快晴と紅葉彩る上日川峠〜大菩薩峠〜丹波トレイル
- GPS
- 05:27
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 845m
- 下り
- 1,805m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:27
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回、大菩薩峠をピストンではなく丹波山温泉側に下山しました。ほとんどが下りで、落ち葉でふかふかの道で走っていて気持ちよく走れました。途中、道が細くなっているところがあるので少し注意してください。 |
その他周辺情報 | 下山後 丹波山温泉の、めこいの湯 |
写真
感想
本日の快晴予報は一週間くらい前から出ていたとおり、何ヶ月ぶりの快晴でラッキーでした。大菩薩峠からの富士山の眺め、これだけ雲が無く、富士山のすべてのシルエットが見えたのは初体験でした。
この快晴予報のおかげで、甲斐大和駅の上日川峠行きのバスはかなりの混雑で増便に次ぐ増便になっていたようです。前日に行った人の情報だと、甲斐大和駅発のバスは40分遅れになっていたようです。
それを踏まえての、始発時間前の出発体制と増便だったようです。
甲斐大和駅下車の登山客がこんなにも多いとは思いませんでした。
トイレは駅のホーム階段を上がったところで
女性専用トイレは長い行列、男性もそこそこの行列でしたが、すぐに用を足すことが出来ました。
バス乗り場に行くと、すでに2台目のバスらしく
係員が上日川峠行きです。って大声で案内していたので、連れはどこに?って周囲を見回してもいないので乗り込んでいると思い、慌てて乗り込もうとしました。するとプラスチックボトルの水筒を誤って落として割ってしまいました。ショックー!
すぐに拾って水を捨てバスに乗り込むと、あれれ
連れがいない。外を見ると連れがいない!
もう一度、外を見ると、並んでキョロキョロ周囲を見回して私を探しているじゃありませんか!
慌ててバスの中から、大声で叫んで乗るように伝え
乗務員のはからいにより同じバスに乗ることが出来ました。良かった。
友人と駅で待ち合わせするのは大変なので
あらかじめ電車で待ち合わせしておいた方がいいと判断しました。
また、甲斐大和駅は、他の駅と違って、大きなロータリーはなく、電車から降りた人が所狭しと行列を作っていました。
バスはマイクロバスサイズです。多分29人乗りかな、なんでこんなにも混雑するのにマイクロバス?と思いましたが山道に入り、標高を上げていくとその理由がわかりました。
上日川峠へと続く道路はかなり狭く、右へ左へカーブの連続、おまけに対抗車も来ると、止まってスレ違いもギリギリです。私は補助座席に座りましたが、左カーブのたびに、シートが浮くほどのカーブでした。
また、肩がぶつかるほど、乗車定員いっぱいなので、バス車中で飲食は勿論のこと、スマホをいじるのも、外の景色を撮影するのもはばかれる雰囲気でした。
まあ、標高を上げていくに従って、山肌の紅葉はまだら模様に色付き、色彩豊かな木々にあふれていたので、とても美しい紅葉でした。
これからの山行を高揚させるには、充分な条件が揃っていました。
所要時間約40分ほどで、上日川峠に到着。
バスを降り、大菩薩の宿、ロッヂ長兵衛の目の前は
人でごった返していました。
トイレも並んでいて、行列が出来ていました。
見た目ほど時間はかからなかったです。
他友人3人と待ち合わせですが、うち二人は女性
初顔合わせで、お顔を知りません。
lineで小屋の前にいるとメッセージを入れて
お一人とは待ち合わせ完了しました。
もう一人は、甲斐大和駅に到着8時3分
でしたので、何本かあとのバスに乗ってくるということで、しばらくバスを待ち到着したところを
出口付近で待っていたところ、すぐに我々のことに気が付き、ご挨拶してくれて待ち合わせが出来ました。
あと一人男性との待ち合わせですが、彼は完全に寝坊してしまったので、次のバスの時刻となり、9時20分甲斐大和駅発で上日川峠着が10時でした。
4人揃ったところで、9時20分頃に出発し、初参加の
初トレイルランの女性のペースを探りつつ、登って行きました。前を行く登山客も多く、私が挨拶として声をかけながらでしたので、どんどん先を譲ってくれ、前へ、前へと進んで行きました。登るペースは
少しだけ遅くしているものの、初トレイルランの方にはきつかったかもしれません。
ちょっと息が苦しくなり、気分が悪くなったということで少しだけ止まって休憩しました。
