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記録ID: 2703715
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無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

ジャガラモガラの謎! 雨呼山

2020年10月31日(土) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:57
距離
6.7km
登り
503m
下り
507m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:49
休憩
0:08
合計
2:57
10:01
62
ジャガラモガラ入り口駐車場
11:03
11:11
107
12:58
ジャガラモガラ入り口駐車場
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口駐車場まで舗装路が続く。その先の林道は未舗装になるが整備はされている。工事中のようなので通行できるかどうかは現地にて確認。トイレや登山届ポストなどは設置されていない。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にないが急な坂が多いので落ち葉の季節はスリップ注意。
その他周辺情報 麓に「龍神の里 そば処じゃがらむら」がある。農家のお母さん達が打った蕎麦を食べることができる。美味しいよ。
舗装路が唐突に終わる場所に駐車場がある。さらに奥に未舗装の林道が続いているが「工事中」と看板が出ていたのでここに車を停める。
舗装路が唐突に終わる場所に駐車場がある。さらに奥に未舗装の林道が続いているが「工事中」と看板が出ていたのでここに車を停める。
キレイに均された道には工事車両の轍だけがくっきり残っている。
キレイに均された道には工事車両の轍だけがくっきり残っている。
重機が停まっていた。今日は工事は休みだったようだ。
重機が停まっていた。今日は工事は休みだったようだ。
林道の終点には数台の駐車スペースがある。ここまで入ってきても良かったか。まぁ、いいや。
林道の終点には数台の駐車スペースがある。ここまで入ってきても良かったか。まぁ、いいや。
登山道に入ってすぐに「村雲の池」というのがある。池?
湿っぽいだけで水たまりすら無いように見えるのだが…。
登山道に入ってすぐに「村雲の池」というのがある。池?
湿っぽいだけで水たまりすら無いように見えるのだが…。
すぐに分岐が現れる。地獄コースなどと怖い名前が着いている。我々は左手へ向かう。
すぐに分岐が現れる。地獄コースなどと怖い名前が着いている。我々は左手へ向かう。
いきなり急な登りとなった。階段が整備されてはいるが、なかなか足に堪える道だ。
いきなり急な登りとなった。階段が整備されてはいるが、なかなか足に堪える道だ。
急勾配にあえいでいると前方を大型の野生動物が横切った。たぶん鹿だとは思うが、いきなりガサガサやられるのは心臓に悪い。つい先日、熊と出会ったばかりなのでビビっている。
急勾配にあえいでいると前方を大型の野生動物が横切った。たぶん鹿だとは思うが、いきなりガサガサやられるのは心臓に悪い。つい先日、熊と出会ったばかりなのでビビっている。
標高800mを越えた頃、道は尾根筋に出る。急登は鳴りを潜め穏やかな林間の道となった。
標高800mを越えた頃、道は尾根筋に出る。急登は鳴りを潜め穏やかな林間の道となった。
朝に登った水晶山が見えた。結論から先にいうと、このあたりが一番眺望が良い。あとは樹林に囲まれて展望はない。
1
朝に登った水晶山が見えた。結論から先にいうと、このあたりが一番眺望が良い。あとは樹林に囲まれて展望はない。
半ば枯れ葉に埋もれかけた祠があった。昔の人はここに竜神がいたと考えていたようだ。水、枯れてるんですけどね。
半ば枯れ葉に埋もれかけた祠があった。昔の人はここに竜神がいたと考えていたようだ。水、枯れてるんですけどね。
雲が晴れて天気が良くなってきた。終わりかけの紅葉とはいえ、木漏れ日が美しい。
雲が晴れて天気が良くなってきた。終わりかけの紅葉とはいえ、木漏れ日が美しい。
山頂に向かって最後の登り。50mほどの高低差だが、ここはそれほどきつくない。最後のひとかんばりといったところ。
山頂に向かって最後の登り。50mほどの高低差だが、ここはそれほどきつくない。最後のひとかんばりといったところ。
山頂は木立の中の小さな空間。落葉期だからこの明るさだが、盛夏には鬱蒼としていそう。三角点と石造りの標識がある。
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山頂は木立の中の小さな空間。落葉期だからこの明るさだが、盛夏には鬱蒼としていそう。三角点と石造りの標識がある。
ガイドブックには樹木が伐採されて眺望があるような感じで書かれていたが…。灌木がすっかり育ってしまったらしい。
ガイドブックには樹木が伐採されて眺望があるような感じで書かれていたが…。灌木がすっかり育ってしまったらしい。
