七時雨山と田代山、駒木立:「時雨」の季節に快晴ハイキング。
- GPS
- 05:37
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 954m
- 下り
- 945m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:37
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はない。 田代山つつじサン燦道口からの道、広い登山道から山道へ入る所が分かりにくい。ピンクテープが目印。 |
写真
感想
今週末は両日とも絶好の天気である。「七時雨」という名前に惹かれて一度行って見たかった七時雨山に行って見よう。「時雨」と言うのは、降ったかと思うと晴れ、また降りだし、短時間で目まぐるしく変わる通り雨である。初冬の季語でもある。まだ寒気の弱い冬型の気圧配置で山を越えてきた季節風による一部の雲による通り雨らしい。実は前日の仙台はそんな天気だった。でも、31日は高気圧に覆われ晴れだろう。
東北道を北上すると、岩手山の大きい姿が見えてくる。山頂から斜めにかなり雪に覆われている。早池峰山や姫神山も逆光のシルエットだが、きれいに見えている。田代平高原駐車場に着くと、右手に七時雨山の大きい姿が、左手に田代山への稜線が見える。田代平登山口から登り始め、草地を少し行くと直ぐに樹林帯に入る。この辺は泥濘である。樹林帯の中は小さい川が流れている。ちょっとだけ道が分かりにくい所があった。また、草地に出て進むと、一合目。右:田代山登山口へ、左:七時雨山荘、直進が七時雨山である。さらに草地:放牧場を進み、(閉められない)牧場ゲートを過ぎ、山と畑の境をトラバースして行くと3合目である。ここから本当の山道が始まる。少し急な樹林帯の道を登って行くと、案外早く5合目になる。道は徐々に尾根がはっきりしてくるが、周囲は樹林で眺望はあまりない。葉が落ちているので、チラチラと周りが見える程度である。7合目になると尾根と行く手がはっきりしてくるし、落葉の明るい道を行く良い雰囲気になる。8合目から一度20m程下り、登って9合目からも少し下り、そして、笹が多くなって七時雨山(北峰)への最後の登りとなる。
七時雨山(北峰)山頂に出ると、眺望が広がる。岩手山は雪を被っており、山頂付近は少し雲が架かってる。その右には八幡平の茶臼岳から裏岩手、源太ヶ岳辺りも見える。姫神山はきれいな三角に見える。七時雨山(南峰)までは、40m程度の上下であるが、笹の中を行くので、朝露で少し濡れてしまう。南峰の方が少しだけ標高が高い。山頂も広く、ゆっくりできる所だ。遥々ここまで来たのだから、田代山にも行って見よう。で、帰路は、1合目まで同じ道を戻り、左へ、田代山登山口へ向かう。幅広い道だが、何かクマが出そう。案外人里に近い所に出るんだよね。
田代山はつつじで有名らしいので、登山口は田代山つつじサン燦道口と名付けられている。登山道は、最初、舗装道と平行に登って行き、曲がって反対方向に山腹を登って行く。樹林の中の幅のある草の道であるが、そのまま進むとだめである。道の右側にピンクテープが2つある間の土手を登り、山道に入る。これを見逃して少し先まで行ってしまって戻った。田代山は、割と直ぐに樹林が無くなり、眺望が広がる。先ずは1つ目のピーク:三曲山に出ると田代平や七時雨山の眺めが広がる。2つ目のピークが三方沢山、田代山は3つめのピークとなる。田代山は山頂標識の所よりも、その先からの眺望が良い。七時雨山の左に、雪の岩手山が覗いている。でも、南方向は逆光で、くっきり撮れないのが残念。
さて、もう一つ、田代山よりも少し標高の高い駒木立まで行って来よう。田代山から稜線上を少し下り、下山路への分岐を経て、笹の中の滑りやすい道を60m程登ると駒木立(987m)に到着する。広い眺望の良い山頂である。ここから北の方向に見えたのは岩木山だったのだろうか。田代山との鞍部の分岐まで戻り駐車場方面へ下る。急な山腹だが、ジグザグに道が付けられているので、楽である。落葉を踏みながら下る。傾斜が緩くなると草地となり、舗装道路に出て、駐車場へ戻る。今日出会った方は、七時雨山では20人程度、田代山では10人程度だった。
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