登っていくにつれ、後ろを振り返ると、スゴーイ絶景が広がってるのに気付きます。
我々が止まって写真を撮ると、彼女は、みんなに迷惑をかけまいとして、先へ先へと進んで行きます。
もう一人の方も、あとを追うようにフォローしてくださり、我々も後から、つかず離れずくらいの間隔をあけて続けて登って行きます。
しばらくすると、山頂が見えてきて、以外と早く着いちゃいました。
1560m→2050mで、約500mの登りになるのですが、過去二回は大菩薩峠登山口からで、標高差650mの急登でしたので、それに比べるとこの登りはすごく楽でした。
今日の工程は、初トレイルラン参加の女性に最適なコースということでセッティングしたつもりでも
初トレイルランの方にとってはきつかったかもしれません。普段、バリバリに走り、追い込みたい方は物足りないコースと思います。
雷岩からは、下り基調というより、ほぼ下りになります。
介山荘がある大菩薩峠から、左に折れて下る道が
丹波大菩薩道になります。思わずまっすぐ通り過ぎてしまう可能性がありますので注意が必要です。
介山荘手前を左へ折れて、ヘアピンのように下ります。ここからの道は、ほとんどの人は、通らないようですが、理想的なトレイルランロードだと思います。
あまり人が通らないわりには、道が荒れていません。
落ち葉がたくさん降り積もるふかふかの道とも言えます。確かにすれ違う人通りもないので、貸し切りっぽい感覚にもなりますが、何かアクシデントがあったら
ちょっと怖いかもしれませんので、あまり単独行は避けたほうが良いと思います。
おすすめの理由としては介山荘の標高が1900mで
下山口の丹波は640mで標高差1260mで、距離にして
約13kmに渡って下りが、続くということになります。マップ上は水場が1箇所ありますが、我々は気付きませんでした。終盤のところ、藤タワの分岐点の道ですが、三叉路に別れますが、一番左の道に向かう予定でしたが、通行止めになっていました。
理由は記載がないのでわかりませんが、我々は道幅の広い真ん中の尾根道を選択しましたが、少し登ってから下るのでちょっとだけ、きつくなりますが、登りきればすぐにまた、下りになるので問題ありません。
しばらくすると、眼下に町並みが見えてきて、一般道に出ます。一般道をしばらく下ると、大きな橋を渡り
役場前バス停が現れます。我々はバスの時間に合わせて来たつもりでしたが、40分ほど早かったので、時間を有効に使うために丹波山温泉のめこい湯に立ち寄ることにしました。
足早に奥多摩方面に5分程歩くと、温泉の看板が見えてきます。丹波山温泉前のバス停の時刻を確認し
入場すると、ちょうど15時を少しまわるところで
この時間を境に入浴料が900円から600円に変わります。ラッキーでした。おまけに空いていました。
この温泉を目標に計画を立てることもありだなあと思いました。おまけにのめこい湯は、施設内もきれいだし、シャンプー、トリートメント、ボディシャンプーも、質が悪くなかったです。
露天風呂、サウナもあります。時間がなく利用しませんでしたが。
カラスの行水バリに汗を流して、15時40数分のバスにも間に合って奥多摩駅に向かいました。
ここからバスに乗ればラッキーなことに、あまり乗っている人がいませんでしたので、ちゃんと座ることが出来ました。途中、鴨沢を通るので、ここでは雲取山から下山した登山客も乗り込み少しだけ混みあいました。
奥多摩駅に到着するタイミングも、絶妙です。
都心に向かう方にとってはラッキーなことに
16時54分発のJR特別快速ホリデー快速東京行きに乗車できます。
我々は、河辺で下車して食事をしたかったので乗車しなかったですが、新しい発見でした。
今回はゆっくりめで行ったので、もっと早く走り抜ければ、温泉では、もっとゆっくりできるのでとてもおすすめです。また、奥多摩駅近くのもえぎの湯はおそらくは混雑していると思われるのでおすすめです。
また、源泉のお湯は、肌がつるつるしますよ。
私のスントの時計では上日川峠から丹波までの距離は、17.28kmでした。
山行時間は5時間28分。
この所要時間は雷岩で、遅刻者をかなり、待っていましたので、もう少し余裕はできるはずです。
登り638m 、下り 1580mで、登りがもの足りない
という方は登山口をアレンジすれば、いいコースができると思います。
今回我々は初心者の方が同行されたので、このくらいがちょうど良かったです。
大菩薩からの眺めは、広角レンズで撮影すると南アルプスの山々が一緒に撮れるのでおすすめです。
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