卯月山―野池山―権現山の3山
- GPS
- 08:25
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,502m
- 下り
- 1,499m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
権現山南東の四番観音―二本松山 茸山のビニールテープと入山禁止の看板が多い所だが、急坂・やせ尾根の連続で危険多い。二本松山400m手前は両側ザレ場で普通の人は通れない。 あたり一帯はマツタケ山ですので、夏から秋は近寄らない方が良い。 (全山通じて、この記録を参考にしないでください。変人のルートですから) |
写真
感想
藪大好き@Y氏が再び下伊那の山に出没。Y氏の謎に迫る密着ドキュメンタリー。
地図を眺めるのが大好き。そして登山前には入念に予習をしているっぽい。
たぶんgoogle Earth 3Dは使っていないと思われるが、頭の中ではそれ以上に
詳細な光景をシミュレート(妄想)しているっぽい。
そしてやはり「道があっても歩かない」が信条。
その他の習性は写真でご確認ください。
今回の収穫
Q:遭難(道迷い)しやすいのは単独行?それともパーティ?
A:ルートをリーダーに全てお任せ。ただ後ろを着いて行くだけのパーティの
一員がリーダーとはぐれた時がもっとも高確率で遭難する。
今回は色々と勉強になりました。とても疲れましたが楽しかったです(^^♪
お邪魔かと思いますが、また次の機会を楽しみにしております。ありがとうございました(^^)
北から二本松山・権現山・卯月山・野池山と並んでいて、それぞれの記録はあるが、つながったものは無い。これを何とかつなげてしまおうという変態的計画をたてたところ、お気の毒なことにnucchi氏が乗ってきて付き合っていただいた。なお権現山・野池山はヤマレコに初登場のよう。
《登り口―卯月山》卯月山頂になるべく近い所にでる尾根を選択した。はじめ7分ほど急斜面を適当に登ったが、あとは尾根筋に良い道がある。ただし「茸山につき無断入山5000円也」の札が多数。
《卯月山―野池山往復》卯月山頂上含めて、中部電力の鉄塔をいくつも経由する。中間点までは林道があるが、往路は稜線を貫徹した。中間の三角点から野池山の方が中電の巡視道のおかげか、とても良い。野池山の方が200mほど低いので、登り返しがつらい。まだ序盤戦なので元気だった。帰りは時間短縮のため林道を歩いた。(私だって林道を歩くことはあるのだ)
《卯月山―1219m三角点》何度か林道・国道に出会うが、なるべく稜線上を歩いた。本日の最高点は1219.9m三角点、ただの樹林の中の小ピークである。次に曽山から歩く時の終着目標になる予定である。
《1219m―二本松山》25000図の破線と北への稜線の別れる所が秋葉街道の四番観音で、ここから二本松山へ縦走である。地図上では何ともない尾根だと思っていたが、ええっ!? という急斜面・やせ尾根の連続である。ふたりともよく転んでいる。尾根分岐で騙されそうになったポイントもいくつかあった。もうひとつの特徴は茸山のビニールひもが続いているのと「入山禁止」の札の乱立。こんな急斜面をどうやって歩きまわるのだろうか。茸取りとは命がけなんだと思い知らされる。
さて極めつけは最後二本松へ残り400mのポイント。nucchi氏曰く「蟻の塔渡り」、今までの尾根の集大成とばかりに両側がガレている。長さは50mくらいだけど。下から捲けないか少し偵察したが、撤退決定。私ひとりだったらもう少しあがいていたかもしれない。ちょうど予定コースはここから左へ別れる所であり、二本松山往復をカットするだけなので助かった。
《二本松山―権現山》秘かに本日の核心ともいえる「変態」コース。これから2山越えなければ車に帰れないのだ。まず地図で読んだ小さな峠を越える。次に川沿いの元耕地を横切って権現山に取り付く。尾根上にでるとそれなりの道になっている。途中の三角点はまだか〜、地図の送電線の位置と合わないなぁ〜と言うと、GPSを見たnucchi氏「三角点のある尾根は隣ですよ〜」 あ〜あ、尾根を一本間違えてしまったのだ。何という不覚。一気に疲労感が上昇し、トボトボと急坂を登るのでした。指の力まで抜けたとみえて本日2本目のボールペンを落としてしまった。
