滝子山 - 思いのほか楽しめる山でしたが、驚愕の場面に遭遇。


- GPS
- 08:11
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 7:58
07:00 寂惝荘入口分岐
07:04 寂惝荘
07:17 83号鉄塔
08:30 滝子山南稜
09:31 浜立山分岐
10:10 滝子山頂
11:00 鎮西ヶ池
11:20 石ノカラホト下(昼食休憩)12:28
12:59 難路迂回ルート分岐
13:23 モチガ滝?
13:31 難路迂回ルート合流
13:56 三丈の滝
14:20 道証地蔵
14:50 桜森林公園駐車場
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
公園に登山ポストは無いようでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<アプローチ> 当初、中央道大月ICから国道20号経由でナビが案内する桜森林公園へのルートを進んで行ったところ、公園の300mほどの手前(中央道を越える橋の100mほど手前)の登り坂が、水が流れ込んで全面凍結していたため通過できず、迂回させられました。一時的なものかどうかわかりませんが、下山後に寄ってみた時も相変わらずでした。 <寂ショウ尾根の取り付き> 他の方のレコにもありましたが、昭文社の山と高原地図の寂ショウ尾根の破線ルートは実情と合っていないようです。桜森林公園から林道を登り、尾根に向かう林道との分岐は比較的すぐです。写真にある寂惝荘の木製看板が目印です。 <〜浜立山分岐> 寂ショウ尾根は、途中から岩稜帯になるので、岩が出始めたらストックは仕舞った方が良いでしょう。積雪はありましたが、浜立山分岐まではアイゼン・スパッツは付けなくても問題ない程度でした。実線ルートではありませんが、トレースはハッキリしており、尾根を外さず登れば道迷いの危険は少ないと思います。 <〜滝子山頂> 浜立山分岐(稜線)に出ると一気に積雪量が増えます(20〜50Cm)。サラサラの雪なのでアイゼンは無くても良いですが、スパッツはこの後ずっと必要です。 <下山ルート> 山頂から先は、よく歩かれているメジャールートらしく問題ありません。サラサラの雪が気持ち良いです。 ただ、感想でも書きましたが、沢沿いのルート上に鹿さんの無残な亡骸がありました。明らかに襲われたらしい状態だったので、この時期に熊? |
写真
感想
2週間ぶりの山です。前から気になっていた滝子(たきご)山を歩きました。
前日、「今夜は娘が泊まりに来るから早出した方がいいんじゃない?」とカミさんに勧められ、22時頃に自宅を出て車中泊となりました。(どういうこと?)
桜森林公園に停めて寝るつもりが、もう少しというところで思わぬ路面凍結に合い、とりあえず近くの駐車スペースで朝まで寝ることに。で翌朝、改めてナビを見て、何とか迂回ルートで公園まで行くことができました。
山頂までは、約1000mを一気に登る感じで息が上がりますが、雪と景色と、山容も登るにつれ変化し、休みながら退屈することなく歩けました。途中の岩稜帯も手掛かりは十分なので、急ではあっても危険は感じません。ただ一つ注意しなければと思ったのは、ザックの横に縛ったストックが、意外と木に引っ掛かってしまうことです。なるべく端っこを出さないような縛り方が必要だと感じました。
浜立山との分岐(稜線上)に出ると一気に雪が多くなり、スパッツを付け、ついついはしゃいでしまいました。サラサラの雪に新しいトレースを付けるのは、不思議と気持ちの良いものですね。
貸切状態の山頂では、後で山名を確認する目的もあって、写真を一杯撮りました。残念なのは、山梨百名山の標柱と富士山に自分を入れたカットが撮れなかったことです。不安定なストックにカメラを括り付けたり、いろいろ試みてはみたんですが、、、結局諦めました。
今日は、けっこう良さげな昼食場所を見つけてのんびりできました。
ルートから少しだけ外れたゲレンデ状の斜面の端に、雪が無いスペースがあったので、そこでいつものカップヌードル(カレー)と、食後のネッスルゴールドブレンドのスティックコーヒーです。時々、枝に残っていた雪が風で落ちてきますが、全然許せます。
帰路は暫く進むと沢沿いとなります。心地良いせせらぎや小さな滝をいくつか見ながら下りました。秋の紅葉の頃もきれいに違いないと思います。
滝子山、時間的にも丁度良いし、尾根筋、岩場、沢沿いと変化に富み、車利用者にはアクセスも良いし、私の中ではベスト10に入るかもしれないほど面白い山になりました。
ところで、滝子山頂から下山を開始して鎮西ヶ池に向かっている途中で、熊鈴を鳴らしながら登ってきたオジサンから、「この先で鹿が死んでいた。」という話を聞きました。オジサンはそれを見て、慌てて鈴を付けたんだそうです。この時期に熊とは信じがたいですが、かと言って熊でないとしたら何?ですよね。オジサンには、現場である難路のルートは避けるように言われましたが、私はあえて進み確認しました。確かに、何かに獲物として襲われたようでした。雪は被っていないので、割と最近なのでしょう。一体何者の仕業なのでしょう?
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
はじめまして。
私は冬になると中央線沿線や奥多摩あたりのマイナールートを良くうろつくのですが、何回も熊に遭遇しています。
民家のほんの裏だったりします。
このあたりの熊ちゃんは冬になっても全員冬眠してるとは限らないようです。
餌が足りてないのか、イライラしてるという話を聞いたこともあります。
ある時は、奥多摩の倉戸山手前で深夜に脅されたこともあります
急に鉢合わせすると驚かせてしまって申し訳ないので、見通しの悪いところは手前から声をかけたり笛を吹いたり合図するようにしていますが、その時はかえって向かってきました(@_@)
幸い事なきを得ましたが(^_^;)
しかし、熊鈴やラジオの使用は十分周りの状況を確かめた上で、本当に必要な場面に限って欲しいなぁと思っています。
人が大勢居るようなところはあちらから避けてくれますからね!(^_^;)
あれをずっと聞かされるのはツラいものがあります(^_^;)
bunacoさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
そうなんですか!?
必ず冬眠するわけではないんですね。
冬には熊はいない、などという固定観念は捨てることにします。
それにしても、何回も熊に遭遇しているって、すっごいですね。幸い私は一度もありません。
私も静かな山が好きですが、冬山以外では基本的に鈴は鳴らしています。人間に知らせる意味もあったりして・・・ただ、ラジオは私もチョット・・・ですが。
貴重な情報をありがとうございました。
kinoe
死体を様々な動物があさったんじゃないでしょうか。
冬にそんなにアクティブな狩をする熊を想像したくありません。
熊氏「腹減ったし、あいつをヤルか」
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する