倶留尊山〜古光山縦走
- GPS
- 09:13
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:奈良交通バス:曽爾村役場前〜近鉄榛原駅 バスの運行本数が少ないので時刻表の事前確認必須 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:なし 行程中のトイレ:なし(事前に済ませておくように!) 登山道の状況 登山口〜倶留尊山 池の平分岐の先までゆるやかな舗装路 登山道になり西浦峠までは植林の急登(九十九折れ) 西浦峠から山頂までは稜線の登山道(若干不明瞭で道迷いの可能性あり) 山頂手前に番小屋(入山料:500円)あり。 倶留尊山〜長尾峠 一般ハイキングコースで稜線からの眺望は最高(晴天時)、危険箇所等なし。 長尾峠〜後古光山 前半はよく整備された一般登山道(木製階段等あり) 後半からロープ場多数あり転落、転倒の危険あり注意。 後古光山〜古光山〜南峰〜大峠 急登、急降下の連続(ロープ設置)転落、転倒の危険あり、古光山〜南峰の間 は細い岩稜で特に注意が必要。 |
写真
感想
先週に続き、曽爾村周辺の山々を縦走しようと思い、今回は300名山でもあり、曽爾村最高峰の倶留尊山から古光山の縦走を計画し行ってきました。
前日に自宅付近も、うっすらと積雪があり、二上山から金剛山は真っ白です。
先週はできなかった雪山ハイクを期待し当日をむかえる。
朝の冷え込みは強く、若干の曇り空、近鉄電車で名張へGO!(元気いっぱい)
ところが桜井駅を過ぎたあたりから、車窓の景色が真っ白に!榛原あたりは凍結状態、この時、若干の不安がよぎる!
電車は定刻通り、名張駅に到着、乗車予定のバスも止まっており、早々乗車、先客1名あり(一般のお客さん)、今日は貸切りではないと思いつつ、バスは発車。
国道等には雪はなく定刻通りにバス停到着、あたりは白銀の世界。
脇道は車のワダチ以外凍結状態。この先の積雪状況を考慮して早々にアイゼン装着することにした。
装着後、登山開始、雪かきしている村人数名と挨拶を交わし、ネコちゃんにも見送られ、普段だと、つまらない舗装路も本日は爽快雪道。
登山道になってからも、植林内の急登も、トレースのほとんどない(若干1名の薄い足跡)雪道が疲れを忘れさせてくれます。
稜線に出たとたん、強風があり、樹氷のかけらが飛んできて顔が痛い。
倶留尊山頂上手前の番小屋:入山料徴収500円(本日は無人)を過ぎ頂上到着、強風とガス&小雪のため眺望なし(残念!)
休憩もせず、二本ボソ方面への鞍部に下り、登り返す、このあたりにシャクナゲの群生あり、初夏には見頃かも?
二本ボソらしきピークに到着、稜線の先に番小屋があるので、頂上だろうと思います。ここも強風とガスのため眺望なし。
番小屋の陰で風除けして、昼食をとる(定番のサンドウィッチ、ミルクティー)
休憩時、携帯していった簡易椅子(3本足&座面三角)が役に立ちました(*^_^*)
昼食後、亀山方面へ稜線を進む、ガスの切れ間があり、お亀池や古光山への稜線が若干、見えるものの眺望がほぼ望めない山行でした。
亀山峠から先は全くトレースが無くなり(池の平高原方面に下山したトレースあり)、ここから大峠に下山するまで、深雪及び急登、急降下、邪魔な樹氷のトンネル等々、悪戦苦闘の連続でした。
特に後古光山から古光山の南峰までの間はハイキングコースとは名ばかりの本格登山ルートで、岩場の直登や急降下(ロープ設置)が相当箇所あり、雪深がより一層、過酷な山行を強いられる羽目となりました。
途中、登山道から少し外れたところに休憩小屋(少し荒れた)があり、バナナ&おにぎりを摂り、エネルギー補給。(休んでおいて正解でした)
今回はコースタイムの1.5倍も掛る9時間の歩行となりました。体力には自信があり、もっと早く縦走できると少し過信がありました。
乗車予定のバスに間に合わず最終バスまで40分以上待つ羽目に、親切にも曽爾村役場内にて待たせてもらえました。(役場の方のお心遣いに感謝!)
前回もバスの時刻に追われる山行だったと反省していたのに、全く反省が生かされていません。
出発時点から雪の影響があると判断し、ゆとりのあるコースに変更するべきだったと思います。
今回の教訓は『体力・技量を過信せず!』でした。
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