紅葉→初雪→ライチョウ祭り→雪景色のご来光 白馬岳、清水岳エリア散策

2020年10月16日(金) [日帰り]

• GPS: 54:31
• 距離: 36.8km
• 登り: 2,888m
• 下り: 2,886m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:39
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:15

距離 13.7km 登り 1,799m 下り 426m

6:29 蓮華温泉
6:38 蓮華温泉キャンプ場
6:50 蓮華の森分岐
7:14 7:18 兵馬の平
8:09 滝見尾根分岐
8:24 瀬戸川仮橋
9:48 10:04 鉱山事務所跡
11:35 塩谷精練所跡
11:43 鉱山道水場
12:28 12:32 鉱山道分岐
13:38 13:39 三国境
14:19 14:30 白馬岳
14:44 白馬山荘

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:13
• 合計: 5:58

距離 10.1km 登り 688m 下り 723m

7:33 白馬山荘
8:41 8:46 裏旭岳
10:13 10:15 清水平
10:32 10:33 清水岳直下
10:37 清水岳
10:46 清水平
12:14 12:15 裏旭岳
12:51 12:55 旭岳
13:31 白馬山荘

日帰り

• 山行: 5:17
• 休憩: 2:00
• 合計: 7:17

距離 12.9km 登り 359m 下り 1,731m

5:32 白馬山荘
5:41 6:44 白馬岳
7:21 三国境
7:59 8:09 小蓮華山
8:50 8:52 船越ノ頭
9:20 9:32 白馬大池山荘
9:55 10:11 乗鞍岳
10:32 10:35 白馬大池山荘
11:26 11:35 天狗ノ庭
12:38 12:43 蓮華温泉
12:49 ゴール地点

今回、白馬山荘に連泊したが、前日の10/15は3名宿泊、10/16は自分たち含めて5名程度（素泊まり自炊7500円）、10/17は20人程度（60名からのキャンセルの結果）だった（食事つき11000円）。
10/16は5人程度にしか会わず、10/17はゼロ、10/18は明るくなってからはたくさんの方にあった。総じて、とても静かな山旅だった。ちなみに宿は寒く、5℃だった。水道は凍結で使用不可で、タンクからの給水だった。

天候

10/16：快晴　気温2~13℃、風速5m/s程度、10/17：雪　気温-3~0℃、風速7m/s程度、10/18：晴れ後曇り　気温-3~10℃、風速5m/s程度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場：蓮華温泉無料駐車場。10/15の22:30で20台程度。70台位駐車可能。10/18は8割程度埋まっていた。きれいな水洗トイレあり。
10/19の15時でヒワ平（蓮華温泉から約7km手前）ゲートから通行止めとなります。蓮華温泉、白馬山荘も10/19で休館となります。まだ紅葉を楽しめるのにもったいない。

コース状況／危険箇所等

10/16の夜間から10/17の15時ごろまで初雪が降ったため、10/17は積雪5~15cm。10/18は白馬岳の吹き溜まりでは最大約30cm。
全体的に特別危険な箇所は無いが、裏旭岳~清水岳の区間はやや藪っぽく、斜面のトラバースや狭い箇所もあった。チェーンアイゼンがないと少し危険かもしれない。その他注意箇所として、旭岳の南西から山頂へ登る尾根のルートは、登山道が見つからず（ないと思う）、岩稜地帯の尾根に取り付いてルーファイしながら4足歩行で適当に登頂した。この区間はそこそこの傾斜があり、積雪や凍結箇所もあったので滑落の危険性があり、少し緊張した。旭岳山頂から降りる際に通った南東に延びる尾根はしっかりとした道があり、こちらは安全だった。こちらの尾根をピストンで行くべき。
復路の三国境の前後の約500m区間は、積雪があったため、南東側の尾根をバリルートで通過したが、安全なルートだった。東側の雲海がきれいに見えるルート。

その他周辺情報

駐車場の隣の蓮華温泉800円を利用。ここには徒歩で5~20分の野営風呂も複数ある。女性入浴中は立て札をたてて男性立ち入り禁止とのこと。

写真

10/16 6:34

今回のテーマは、「ゆっくり楽しむ！！」です。
いつもはナイトハイク開始ですが、今回は珍しく明るくなってからのスタートです。
蓮華温泉駐車場からすでに凄い紅葉！！
お嫁様（そう呼べと命令されている）も朝一からご機嫌です。
これから蓮華の森自然歩道経由で白馬岳まで行きます。

