秋と冬の間の三方岩岳〜野谷荘司山
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- GPS
- 07:04
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,349m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 7:04
天候 | 晴→曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・下から見たら山の斜面上部に雪が見えましたが、稜線上ではほぼ溶けていました。 ・溶けているので、ぬかるみ多いです。 ・飛騨岩の北側をトラバースする草付きの登山道は完全に凍結していました。草や雪のある部分はいいのですが、通れそうな所が完全に固い氷に覆われている場所はヒヤリとしました。 |
その他周辺情報 | ・トヨタ白川郷自然學校の日帰り入浴(今回はこちらを利用しました。500円) ・白川郷の湯(白川村荻町) |
写真
感想
今日は、まともな登山としては8月以来の山行になる。
例年ならば泊りがけも含めてかなりの日数を山で過ごしているが、今年は激減。
秋は、自分的には一番体ができてくる時季でもあり、毎年ロングコースやハードな山行を持ってきているが、どうも今年は無理そうだ(毛勝、赤谷行けなかった・・・)。
なので標高差1000mほどで、距離も12劼涼度良いと思われる今回のルートを選んだ。
登り始めから筋力の低下が如実に分かった。体が重いし、尻の筋肉がすぐ疲労する。筋トレも全くしていないのでそりゃ仕方ないか。
稜線歩きは気持ちよくて良かったが、下山は紅葉ゾーンに突入したあたりから右膝が痛み始めてかなり難儀。ここまで痛くなったのは数年振りだ。治ったと思っていたのに・・・。
筋力の低下で歩き方がダメになっていたのか、両足の親指の爪も痛み出した。う〜ん、余裕だと思っていた山が充分すぎるほどハードな山になってしまった。
紅葉ゾーンは結構獣の気配がしたような気がした。
登山開始から30分ほど、次第に周囲のブナ林が紅葉し始め、足元には意外とドングリがたくさん落ちているなと思いつつ歩いていた時の事。数十メートル離れた向こうの斜面でドタドタと走り去る足音が聞こえた。姿はほぼ見えなかったのだが、走り方の音からするとクマっぽい感じがした。
下山中、またブナ林でガサガサ、ドドド・・・と走り去る音が聞こえたので音のする方向を見たら、今度はカモシカだった。音で違うと思ったが、結構びっくりする。
紅葉が始まったくらいのブナ林がクマ濃厚地帯かと思っていたが、今日は、この時季食料が乏しそうな1600メートル以上の辺りでもクマの新鮮な糞を見たので、結構どこでも出るのかなと思った。
日帰り湯は白川郷の荻町の温泉に行こうと思っていたが、トヨタ自然學校の入り口付近に日帰り湯の幟が何本も立っているを見て、登山口駐車場から歩いて行ける距離なのでこちらにした(ここもやっていたのかと初めて知った)。
源泉はちょろちょろ入れて、あとは加温&循環している模様。塩素臭は残念だが、ぬるっとした湯で肌はつるつるになる。
それにしても、野谷荘司。人の名前みたいだ。野口五郎や黒部五郎のようなものか?
気になったので調べてみたら、
・山腹より上の「草木も生えず、塩をまぶしたように雪をいただく様子」を塩尻と言っていたが、訛って荘司と言うようになったとか。
また、昔荘園だったことの関係性もあるのではとの事。
「塩をまぶしたような野谷荘司山」(飛騨美濃山語り)
http://www.hidatakayama.ne.jp/yamagatari/yamagatari/katari2/nodanisyouzi.html
今日の周回ルートはどっち周りで行くか直前まで悩んだ。難易度的にも景色的にもどっちでも楽しめそうだが。
三方岩岳→野谷荘司山の反時計回り方向を歩いたのは、今日は私だけだったのかも知れない。時計回りの人達とは何人もすれ違った。ヤマレコなどの記録を見ていても鶴平新道を登りに使う人の方が多いようだ。ザレた急斜面があるからか? 或いは歩きながら三方岩岳の迫力ある景色が楽しめるからか。
しかし、反時計回りでも稜線歩き中は常に白山を見つつ歩けるのでいいかなとも思った。
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