【過去レコ】甲武信岳W:毛木平から千曲川源流を訪ねて、半袖隊長、シャクナゲ咲く十文字峠周回
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,435m
- 下り
- 1,434m
コースタイム
あと1.45km地点13:41⇒あと0.35km地点14:17⇒14:30千曲川源流水源地標14:40⇒
奥秩父主稜線15:00⇒15:23甲武信岳15:38⇒甲武信小屋15:45
6月14日)甲武信小屋06:44⇒06:58甲武信岳07:10⇒07:37山宝岩/三宝山07:58⇒
09:15武信白岩山09:45頃⇒11:00十文字小屋12:30⇒千曲源流X霧橋13:26⇒毛木平駐車場13:42
★新EK度数:35.875= 15.68+(1351÷100)+(1337÷100)÷2
→→→判定「新EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」(⇒日帰りで周回した場合)
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/diary/42284-detail-56974
天候 | 6月13日(土):晴れ 6月14日(日):雨のち曇りのち晴れのち雨のち曇り (⇒所変われば天気も変わって忙しい空模様でした) |
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過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
6月13日)地元駅⇒相模大野駅(しのぶ号に同乗)⇒相模湖駅(GTYS隊員合流)⇒ (中央道/相模湖→須玉IC)⇒毛木平登山口 ![]() 6月14日)毛木平登山口 ![]() 相模湖駅⇒相模大野駅⇒地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況![]() ★登山ポスト ![]() ☆トイレ ![]() ★駐車場 ![]() 注)11時前に到着時点ではほぼ満車。 ★下山後温泉 ![]() http://www.onsenkaihatsu.jp/ ★飲食店 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() |
写真
感想
【記載日:2014年3月3日】
甲州・武州・信州の境界に位置する甲武信岳。百名山だが拙者にとっては縁遠く、シャクナゲも楽しめる6月のワンゲル部行事に仕立て上げて、ようやく行くことが出来た。手元記録に拠れば71座目であった。
6月の梅雨時なので、完璧に晴れることを望むのは土台無理なことだが、明け方の屋根を叩きつける強い雨音を耳にした時には暗〜い気持ちになった。が、その後は急速に天候が回復し、歩程中は雨に降られることなく下山出来たのは幸いだった。山行の目的であった千曲川源流確認、シャクナゲ観賞も叶い、なかなかに楽しい山歩きだったなぁ。
以下にワンゲル部山行記録を掲げる。
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甲武信岳は、甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信濃(長野県)の県境にある、標高2000メートル超の山である。加えて今回は、初の山小屋での宿泊となるため、まだまだワンゲル初心者の私にとっては、厳しい登山になることを覚悟して臨んだ。
千曲川などの源流となっているとのことで、水が豊富で、川沿いに歩くことも多かったが、その水の流れの美しさは思わず立ち止まり、見とれてしまうほどであった。
長い道のりであるため、無理なく約30分ごとに休憩をとりつつ進む。途中、急な登りが続き、苦しいと思ったことは数え切れない。しかしそれでも登り切りたい、登り切らねば、と思わせる不思議な魅力が山にはある。
午後3時すぎ、ついに頂上に到着。この瞬間のために登っていたのだと、とてもすがすがしい気分であった。しかし一つ残念だったことは、私は車に携帯電話を忘れ、頂上からの絶景を写真におさめることができなかったことである。その分、目に焼き付けたつもりであるが・・・。
頂上から少し下ると、この日、泊まる山小屋が見えた。山道に少し残っていた雪で、背負ってきた第3のビールを冷やし、乾杯!山の上での第3のビールは、贅沢といっていいと思う。夕食はカレー。あっという間に平らげると、疲れが出たのか、すぐに就寝。事前に「山小屋では1畳に2人で寝る」と聞いていたが、本当にそうだったことに驚いた。
明け方、強い雨の音で起こされ、私はまどろみながらも「ああ、今日は大変だろうな」と不安な気持ちでいた。しかし山小屋宿泊者全員の願いが届いたのか、出発する頃になると雨は止んでいた。
2日目、十文字峠を通っての下山。雨上がりの早朝の空気はとても気持ちいい。途中で再び雨が降り出さないよう祈りながら歩く。下りと言っても、途中、登らねばならないところもあったので、私は山小屋でしのぶ隊員にいただいたアドバイス通り、自分のペースで歩いた。すると初日ほど登りで息が切れず、楽についていくことができたのである。途中、石楠花を愛でたり、野菜たっぷりラーメンを作って食べたり、初日の疲れを忘れるような楽しい山下りとなった。
最後はやはり温泉。雷を伴うにわか雨が降り出す直前に到着した。雨の中の露天風呂も悪くないと思えたのはやはり、無事下山できた安堵からだろうか?
今回の甲武信岳登山は、私にとって今まで経験したことのない本格的な登山であり、それを無事終えることが出来て、これからたくさんの山に挑戦する自信に繋がったと思う。しかしそれは、半袖隊長をはじめとするワンゲル部ベテランの方々のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
(SZYS隊員記)
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甲武信登山は07年6月に計画したものの雷雨のため中止とした経緯があり、今年はそのリベンジにと4月早々には甲武信小屋を予約し再企画した。偶々、参加人数が5人のため、しのぶ隊員マイカー利用としたため足回りもよく、予定通りの登山&温泉を「山でも道路でも無事故無違反」で終えることが出来たが、帰りの中央道の混雑のため解散時刻がかなり遅くなってしまったことは、今後の山行計画を練る際の反省材料となった。
とは言え、岩峰てっぺん派・GTYS隊員は雨男疑惑を払拭し、SZYS芹澤隊員には健脚の素地ありと確認されるなど、若手隊員の台頭は真に心強く喜ばしい限りであり、次回7月の巻機山登山計画も益々楽しみとなった。
(半袖隊長記)
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