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Yamareco

記録ID: 2653276
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

【阿寺】寺田小屋山(1505m)

2020年10月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:11
距離
7.8km
登り
686m
下り
685m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:33
休憩
0:33
合計
4:06
7:01
36
7:37
7:37
76
8:53
9:15
53
10:08
10:18
45
11:03
11:04
3
11:07
ゴール地点
ー屬離ー行方不明事件発生。エンジンはかかるから、キーが車内にあることは確実。しかし、大捜索しても見つからないんです。いよいよ最後の手段、荷物を全て外に出し、一つずつ車内に戻しながらエンジンがかかるか試してみました。

下山でお会いした草刈り作業の方、早期退職して山登り人生。御前山から寺田小屋まで道を拓いたこともあるらしいです。しかし、山巡りの全国行脚から戻ってみると、ヤブまみれになっていたとか。それでも、いつかは寺田小屋から高森山まで道を拓きたいと語っていました。頼もしいなぁ。
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
まずは
Pから黒岩林道の起点まで戻って
2020年10月18日 07:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 7:04
まずは
Pから黒岩林道の起点まで戻って
1%に当たる私はこちらへ (゜_ ゜)/♪
2020年10月18日 07:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 7:04
1%に当たる私はこちらへ (゜_ ゜)/♪
赤い熊注ゲートの先の
2020年10月18日 07:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 7:19
赤い熊注ゲートの先の
洗い堰を越えると
そこは
2020年10月18日 07:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 7:29
洗い堰を越えると
そこは
松尾芭蕉の愛してやまない
『奥の細道』です(意味不明)
2020年10月18日 07:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 7:31
松尾芭蕉の愛してやまない
『奥の細道』です(意味不明)
コンクリ階段から周遊しましょう
2020年10月18日 07:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 7:47
コンクリ階段から周遊しましょう
ここはまともですが
2020年10月18日 07:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 7:52
ここはまともですが
一転してヤバい
2020年10月18日 08:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 8:06
一転してヤバい
『保安林』の看板の立つ四つ辻
ミズナラを見て直登します
2020年10月18日 08:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 8:19
『保安林』の看板の立つ四つ辻
ミズナラを見て直登します
植林界
ササヤブ
ダケカン林を経て
山頂に迫ります
2020年10月18日 08:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 8:55
植林界
ササヤブ
ダケカン林を経て
山頂に迫ります
この二本の枯木が見えたら
2020年10月18日 08:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 8:56
この二本の枯木が見えたら
そこが寺田小屋山です
2020年10月18日 08:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 8:56
そこが寺田小屋山です
何はともあれ
三角点にごあいさつ
2020年10月18日 08:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 8:57
何はともあれ
三角点にごあいさつ
山頂の切り拓きから東南方向
眼下にはたどってきた林道型
2020年10月18日 08:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 8:59
山頂の切り拓きから東南方向
眼下にはたどってきた林道型
奥には恵那山・二ツ森山
2020年10月18日 08:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 8:59
奥には恵那山・二ツ森山
展望をもとめて稜線を辿ります
2020年10月18日 09:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:16
展望をもとめて稜線を辿ります
正面
高森山・箱岩山・白草山・小秀山
2020年10月18日 09:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:16
正面
高森山・箱岩山・白草山・小秀山
左奥には恵那山
2020年10月18日 09:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:18
左奥には恵那山
高森山
2020年10月18日 09:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:21
高森山
箱岩山・白草山・小秀山
2020年10月18日 09:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:21
箱岩山・白草山・小秀山
寺田小屋山を振り返って
2020年10月18日 09:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:25
寺田小屋山を振り返って
濃尾平野を眺めると名古屋のビル街
2020年10月18日 09:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:27
濃尾平野を眺めると名古屋のビル街
共聴アンテナの跡でしょうか
2020年10月18日 09:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:17
共聴アンテナの跡でしょうか
御料局の三角点です
2020年10月18日 09:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:30
御料局の三角点です
ここにも建物跡
2020年10月18日 09:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:31
ここにも建物跡
白装束の御嶽山に敬意を表し
2020年10月18日 09:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 9:32
白装束の御嶽山に敬意を表し
下山にかかると
ヤッター♪♬...
2020年10月18日 09:56撮影
10/18 9:56
下山にかかると
ヤッター♪♬...
無事に林道に復帰です
2020年10月18日 10:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 10:12
無事に林道に復帰です
シロヨメナに
2020年10月18日 10:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 10:17
シロヨメナに
コアカソに
2020年10月18日 10:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 10:32
コアカソに
クサボタン
2020年10月18日 10:32撮影
10/18 10:32
クサボタン
ただいま
2020年10月18日 11:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
10/18 11:07
ただいま
持ち主の方はお申し出ください(^_-)-☆
2020年10月28日 22:05撮影
10/28 22:05
持ち主の方はお申し出ください(^_-)-☆
撮影機器:

