゆきます。

もののけの森到着

屋久島には八ヶ岳と同じように何百種もの苔が自生しているとのことです。

渡渉点
台風10号以来、あまり降雨が無いようで、水量は少なかったです。

その台風10号の影響で倒木があり通行禁止になっていたポイントもしっかり処理されていました。
ありがとうございます。

吊り橋を渡れば渓谷へ。

急峻渓谷の流れはきれいですね。

白谷雲水峡のバス停には計画より2時間以上も早く到着してしまいました。

予定よりかなり早く下山してしまい、民宿のチェックイン時間前でしたが、とりあえずビールだけ飲ませてもらいました（笑）

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ ミッドレイヤー 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット モバイルバッテリー USBケーブル 常備薬 日焼け止め ロールペーパー ガーベッジバッグ 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テントマット シェラフ エアピロー 携帯トイレ

感想

kawaharas

洋上のアルプスと言われている宮之浦岳は、そのネーミングに惹かれて計画を温め続けていましたが、やっと念願が叶いました。
本来なら、日の出時間や気温等を考えると10月上旬に実行したかったのですが、台風10号の影響で若干遅れての入山でした。
幸い、山中3日間は降雨もなく、若干のガスはありましたが上出来の天気であったと思います。
誤算は行動時間で、山プラで計画したのですが、相当早く目的地に到着してしまいました。小屋でゆっくりできたのはありがたいものの、計画との差が大きすぎるのもゆくゆくの計画作成に心配を残します。（宮之浦岳以外は山プラを使って、自分のペースと一致していることは確認できているので、宮之浦固有の差だったように思います。）