乾徳山


- GPS
- 13:55
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,239m
コースタイム
【上り/道満尾根】
6:30駐車場-6:54乾徳山登山口-7:41道満山-9:07扇平-10:06乾徳山
(3時間36分)
【下り/国師ヶ原経由】
10:20乾徳山-10:53扇平-11:17国師ヶ原-12:30乾徳山登山口-12:42駐車場
(2時間22分)
天候 | 快晴☀ 風弱 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(*勝沼IC上り東京方面入れません。なので、一宮御坂ICで一回下り、上り線に戻りました。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ルート】 ルート上は、1600m辺りから雪のためアイゼン装着必須になります。 雪の凍結部分多数あります。 【日帰り温泉】 はやぶさ温泉を利用させていただきました。結構渋い装いですが、しっかりとした良い温泉でした。内風呂と露天風呂があります。露天風呂は、ぬるかった。入浴料500円。 【トイレ】 駐車場近くに設置はありますが、冬季閉鎖とのこと。コンビニを使用して下さい。 【店】 川魚の釣り堀りがありました。 |
写真
感想
1,【乾徳山】
今回の山登りは『乾徳山』です。
この山を選んだ理由は、鎖場が凄いではないですか。
両神山の鎖場・アスレチック要素のあるルートが大好きな自分にとって、魅力のある山です。
ヤマレコ皆さんの写真をみて、ここへ登ることを決めました。
そして今回は単独登山でなく、職場絡みの先輩と共に向かいました。
もちろん、雪装備もバッチリ準備しました。
2,【自宅〜駐車場】
中央道経由で、勝沼ICにて高速をおります。その後、国道140号から県道209号線(乾徳山線)へ入っていきます。雪の心配もありましたが、全然雪の気配すらありませんでした。4〜5キロ奥に入ると三富徳和無料駐車場へ到着しました。AM6:00:駐車場到着。まだ暗く、出発の準備をしている間にようやく日が上がってきました。結局、一番乗りだったと思います。
3,【出発】
町の様子がわからないまま、薄暗い中男2人出発しました。同時に、AM6:30を知らせるお寺の鐘が響き渡ります。今思うと、それは私達のスタートを意味する合図であったのかもしれません。
4,【登山口手前】
乾徳山には登山口がいくつかあり、今回は最近のヤマレコで紹介されていない道満尾根を使用してアプローチしました。登山口手前には、ゲートがあります。ゲートの看板の内容を見てみると、動物の侵入を防止するためのゲートでした。なので、このゲートは鎖をはずして進みました。開けたら、閉める。しっかりとゲートを戻し進みます。
5,【登山口〜徳和峠〜道満山】
ここの登山道は、とにかくきつかった。いきなりかなりの傾斜のある登山道。気温も昨日の余韻か温かく風もなく、全身から汗だくです。しょっぱなからこんなにきついコースは初めてでした。ルート上には落ち葉があり、滑りやすいルートで悪戦苦闘しました。
6,【道満山〜扇平】
大平荘からのルートとの分岐まで引き続き傾斜のきつい登山道が続きます。その分岐後は稜線上に出ます。稜線とはいいますが、まだ標高も高いので森林の中を進みます。この途中から、雪が見られるようになりました。サラサラというよりは一回溶けて、凍った感じの雪でした。なので、滑りましたので早めのアイゼンを装着します。
7,【扇平】
この扇平は今までの森林が開け、草原のような場所となっています。そして、そこには月見岩と看板がある岩があります。この辺りでは、雪もかなり残っていますのでアイゼンは必須となります。周りが開けるので、正面に富士山を眺めることができます。
8,【扇平〜乾徳山】
ここからは、お待ちかねの岩場ゾーンです。同じ山とは思えないぐらい、ルートは変貌します。昨日の暖かい気候のせいか、かなり足元は凍っていて滑らないところを探すように進んで行きました。山頂まで、何個かの名前のついた岩がありました。少しずつ、ハシゴや鎖場が登場していきました。鎖場では、アイゼンが岩にはねられ多少邪魔になるかもしれません。慎重に進みます。今回の目玉である山頂手前の鎖場は凄かったです。かなりの距離を一気に鎖と共に上がっていきます。写真で見るよりも実際は迫力が凄かったです。最後の鎖場は怖い人用に迂回路も用意されています。ですが、こちらもハシゴがありましたが凍っていて危ない状態でした。たぶん、鎖場の方が安全だと思います。
9,【乾徳山山頂】
眺めは、抜群に良いです。360°周りが見渡せます。富士山・金峰山・遠くには南アルプスを望みます。中央アルプスは、金峰の裏で見えなかったと思います。山頂は、15人程度いられるスペースがあります。そして、祠もあり、お賽銭がされていました。眺めが良い分、風を直に受けますので、あまり長居はお勧めしません。私たちの時は風が多少あったため記念撮影後、水分補給をしてから直に下山しました。
10,【扇平〜国師ヶ原〜乾徳山登山口】
このルートは、乾徳山を登る中で表といわれるルートと思われます。かなりの人がこちらから登ってきていました。ところどころ平坦な箇所もあり、雪上ハイキングには気持ちいいコースです。私たちは、高原ヒュッテにて昼食(カップラーメン+おにぎり)をとりました。高原ヒュッテは無人小屋でかなり外見は残念な感じであります。実際、薄気味悪かったです。早々と昼食をたいらげて下山します。今回一緒に来た先輩は、トレイルランをやっているせいかついつい2人ともスピードを出して走ってしまいます。そんなに傾斜がきつい感じもなく、こちらから登ってくる理由もわかる気がします。
11,【乾徳山登山口〜駐車場】
林道を進みます。ここまで来ると、降りてきた感じで一杯です。隣には、川が走っていて寒々しい感じを出しています。でも下界は暑いですね。
12,【今回の感想】
とても良い山でした。自宅からも近くスリリング感の味わえるルートです。行程時間も長くないので、疲れが残らないです。天候にも恵まれて、最高の雪上ハイキング日和でした。眺望もいいので、関東における人気のある山といえるでしょう。再び、雪シーズンに訪れたくなる山でした。楽しかった。雪装備をしっかりと準備しましたが、全然使用することがなかったです。今度の機会に残しておきます。
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