感想

ほんと、おバカな話ですが、道の駅で休憩した時、車のキーが行方不明。これで、今日のお山は中止!?見つかるまで、小一時間のロス・タイムでした。

気を取り直して登山口へ。駐車場にはすでに先客さんの車が二台。慌てて出発です・・・が、この登山口の登山者の99%は白草山です(ちなみに根拠はありません笑)。

黒谷林道の起点に立ちます。白草山方面に別れを告げ、荒れかけた林道へ。目指す山頂を見上げながら『熊注』の赤いゲートを越えると洗い越しです。その頃までには、舗装が剥がれ、夏草が茂り「奥の細道」と化した山道に変わります。

登り口のコンクリ階段からが、正式な登山道です。山肌をトラバースして、沢の源頭をいくつか越えます。道は崩壊箇所もあり、木橋も腐ちかけています。

あ、白いサーモスが落っこちてますよ。象印の350mlボトル。中味はコーヒーでした。山頂での憩いのひと時のパートナーでしょうか。回収してあります。持ち主の方、声をかけてください。

『保安林』の黄色い看板から山頂に直登します。ミズナラの木の立つ四つ辻。切り拓きには、名古屋営林局の赤い境界見出標が付いています。植生は植林界、ササヤブ、ダケカンバ。表情を微妙に変えながら、青空にいいざなわれて山頂に立ちました!

二等三角点と山名プレートが二枚。伐採された南面には恵那山や二ツ森山がのぞきます。

いよいよ本日のハイライト。建物跡、鉄塔跡、TVの共聴アンテナ跡をたどって歩きます。待ちわびた展望が大きく開けました。高森山、箱岩山、白草山、小秀山・・・伊吹山、養老、鈴鹿、名古屋の高層ビル群、猿投山・・・

御料局三角点まで来るとVIP登壇。御嶽山です!しかも、白装束。どこから見ても絵になるヤツ。悔しいけども私とは格が違いますね。(意味不明)

登山道の笹が刈ってあり、ヤブっぽさはゼロ。そしてキノコ祭り。さっそくシロキクラゲを見つけてノドがごくりと鳴りました。これだから食いしん坊は困る。

林道に降りて帰路を急ぎます。『熊注』の赤ゲートで出会いがありました。草刈りしてくださった方です!グッジョブ!!3〜4日かけての草刈りだったそうです。飛騨出身のその方は、南は屋久島から北は利尻まで、全国行脚したベテランさんでした。

おもむろに疑問をぶつけてみました。寺田小屋の山名の謎です。私はこれまで、ツグミなどを狙ったカスミ網猟の小屋掛け跡だろうと、ふんでいました。しかし、その方の推測は、猟でも林業でもなかったんです。

それが何と、太平洋戦争当時の敵機B29の監視用の小屋だと言うのです。1945年の富山空襲。軍需工場にではなく、市街地への攻撃が行われたことで、今でも議論を呼んでいます。

彼によれば、空襲に伴って高岡に向かうB29 の動向を探るために、ここに小屋が置かれていたんだそうです。当時、高岡には防空監視隊が展開していたので、彼の推測は的を得ているように感じました。

それにしても、こんな山奥にまで戦争の史跡。なんともはや、未来永劫、戦争の記憶が失われることは なさそうです。

ふと、我に戻りました。時計を確かめます。さあ、帰ろう。ノコンギクやクサボタンやコアカソを分けて歩いていきます。

さて次は、本日二山目。

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