谷川岳 好天の雪景色を堪能するもラッセルで体力消耗...
- GPS
- 05:36
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 935m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | 晴れ! 山頂部の気温−5度。風穏やかで日差しがあり汗ばむくらいの陽気。 午後より山頂部で雲が出はじめる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ(往復2,000円) ベールプラザまでの道路は行きは湯檜曽温泉あたりから積雪あり、温泉街手前からチェーンを装着。帰りは天気が良かったこともあり道路には殆ど積雪なし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ乗り場〜天神峠 ※スノーシュー、ストックの組み合わせでスタート。 ・ゲレンデの横を膝上から腿くらいまでの積雪の中、終始ラッセル。先行した人がいてトレースはできているが、それでも天神峠まで1時間ほどかかった。本日一番体力を削られた場所。 ・最初の登りはスノーシューだと雪が崩れて登りにくい、最初だけはスン―シューを使わず、ツボ足で登ったほうがよかったか? 天神峠〜熊穴沢避難小屋 ・天神峠からしばらく下り。スノーシューで歩くにはちょうど良いが、下りの最後に凍結した急坂があり、ここはスノーシューではキツイかも。 ・避難小屋直前に急斜面を横切る場所があり、足場が狭いためスノーシューでは通りにくい。 ※登りは最後までスノーシューを装着したままだったが、天神峠からの下りの最後と、避難小屋直前の2か所はアイゼンに変えたほうが良い。(下りはアイゼンを利用) 熊穴沢避難小屋〜肩の小屋 ・途中、急登があるがスノーシューでサクサク登っていける。 ・天候さえよければ稜線に出てからの方が歩きやすい。 肩の小屋〜トマノ耳、オキノ耳 ・肩の小屋の道標をすぎるとトマノ耳はすぐ。 ・山頂部は雪庇が張り出しているので、崖側には近づかない。 ・オキノ耳までのルートはクラストしているがアイスバーンにはなっていないので、転倒しないように注意して進めば問題なし。 ・途中、岩場を越える場所があり、そこだけスノーシューでは越えにくかった。トマ〜オキ間はアイゼン+ピッケルの方が安心。 ・ところどころ雪面に亀裂ができている場所があるので踏み抜かないように注意。 ※今回、往路はスノーシュー。復路は肩の小屋から天神峠の登りまでアイゼンで、天神峠の登り下りは再びスノーシューを使用。膝上、腿まで沈み込む場所もあるので、スノーシューなしツボ足で進むにはきついかも。 |
写真
感想
1月に休日出勤をした分の振替休暇、どこに行こうか考えたが比較的近場で、スノーシューが使える谷川岳を選択。ちょうど天気予報も「晴れ」表示あり。
平日ということもあるのか9時過ぎロープウェーの始発でもそれ程人は多くない。スキーヤー、ボーダーと登山者は半々くらいか。
さて、ロープウェイを降りて、天候も良好で幸先の良い一日を過ごせそう...と思ったが、
ゲレンデの横を登っていくが雪が深い。最初は雪が崩れて登れない。なんとかの先行した人のトレースにたどり着くも、トレースを辿っても膝上くらいまで沈み込む。
結局天神峠までラッセルで進む。リフトで楽々登っていくスキーヤー、ボーダーが羨ましい。(天神平スキー場のリストは登山者は利用不可)
1時間をかけて天神峠まで登るが最初で思いっきり体力を削がれた。
それでも今日は天気も良く、天神峠からは山頂をはじめ、まわりの山々を見渡すことができた。
往路はスノーシューを使用。何か所かスノーシューでは進みにくい場所もあったが、ツボ足で進むにはあまりにも厳しそう...
雪に埋もれた熊穴沢避難小屋を過ぎて稜線出ると、好天に風も穏やかで、まわりの景色も素晴らしい。肩の小屋までの雪原は下半分が白、上半分が青で、そんな景色を楽しみなが登っていく。
(実際にはかなりヘトヘトだったが...)
肩の小屋をすぎるとすぐにトマノ耳。
トマノ耳につくころには少し雲が出始め、オキノ耳方面は雲に霞んで見える。それでも万太郎岳方面の稜線や雪で白化粧したまわりの景色はやっぱりキレイ。
しばらく景色を堪能しオキノ耳へ向かう。
雪面はクラストしているが、アイスバーンにはなっていないのでそれ程危ないといった感じはなかった。途中岩場を越えるところだけスノーシューだと越えにくかったくらいか。
途中、雪面に亀裂が入っている場所が数か所あり、覗いてみると1メートルくらいの深さはありそう。今後暖かくなってくると雪崩の原因になったりするのだろうか...
雪面から少しだけ見えているオキノ耳の標識を確認し復路へ。
最初のラッセルで時間と体力を消耗してしまったので、休憩もそこそこで急ぎ気味で戻る。
結局、往路4時間、復路1時間40分と半分以下の時間でロープウェイ山頂駅に到着。
今日は概ね好天に恵まれ、山頂では少々雲に景色が霞むこともあったが、それはそれで幻想的で景色を楽しむことができた。
充分に満足のいく1日だったが、顔の日焼けと明日以降の筋肉痛が少々気ががりである。
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