稜線から絶景白草山と箱岩山
- GPS
- 04:34
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 866m
- 下り
- 870m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(前日夜21時頃駐車車両5台、朝5時3台でした) ●白草山登山口の下200m(ゲートまで3分ほど)のところに登山用駐車場があります。登山用駐車場にお手洗いはありません。 朝6時前には駐車車両ありませんでしたが、10時過ぎに戻ってきたときには、満車かつ路駐であふれていました。 ●登山ポスト:見当たりませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●つづら折りの登山道でよく整備されています。急登もなくコースタイムも4時間程度なのでとても登りやすいです。箱岩山との分岐を越えると、目の前に御嶽山が広がり大迫力です。ぜひ見てほしいです。 |
その他周辺情報 | ●道の駅「加子母」 https://www.kashimozanmai.com/ トマトジュースが美味しいです |
写真
感想
♪稜線から絶景白草山と箱岩山♪
日の出が遅く、日の入りが早くなる秋に短い行動時間で登れる山、そんな条件を満たす山として「登りたい山」ストックに入れておいたのが今回の白草山。住んでいる地域からの距離も比較的近く、箱岩山にもついでに登れるのもいい。
この週末は土曜日が雨だったため、天気の良さそうな日曜日に登ることにした。天気さえ良ければ御嶽山が眼の前に見えるはず、紅葉の季節でもあるし楽しみだ。
最近全国的に「熊被害」が相次いでいる為、完全に辺りが明るくなってからスタート。30分あまりの林道歩きの後、ようやく登山口に到達。紅葉は、夏が暑すぎたせいか、どれも斑点がでて茶色っぽくなる傾向。それでもところどころ赤い色やオレンジ色の葉を楽しませてくれる。
登山道はしっかりとつづら折りで整備されており、急登は少ない。標高を上げるにつれて次第に見晴がよくなり、視界が開けてくると左手に雪化粧をした白山が見える。稜線に出て箱岩山との分岐を越えると、、進行方向の目の前に、真っ白に雪化粧された御嶽山が眼の前にドーンと!想定していたより大きく堂々とした姿に思わず「オオ〜ッ!」と叫んでしまう。二年前に小秀山に登ったときも、登山中に降り始めた雨が、いつのまにか雪になって御嶽がすっかり真っ白になった日を思い出す。
御嶽山のすぐ左には積雪が深そうな乗鞍岳、さらに左には笠ヶ岳が並ぶ。昨日までの冷たい雨は標高2500m以上ではどこもかなりの雪になっていた模様。
ほどなくして静かな白草山山頂にたどりついて、少し遅めの朝ご飯。家でパンを焼いてサンドイッチを作ってきたのでこれを食べる。誰もいない頂上を独占しての食事はなんて贅沢。素晴らしい景色を楽しんだのち箱岩山へ。
箱岩山の北東には尾根と森があり、白草山から見事に見えた御嶽山、乗鞍岳、笠ヶ岳は見えない。こちらの頂上でも今度は水ようかんを出してゆっくり景色を見ながらくつろぐ。こちらでも静かな山頂を貸切りで楽しんだので下山することにする。
今回はピストンルートで同じ道を戻るのだが、登山道は次から次へと人の波。この山人気があるんだと改めて思い知らされた。案の定、下山すると駐車場は満車そして路駐多数だったことは言うまでもない。登山口までの車道の峠道が細くすれ違い困難な箇所も多いので、帰路ですれ違いになることを警戒していたが、幸い対向車と会うことはなかった。道中、コスモスがきれいにまとまって咲いていたのでちょこっと停めて撮影。すっかり紅葉、花、秋が深まってきた印象。
下山したあとは、前日車中泊をした道の駅かしもに寄って、昼食。やはり飛騨といえば朴葉と思い、朴葉寿司定食。朴葉の風味と酢飯の味が体を癒す。量も丁度よい。食後はかしもの名物トマトを使ったトマトソフトで舌鼓。ほんのり塩辛さとバニラソフトの甘さが絶妙。ご当地の味を味わい、時間もゆとりをもって帰ることができた。
思いもかけず雪化粧直後の山々を一望できる、素晴らしい景色に出会えた秋の一日だった。
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