チョットだけ雪山体験に高川山へ
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- GPS
- 04:08
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 561m
- 下り
- 628m
コースタイム
10:00高川山山頂10:50−11:35おむすび山分岐−11:55田野倉駅川登山口−
12:10田野倉駅
天候 | 晴れだけど、うすぐもり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰りは富士急行田野倉駅ゴール。 (富士急行は1時間に1本くらいしか走ってませんので、あまり焦らずのんびりと。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・初狩駅から登山口まではちょっとややこしい道ですが、標識が随所にありますので、それを見落とさずに行けば大丈夫です。 ・登山道は北側斜面を中心に所々雪があります。男坂と女坂の合流点より上はほぼ雪道です。(積雪は多いところでも10cmほど) ・山頂直下以外ではそれほど傾斜がきつくないので、雪道でもほとんど危険はありません。 ※今後の気象条件で状況は変化すると思われますのでご注意を! |
写真
感想
「雪山に一度登ってみたい!」と以前から思っていましたが、
雪山登山のことを調べるにしたがって
技術、体力、そして金銭面で自分にはハードルが高すぎることを実感。。
せめて、雪のある山に登ってみたいと考え、今回は雪がチラっとだけある高川山へ。
登山口近くに駐車場スペースが少なく、単独ということもあり、久々に電車での登山行となりました。
中央線の車窓からは雄々しい富士山。車窓からの富士山ってなんかいいです。
初狩駅から家々の間の細い車道から林道に入りしばらく進むと高川山の登山口。
杉林の中の変化の少ない道は地味に疲れますが、
山吹らしき木の芽はだいぶ膨らんでおり、春の近さを僅かながらも感じます。
標高を上げるにしたがって雪が所々あらわれはじめ、雪道に慣れないので慎重に慎重に。
傍から見てたらかなりへっぴり腰だったのでは。
積雪はあっても数センチ程度だし、雪があったり、なかったりが続くので、アイゼンをつけるべきか迷いましたが、
せっかく、モンベルのチェーンスパイクを持ってきたので、男坂・女坂の分岐手前で装着。
今回はこれを試してみたいという目的もあったのですが、アイゼンの類を初めて使う自分でも簡単に装着でき、雪道を歩くのは格段に楽でした。
また、雪がない場所でもあまり違和感なく歩けるのもいいですね。
雪のないところでは木の根をなるべく傷つけないように足場を選びながら進みましたが、それを差し引いても使うメリットは大きかったように思います。
男坂と女坂の合流を過ぎた辺りからはほぼ雪道状態となり、ザクザク進む足音が心地よく響きます。
そして、右手には木の間からドドーンと富士山が!
この辺りは広葉樹林なので、葉の落ちたこの時期だけの特権かもしれません。
登るにしたがって雲量が増え、頂上に着くころには、一面の薄曇り状態となってしまいましたが、
三つ峠山をはじめとする御坂山塊や奥多摩の山々、さらに遠くには雪を被った甲斐駒などの南アルプスの山も見渡せ、まさに360度の大展望!
そして、富士吉田まで続く盆地を前景にして主役の富士山が!!
とても1,000m未満の低山とは思えない大眺望です。
今回初お試しのもう一つはEpigasのバーナー。
いままでどっかでもらったバーナーを使っていたのですが、
前回の登山の時、氷点下の環境では火力が安定せずお湯が沸かず、
持っていったカレーヌードルが食べられなかったため、下山までひもじい思いをしました。
今回は大枚はたいて新バーナーを購入し、前回食べられなかったカレーヌードルを満を持して食べるつもりでしたが、
いざ食べようとした時、「あっ、箸を忘れた。。」
仕方がないので、その辺りに落ちていた小枝を箸代わりにして食べました。
まぁ、これもいい思い出です。
景色を見たり、コーヒーを飲んだりしながら1時間近く山頂にいましたが、
大集団のグループでわさわさしてきたのと寒さに耐えられずそそくさと退散。
田野倉駅方面に向かう道は、頂上直下の数メートルがやや急なものの、
概ね緩やかな傾斜の道が続きますので、雪道も特に問題はありません。
おむすび山の分岐を過ぎると雪は見られなくなったのでチェーンアイゼンを外し、
杉林の九十九折をしばらく進むと車道に。
車道の方が凍っていたりするので、油断は禁物です。
田野倉駅近くから高川山を見上げると、空がだいぶ青々と。
下山すると晴れるというのはよく聞く話ですが、やっぱりちょっと悲しい。
次回は真っ青な青空のもとで富士山をみて、雪道を歩きたいと思いつつ、
電車が来るまでの1時間近くを過ごしました。
bobechanさん、こんばんは
いい景色ですね〜、高川山、私もこの冬に行ってみたいな〜と思ってましたが機会を得られず
初アイゼンいいですね〜。私も昨シーズン初めて雪山歩きを体験した身なので、初の時はよく分からず相当腰が引けてたと思います
子持ち家族にとっては山は特に装備面でハンディーありますよね、夫婦だけor独身の方々が羨ましいですね
新バーナー、あとはガスもあるのかもしれませんね。
大自然の箸いいですね〜
私も両神山でカップラーメンを小枝で食べましたが、ワイルドな感じがしていい味がしました。しかし実際には意外と食べづかったので、以後箸は常に2,3本ザックに入れてます
雪のアイゼン歩き、なかなか楽しいですよね。雪山はやらない(低山以外)と宣言させられてる私としては、ウ〜ん、な感じの2年目ではあります。。。
bobechanさん、
山行で箸を忘れると、焦りますよね。昼食プランがもろくも消え去るようで・・・。
先日、拙者も同じように忘れまして、食べるのを諦めかけた時、「あっ」と閃きました。
偶々、その日はコンビニで立田揚げを二本買っていたのです。
その立田揚げを突き刺している串があ〜るではありませんか!
少々、脂じみた串二本を箸の代わりとして、カップ麺をすすりました。
なお、初狩駅を降りて歩き出すと左手に姿のいい山・・・位置関係からして「滝子山」ではないでしょうか?
YamaBeerYu
ご無沙汰してます。
遅ればせながらやっとアイゼンデビューできました。
なかなか楽しいですね
ほんとに子持ち家族は大変ですよね
ヤマレコでも家族でテン泊してる人を見かけますが、私にとってはまさに雲の上の人ですね
小枝の箸、意外と食べづらいですよね!はじめこそ、無事食事にありつけて自然の恵みに感謝したものの、あまりの食べにくさに、普段使っている箸の精巧さに気付かされました
“雪山やらない宣言”させられてるんですか
やるなと言われるとやりたくなっちゃうのが人間のサガですよね
次回はShumaeさんのような長いルートも歩いてみたいと思っています。
初めまして。
あれが滝子山ですか。私には難易度高そうですが、登ってみたいと思わせる山姿ですね。
大月辺りはメジャーな山は少ないけど、素朴な感じがなかなか好きです。いろいろ調べて登れそうな山を探してみようかと考えています。
しかし、竜田揚げの串とは・・・しかも偶然2本
人間、いざとなるといろんな知恵が出てくるもんですね。
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