赤岳再び 好天絶景の雪山登山!


- GPS
- 10:14
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,482m
コースタイム
天候 | 晴れ! 今日は稜線、山頂部とも風はそれほど強くない。気温は低いが日差しがあり暖か。 最低気温 −20度(9時頃、行者小屋) 山頂部 −10度 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口〜美濃戸 ・行きは特に問題なし。普通の道を歩く感じ。帰りの下り坂はスリップに注意。 ・3連休のせいか自動車の通りも多いので、すれ違いに注意。途中、凍結箇所や轍が深くなっている場所があるので、自動車で美濃戸まで行く方も注意が必要か。 美濃戸〜行者小屋 /南沢ルート ・基本雪道、前半ところどころで地面(岩、木の根)が露出しているところがあるので、アイゼンを装着している場合はひっかけないようように注意が必要。 ・アップダウンもすくなく、トレースはしっかりと踏みしめられているので歩きやすい。 ・後半、林の中から涸れ沢に出る場所では、最初は横岳、行者小屋直前では赤岳が正面に見える。 行者小屋〜山頂(登り) /地蔵尾根 ※行者小屋でアイゼンを装着、ストックをピッケルに持ち替える。 ・前半は木々の中のルートをのんびりと進む。 ・最初の階段からあたりから勾配が急になる。クサリが出ているので、クサリを使いながら注意して登る。 ・後半の地蔵の頭手前のナイフリッジは足場が狭いので慎重に進む。 ・地蔵の頭から山頂までは雪も締まっていて比較的歩きやすいが、転倒=大怪我になりかねないので注意して進む。 ★ピッケルは必須、アイゼンも10本爪以上、12本爪ならなお可。今回、12本爪のアイゼンが使えず、8本爪で登ったがグリップが弱く、地蔵尾根の後半ではかなり難儀をすることになった。 山頂〜行者小屋(下り) /文三郎尾根 ・頂上直下の岩稜はクサリが出ているので、不安ならクサリを使いながら進む。 ・岩稜を抜けたあとは中岳への分岐までの稜線は、風に飛ばされるせいか積雪は少なく歩きやすい。今日は風が穏やか。 ・中岳の分岐から前半、階段部分は完全に雪に埋まっているが、雪が締まっているので歩きやすい。急勾配の場所はクサリもでている。 ・後半は林間、木々の中をのんびりと進む。 |
写真
感想
3連休初日は先月に引き続き赤岳へ。
前回、初めて冬の赤岳に登頂。結構満足したつもりだったが、山頂は雲の中で少々心残りが...
9日の天気予報は、日本気象協会、ウェザーニュース、その他も「晴れ」マーク!
ということで、山頂からの展望を期待して再び赤岳へ。
予報通り天候は良好。薄く刷いたような雲があるが青空が広がり、風も穏やか。9時頃の行者小屋では温度計は氷点下20度を差していたが、日差しが暖かで山頂では氷点下10度程度と、厳冬期にしては穏やかな天気。
晴天の景色は素晴らしく、めざす赤岳はもちろん、阿弥陀岳や横岳から硫黄、天狗、北八ヶ岳へと続く稜線と八ヶ岳のすべての山々が視界に広がる。
雲に浮かんだ富士山、権現岳の稜線の向こうには北岳、駒ヶ岳、仙丈ヶ岳と南アルプスの山々も今までより間近に感じられ、中央、北アルプス、浅間山、秩父山塊の山々と360度の大パノラマが楽しめた。
春夏秋冬とそれぞれに季節に登っているが、空気の澄ん冬の景色はまた格別で、素晴らしい景色を満喫。
//本日の反省///
冬用の登山靴として購入したモンブランGTXの踵上の塗装が剥げたためメーカーに問い合わせたところ、不良品のため返品交換に、
ということでモンベルのアルパインクルーザー2500と、12本爪はワンタッチ式のためAP2500に使えないため、8本爪のアイゼンの組み合わせで登山。
先月、蓼科山に登った時もこの組み合わせだったので大丈夫かと思っていたのだが甘かった。
地蔵尾根の上り、前半で少々グリップの弱さを感じていたが、最初の階段を過ぎたあたりから足元が不安定になり、稜線に出ると雪をつかめず、キックステップで足場を確保しながらでないと登れなくなる。
地蔵の頭手前のナイフリッジではピッケルを使って3点確保で何とかわたりきる感じ。
先月下りで通った時は普通に通っていたルートなのにアイゼンが違うだけでこれほどまでに状況が変わるとは思っていなかった。
遅い歩みで後ろで待って頂いた方、申し訳ありませんでした。
折角の好天のなか地蔵尾根の稜線部で写真を撮っている余裕がまったくなかった。
逆に地蔵の頭以降の上りや、文三郎尾根の下りなど、雪がしっまた場所や、岩が剥き出した場所は歩きやすかったが...
今回は、環境がシビアな雪山では装備が重要だということをつくづく実感させられた1日だった。
今日、家に帰ると真新しいモンブランGTXが届いていた。あと1日早く届いていれば...と、思わなくもないが、
次は万全の装備で改めてチャレンジしよう!
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