10/16 6:39

ツタの紅葉！！美しい！！
これ、好きだなあ・・・

10/16 7:20

お日様が高くなるにつれて

10/16 7:21

凍った草紅葉から湯気が立ちあがります

10/16 8:58

上を見れば紅葉！！

10/16 9:38

後ろを見れば紅葉！！

10/16 10:15

横を見ても紅葉です。

10/16 10:17

素晴らしいアルプスの紅葉！！

10/16 10:26

もう・・・言葉はいらない・・・

10/16 10:33

10/16 10:38

10/16 12:28

森林限界を越えると、美しい尾根と稜線です

10/16 12:31

これまた、美しい！！

10/16 13:34

10/16 13:53

10/16 14:10

白馬岳山頂へ続く美しいトラバース道。
いつも思う。忠別岳にそっくりだ・・・と。

10/16 14:13

優しくなだらかなトラバース道と切れ落ちた稜線が美しいです

10/16 14:23

3度目の白馬岳山頂！！
去年はここから栂海新道を通って親不知まで行ったっけ。

10/16 14:37

なな・・・なんと！！剱ではないか！！
良いなあ・・・・雲をたなびかせた剱！！

10/16 14:43

そして、今日の宿、日本最古の100年の歴史を持ち、600名という日本一の宿泊人数を誇る白馬山荘に着きました！！
すっごいじゃないか！！
ちなみに、「はくばさんそう」と読むとは・・・予約の電話の時まで知らなかった・・・。でも、なんで「しろうまだけ」にあるのに、「はくばさんそう」なんだろう？

10/16 16:30

これまた剱がかっちょ良い！！
そして、立山、雄山も！！
さあ、今日は「ゆっくり楽しむ」がテーマだ！！
もう歩かんぞ！！剱を堪能して、ゆっくりお休みするのだ！！
そして・・・明日は・・・どうも・・・
は・つ・ゆ・き　らしい(´▽｀)/
頼むm(__)m。
沢山は要らないから、ちょっとだけ降ってくれ！！

10/17 7:28

・・・と、お願いして、目が覚めて部屋から外を見たら・・・
なんと！！
キャッ、キャッと雪遊びをするライチョウ達が目の前に飛び込んできた！！しかも5羽！！
神だ！！神が降臨された！！
クリスマスの朝、窓を開けたら雪景色だった時の、子供の頃の感覚だ！！
さあ、出かけよう。
お嫁様（そう呼べと命令されている）よ！！ライチョウと遊ぼう！！雪山で遊ぼう！！

10/17 7:33

じゃじゃーん！！
防寒テムレス！！バラクラバ！！チェーンアイゼン！！ゲーター！！カッパ上下！！化繊ジャンバー！！靴下2重！！完璧だ！！
・・・なのになぜか・・・靴はトレランシューズ(-_-;)。
なんじゃそりゃ・・・・。
でも、ゴアだから良いのだ！！氷点下だから雪解けないし、これで良いのだ！！ギリギリなんとかなるのだ！！
・・・と強がるが、本当は荷物が一杯でザックにトレッキングシューズ入らなかったから・・・仕方がないのだ・・・。

10/17 7:36

さあ行こう！！未踏の清水岳（しょうずだけ）へ！！
ちなみにお嫁様（そう呼べと命令されている）には、ご自分のトレッキングシューズを持参してもらいましたので、雪山装備、パーフェクトです。

10/17 7:40

おお！！テンション上がる。
今シーズン、初の雪山だ。

10/17 7:43

すっげー！！
やっぱ、雪山、最高！！

10/17 7:51

すると！！
なんとまたライチョウ！！しかも2羽！！
なんだか、多くないか！！

10/17 8:22

ほわー・・・。これだこれ！！荘厳な景色！！
雪山のだいご味！！

10/17 8:26

雪剱！！雪立山！！雪雄山！！
荘厳だ！！これこそ荘厳というべき景色だ！！

10/17 8:26

雪の稜線と雲海！！どっからが境目なんだ！！
とにかく神々しい・・・

10/17 8:40

・・っと！(@_@)！！
またライチョウ！！

10/17 8:43

(◎_◎;)またまたライチョウ！！

10/17 9:13

(◎_◎;)(◎_◎;)またまたまた・・・ライチョウ！！
なんじゃこりゃ！！
何がおきているんだ！！

10/17 10:15

また　また　また　また　また　またたたた・・・
あれっ？頭がパニくって・・・
・・・なんだかわからんくなってきた？
お嫁様（そう呼べと命令されている）も興奮してパニック状態！！
この時点ですでに25羽以上！！

10/17 8:51

ふう・・・素晴らしい景色で落ち着こう・・・

10/17 9:31

10/17 9:38

10/17 10:07

10/17 10:28

今日の目的地の清水岳山頂が見えてきた。
山頂手前250mでお嫁様（そう呼べと命令されている）は、「体調悪いから、戻る・・・」とのことで、自分は250mだけダッシュでピストン。

10/17 10:34

つかの間の清水岳山頂

10/17 11:30

からの絶景。美しい・・・。

10/17 11:47

ダッシュでお嫁様と合流する。
15分くらいで追いついた。

10/17 12:05

絶景だ！！絶景だ！！

10/17 12:07

・・と、またまたまたまたたたタタタタタッ！！
ライチョウ！！
・・ふう・・・落ち着こう・・・。
なんと！！この日、36羽のライチョウに遭遇した！！
一体、どうなってるんだ！！
振り返しに、これからとんでもない不幸が起きるのか？

