紅葉を求めて🍁冠山の大展望と金草岳の空中散歩
- GPS
- 07:34
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
天候 | 晴れ/曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■峠から冠平はよく整備されている。山頂直下の急登岩場は濡れていると滑る、三点支持を確実に。 ■金草岳の登山道は綺麗に刈り払いされている。ロープ場が三ヵ所ある。アップダウンが激しい。素晴らしい稜線歩きができる。 |
その他周辺情報 | 渓流温泉冠壮600円 |
写真
感想
日曜は晴天が見込まれるので北陸の紅葉塩梅を見に行きたいところ。お手軽な冠山を思いつく。金草岳も通して歩けていないのでリベンジ登山です。
高速で武生インターを降りてR467を岐阜県境の冠峠まで約一時間、峠の岐阜側には既に十数台の車が停められている。福井側は私が最初だった。
まずは冠山を目指して県境稜線を東へ進む。山頂に近づくにつれて葉が染まり始めている。ブナは黄色いと緑と茶が斑で一部が枯れている。ことしも燃えるような紅葉は見られないのだろうか。最初の内は日が差し込んでいたが雲が空を覆ってしまう。
8人とすれ違って岩場を這い上がって山頂に着くと3組6名の方が休憩中だった。狭い山頂だけどこれくらいならゆったり間隔。コーヒーを飲みながら360度の大パノラマを楽しむ。荒島岳や部子山、銀杏峰の向こうに白くなった白山が見える。昨日に初冠雪した模様。つい4日前に別山に居たのが嘘のようだ。乗鞍と御嶽も白い。
冠平には続々と後続者が見えるので山頂を辞する。岩場は下りの方が怖いので慎重に下りて行く。ここからは来た道を引き返していく。一体何人の人とすれ違っただろうか?家族連れや老若男女が数十人。ほとんど岐阜県側の人が多いのではないだろうか。
果たして峠まで下りたら車があふれかえっていた。さて、計画通り金草岳へのダブルヘッダーにトライする。金草へは非常にアップダウンが多くて足に来る。数年前に金草岳から先に登り、峠に帰り着いた時はもうクタクタで冠山を諦めて帰ったことがある。
道はありがたいことに刈り払いが行き届いている。今回も最低鞍部から金草への登り返しがキツかったが、白倉岳直下からの稜線歩きが始まると絶景に押されて不思議と辛くなかった。それよりもなんか心地よい。不思議な感覚に酔いながら金草岳に登頂する。途中で12名の方とすれ違う。
小広い山頂には2組2名が休憩中だった。登頂に合わせたかのように、高曇りしていた雲が取れて快晴になる。西側の一部が背丈ほどのササに覆われているが、ほぼ360度の申し分のない大展望を眺めながらのランチタイム。至福の時を過ごした後は絶景稜線を下山していく。白倉岳のカエデとブナの紅葉が素晴らしかった。登り返しがまた辛かったが脳内の快楽物質のおかげで峠まで頑張れた。峠の車が消えて嘘のように静けさが戻っていた。
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