《権現山―下山》権現山頂には何と車の轍がついていた。簡単に登れる山に全力をあげて登る、これはこれで満足感あり。この山頂には嬉しいことに、知る人ぞ知る「KUMOひも」があった。全国をまたにかける氏がここまで来ているとは驚いた。さて当初の変態計画では、ここからまた主稜線まで登るというものであったが、もう疲れた。林道をたどって出発点に戻った。
私としては計画に近い形で歩けて良かったのだけど、尾根を間違えたことがかえすがえすも無念。
付き合わされたnucchi氏はどうだったろう。あっ、こんな風に写真を編集したな。時折うしろの足音が止まっているので、撮られているなとは思ったけど。
今後も何回かこの周辺に来ることになるが、やせ尾根、もろい斜面など気をつける必要があることがわかった。蟻の塔渡りは、これから訓練を積むS氏に連れて行ってもらおう。Sさんよろしく。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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三角点捜しもまだまだ普通の山です。鉄平と楽しみながら出かけています。それに地図読みは旦那さん任せで本当に反省です。でも思わず捜しあてた三角点に顔がほころびます^^心強い人の後を行くのがいいな^ ^
よー歩きましたねー
毎回距離伸びてて次回が不安です
レコ見てヤバイ位大笑いしました おなか痛っ
nucchiさんによるyamaさん習性レポにうんうんうなづくワタシ。でした
写真見るとコースの○○○○度に改めて実感沸きますね
曽山や喬木山と聞いた時、伊那山脈縦走?関連尾根?と思ったのですが
違うアプローチみたいでこれからが楽しみです
1219.9m三角点から曽山をつなぐのは一般的には小川路の秋葉街道ですが
あんな林道並みの高規格登山道を選択されないと思うので、どの等高線を考えているんでしょう?
やばいコースは・・・と更に地図見て大笑い楽しませて頂きましたぁ
調査結果をお知らせします。
今回行った所
 ̄月山ー2等三角点、点名:上久堅
卯月・野池中間の1024.5−4等、点名:高根山
L鄰啝魁3等、点名:七本松
ず2鵑虜嚢眦1219.9−4等、点名:外山
今回外した所
テ麕楙昌魁4等、点名:公園上
Ω現山の西の928.8−4等、点名:越久保
yama-takeさま、nucchiさまはじめまして
まさかあの日、卯月山でニアミスしていたとは
もう少し私どもが早く到達していればお会いできたかもしれませんね
楽しいレコを書かれている方にお会いできず、残念です
南信州にこの冬ちょこちょこ出没しております。
なかなか面白そうな山がありますね
ヤマレコ参考にさせていただいて、またお邪魔したいと思っておりますので、よろしくお願いします。
どこかでお会いできるんじゃないかと楽しみです
yama-take氏の付き人、nucchiです。
>riekoさま
はじめまして。やはりメンバー全員がルートと現在地を把握していないといけませんね。
我々の様な変人コース(藪)だと数秒で先行者を見失います。
>kokuzooさま
○○○○女王様を満足させることができて光栄です
yama-take氏の壮大な計画はまだ始まったばかり。
私も期待しています
>kyom4さま
はじめまして
行動範囲のとても広いkyom4さまが、こんな所へ・・少し驚きました。
おっしゃられるとおりとても良い山でした
急坂を愛する会・・・いい匂いがします
伊那谷の山でお会いできる日を楽しみにしております
今回の最高点1219.9m三角点名「外山」を目的地に歩いたのは私たちだけだ、などと述べてしまいましたが、はるか以前に「展望台の住人」様が登っておられます。(伊那谷の山のリンクから拝見しました)
「展望台」様は伊那谷の山を丹念に登られていて、参考にさせていただいています。お詫びして訂正いたします。
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