下山は往路をそのまま引き返す。登ってくる時は気が付きにくいが、実は何か所か分岐点がある。
下山は往路をそのまま引き返す。登ってくる時は気が付きにくいが、実は何か所か分岐点がある。
道標などは特にないため、ぼーっとしていると別の道に入ってしまいかねないので注意が必要。
道標などは特にないため、ぼーっとしていると別の道に入ってしまいかねないので注意が必要。
分岐に唯一道標があるのが、この地獄コースへの分岐だ。同じ道を帰っても面白くないので地獄コースへ行ってみることにした。
分岐に唯一道標があるのが、この地獄コースへの分岐だ。同じ道を帰っても面白くないので地獄コースへ行ってみることにした。
特に難所というわけでもない地獄コース。なんでこんな物騒な名前になったんだろ?
特に難所というわけでもない地獄コース。なんでこんな物騒な名前になったんだろ?
樹木が途切れたと思ったら東屋が設置されていた。
樹木が途切れたと思ったら東屋が設置されていた。
この東屋からは天童の市街地が一望できる。今日歩いた中で一番の景色だな。
この東屋からは天童の市街地が一望できる。今日歩いた中で一番の景色だな。
東屋から五分とかからず舗装路に出る。
東屋から五分とかからず舗装路に出る。
車道歩きで車を停めた場所まで戻ってきた。おつかれさまでした!…と言いたいところだが、ジャガラモガラという謎の場所を見にいく。
車道歩きで車を停めた場所まで戻ってきた。おつかれさまでした!…と言いたいところだが、ジャガラモガラという謎の場所を見にいく。
再び山に分け入っていく。
再び山に分け入っていく。
さっき登った雨呼山が見える。…いや、見えているのはその前衛かな?
さっき登った雨呼山が見える。…いや、見えているのはその前衛かな?
しばらく水平移動した道は、階段を下って木道に続くようだ。ああ、遊歩道的に整備されている道なんだなと油断したのがいけなかった。
しばらく水平移動した道は、階段を下って木道に続くようだ。ああ、遊歩道的に整備されている道なんだなと油断したのがいけなかった。
バキ!っという大きな音とともに思いっきり尻もちを着いた。何が起きたのか一瞬理解できなかったが、足元を見ると木の階段が腐って折れていた。久々に本気尻もち着いちまったぜぇ…。
バキ!っという大きな音とともに思いっきり尻もちを着いた。何が起きたのか一瞬理解できなかったが、足元を見ると木の階段が腐って折れていた。久々に本気尻もち着いちまったぜぇ…。
木道も新しそうに見えて、表面に苔が付着して滑るので要注意。
木道も新しそうに見えて、表面に苔が付着して滑るので要注意。
木道が尽きた。ここがジャガラモガラなのか?
木道が尽きた。ここがジャガラモガラなのか?
説明板が無いとさっぱりわからないが、この窪地がジャガラモガラなんだそうだ。石の間に空間があり、残雪を溜め込むことで天然の冷蔵庫になるらしい。
説明板が無いとさっぱりわからないが、この窪地がジャガラモガラなんだそうだ。石の間に空間があり、残雪を溜め込むことで天然の冷蔵庫になるらしい。
ご丁寧にも周囲の気温と、ジャガラモガラから吹き出す冷気の温度を表示する機械が据え付けられていた。ただ晩秋の今は、むしろジャガラモガラの中のほうが温かいようだ(笑
ご丁寧にも周囲の気温と、ジャガラモガラから吹き出す冷気の温度を表示する機械が据え付けられていた。ただ晩秋の今は、むしろジャガラモガラの中のほうが温かいようだ(笑
冷気の吹出口。冷気は下にたまるため、この窪地では植物の垂直分布が逆転するんだと。
冷気の吹出口。冷気は下にたまるため、この窪地では植物の垂直分布が逆転するんだと。
この花も狂い咲きなのかな?
この花も狂い咲きなのかな?
龍神の里 そば処じゃがらむら
龍神の里 そば処じゃがらむら
鴨のつけそば
大ボリュームの板そば。
一人で食べきるのは大変でした(汗
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大ボリュームの板そば。
一人で食べきるのは大変でした(汗

感想

山形プチ遠征、一日目の二山目として雨呼山に登りました。雨呼山、なかなか詩的な名前ですね。
ここも里山らしく急登で一気に高度を稼いでいくタイプの登山道です。岩場や崖などはないですが、全体的にスリップ注意な感じ。
標高は900mを越える山ですが、山頂付近からの眺望はありません。遠望という意味ではあまり楽しめる山ではないです。春の新緑や秋の紅葉を楽しみながら散策するのが良いかと。
この山の一番の特徴は、山中にある「ジャガラモガラ」です。一見するとなんてことはない窪地なんですが、地質上の特性から天然の氷室を形成していて盛夏でも冷気を吐き出しているという特異な場所なんだそうで。さすがに晩秋では冷気は失われていて体感することはできませんでした。残念。
麓は「ジャガラモガラの里」というブランド?で地域の特色を出そうとしているようです。ジャガラモガラの名前を冠した蕎麦やこんにゃくなどを食することができますので、帰りに立ち寄るのもいいかもしれません。

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