四阿山
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 04:08
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 916m
- 下り
- 912m
コースタイム
天候 | 快晴 山頂付近は弱風、それ以外は微風〜無風 気温低し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・最寄りのICから駐車場までは朝は凍結、帰りは融けていた。県道からホテルへ向かう細い道は昼の時点でも凍結路。いずれにせよ滑り止めは必携。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から山頂まで登山者、スキーヤー共に多い。雪はほとんどのところで良く踏まれており、ラッセルの必要な箇所は皆無。雪質は全般的に硬く、滑っていてガリガリ音が大きくうるさいほど。積雪は牧場は薄く、所々ブッシュが見えているが、他はスキーをするには十分。 |
写真
感想
四阿山は毎年2月か3月に訪れている。普通に登山で登り、天気が良ければ面白い山だと思うが、スキーで登って滑る山としてはやはりあまり面白くない。それでも毎年来てしまうのは、関東周辺で比較的気軽に登れるところがないからなのだろう。
6:45頃に駐車場に到着すると既にほぼ満杯。冬にこの駐車場がここまで埋まったのを見たことがないので正直かなり驚いた。辛うじて駐車スペースを確保して準備にとりかかり、7時過ぎに出発。この日の菅平のアメダスによると、7時の気温はマイナス19.2℃まで冷え込んだようだが、アメダス点よりもさらに200mほど高いあずまや高原ホテル周辺は、そこまで冷え込まなかったようだ。それでもマイナス10℃以下なので、歩き始めて体が温かくなるまで手の先などはジンジン冷える。
別荘地の樹林を抜け、牧場に出ても風はほとんどない。そして、この頃には体は程よく温まっている。牧場エリアの雪質はかなり硬く、下りで滑っても手強そうな印象。帰りの時間帯までに少しでも緩んでくれること期待する。また、ところどころ雪が薄く、岩石や草が見えている箇所もちらほら。左手には天気が良ければ北アルプスが見られるはずだが、この日はあいにく雲がかかっていた。
ひたすら黙々と登り、標高も2,000mを過ぎると例年雪の付きが悪い露岩地帯があらわれる。このあたりは普通に歩く分にはなんの問題もないが、スキー利用の時は、歩くところを選ぶ必要がある。下りは石を踏まないように降りてくる必要がある。ちょっと面倒なところだ。
露岩地帯を過ぎると少し風が出てきたが、天気快晴で汗をかきながら登っている身としてはちょうど良い風だった。雪質は良いところとカチカチが交互というか、日向は基本的に融けて凍ってを繰り返しているらしく、カチカチのところがほとんど。時折ある木陰は良い雪だが、割合としては圧倒的に少数。
更に標高を上げると雪を被ったモンスターも見え始め、山頂も視界に入った。休憩1回のみで結局山頂塔着。山頂付近は冷たい風が吹いており、眺めは良かったが長居ができない雰囲気。山頂滞在数分で、シールを付けたまま下り始め、風の当たらないところを探し滑降の準備を始める。
下りは思っていたとおり我慢の連続というか、カチカチの斜面を転ばずに降りてくるのが精一杯。滑って楽しい箇所はあまりなかった。樹木も全般的に密で、雪が良くても快適な少ない。牧場エリアもまだ雪が硬く、油断していると転倒しそうになった。這々の体で別荘地内に入り、狭い樹林帯を滑ってこの日の行動は終了。インフルエンザ明けなのでこんなものかとも思う。朝一杯だった駐車場はこの時間には既に空きが見え始めていた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する