10/17 12:42

ふう・・・絶景絶景！！
落ち着こう。

10/17 12:48

美しい。復路は旭岳にもソロで登る。
お嫁様は眼前に見える白馬山荘を目指して緩やかなトラバース道を行く。

10/17 12:50

旭岳山頂！！
登りはルーファイして雪の岩稜地帯を4足歩行で登った。

10/17 12:50

旭岳山頂からの絶景！！

10/17 12:50

しばし堪能・・・

10/17 12:52

10/17 12:52

10/17 12:53

10/17 12:56

10/17 13:08

満足した！！
さあ、降りよう。

10/17 13:08

雪景色の雲海を見ながら、南東の尾根を下る。
こちらは道があり、とても安全だった。

10/17 13:25

追いついたぞ！！

10/17 13:25

雪の雲海と雪剱！！
荘厳だ！！

10/17 13:28

お嫁様もテンション高めながらも、体調不良でお疲れ。
宿に戻り、ビール飲んで、ゆっくり休憩だね。

10/17 16:32

宿でしばらく休むと・・・夜のとばりが下りてきた・・・

10/17 16:43

夕暮れ時の剣も美しい

10/17 17:01

雲の隙間から、

10/17 17:04

次第に神が下りてくる・・・

10/17 17:05

いつまでも眺めていたい・・・

10/17 17:04

剣、立山、雄山も雪景色の中、朱く照らされていく・・・

10/17 17:06

みーんな、

10/17 17:08

真っ赤だ！！

10/17 17:08

さようなら・・

10/17 17:12

10/17 17:15

今日の日・・・

10/18 5:33

翌朝は、ご来光目当てで白馬岳山頂へ急ぐ。

10/18 5:40

なんとかご来光前に白馬岳山頂に到着

10/18 5:43

もう始まっている

10/18 5:43

これから、マジックアワーのスタートだ！！
明るくなるにつれて、うっすらとしたガスが晴れてくる

10/18 5:55

神様がお出ましだ

10/18 5:59

もう・・・

10/18 5:59

言葉はいらない・・・

10/18 6:00

10/18 6:00

10/18 6:04

10/18 6:05

10/18 6:08

10/18 6:10

360度の絶景だ！！

10/18 6:12

10/18 6:20

10/18 6:20

10/18 6:23

10/18 6:24

10/18 6:28

10/18 6:31

10/18 6:41

10/18 6:42

10/18 6:43

満足した・・・。
本当に素晴らしかった・・・。

10/18 6:45

でも、素晴らしさにきりがないから、これくらいで降りよう。
なんて贅沢なんだ・・・

10/18 6:49

アディオス！！白馬！！
後ろ髪をひかれながら、振り返る

10/18 6:50

10/18 6:51

10/18 6:52

10/18 6:53

10/18 6:55

10/18 7:02

10/18 7:20

10/18 7:23

しばし雲海の稜線を行く

10/18 7:26

積雪となったので、三国境の手前からは、南東側の尾根沿いにバリルートを行く。

10/18 7:26

良いルートだ！！道らしきものもある

10/18 7:29

10/18 7:43

お嫁様（そう呼べと命令されている）と合流した

10/18 7:58

小蓮華岳山頂！！

10/18 7:59

10/18 8:01

10/18 8:02

10/18 8:06

この日は3羽のライチョウとご挨拶

10/18 8:10

いつまでも

10/18 8:11

美しい景色

10/18 8:12

さあ、これからは本格的な下りだ！！
名残惜しい・・・

10/18 8:26

10/18 8:40

10/18 8:48

10/18 8:53

10/18 9:00

10/18 9:10

10/18 9:30

白馬大池につきました

10/18 9:33

10/18 10:04

白馬乗鞍に立ち寄り

10/18 10:05

左から雨飾山、火打山、妙高かな？

10/18 10:06

高妻山？

10/18 10:10

10/18 10:10

10/18 10:14

さようなら白馬乗鞍

10/18 11:27

下山時の紅葉もすごかった

10/18 12:17

10/18 12:25

10/18 12:25

紅葉、ライチョウ、初雪、ご来光とミラクルな3日間だった。

10/18 12:43

本当に素晴らしい山旅だった。神様に感謝だ！！
生きててよかった。
おしまい・・・。

撮影機器：

COOLPIX AW130 NIKON

装備

個人装備

ジオライン長袖LW モンベルのウィックロンジオサーマルロング 着替え（ジオライン長袖LW2枚 パンツ 靴下） 長ズボン（モンベルのマウンテンガイドパンツとリッジパンツ） 手袋（スーパーグリップと防寒テムレス） 防寒着（化繊ジャンバーと 化繊の長ズボン） 雨具 サロモントレランシューズ（スピードクロス５GTX) ロングゲーター ザック(グラナイトギアのクラウン38) 1日分の食料+昼食2日分 ガス ストーブ コッフェル 柿の種 水２L 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ（レッドレンザーＭＨ5と予備MH3） 予備電池 GPS(ガーミンmap64S) 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 スマホ トレッキングポール（シナノのトレランポール14.0） 帽子 ココヘリ ツェルト（juza） インナーシーツ シュラフカバー(モンベルブリーズドテック) ミレーのドライナメッシュシャツ カーフガード ジオラインバラクラバ モンベルチェーンアイゼン 手ぬぐい マスク クマスプレー