若山〜十方山〜天王山
- GPS
- 06:36
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 690m
- 下り
- 666m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 6:36
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■太閤道 特に危険な箇所はありませんが、路面が滑りやすい箇所が少なくないとの印象。 雨後などは特に注意して進みたいですね。 ■十方山〜天王山 2018年9月の台風21号により、たくさんの倒木が発生しましたが、ほぼ処理されており、通行への支障は特になし。 天王山は人気の山で歩く人が多いのに対し、十方山の人通りは少なめとなっています。 |
写真
感想
高島トレイルへ行く予定だったのだけど、当日の朝、右膝には違和感がある。
想定通りに歩き切るとコースタイムは12時間半となっており、三重嶽以降は初めて歩く事になるし、無理をするのは良くなさそうと判断。
近場の山を歩き、膝の具合を確認する事に。
普段はストックを常備しているものの使用しておらず、足への負担を軽減できれば良いかなと考え、使い方の練習をしてみます。
やや傷心のまま高槻駅に到着し、なかなか位置を拾ってくれないiPadに手を焼かされた後、何とかスタートです。
今回の山行の前半は太閤道で、高槻側から若山神社へ向かいます。
過去に何度か歩いていて道の把握はできており、磐手橋バス停を経て、登山口へ。
少し歩くと鳥居があり、その先に『三好大明神』と記された石碑があるので、手を合わせて無事の山行をお願いしておきます。
やや荒れた雰囲気の道を進んで行くと、金龍寺跡に到着。
紅葉の隠れ名所らしいのだけど、まだ色付き始めている気がするかなという程度。
その先で太閤道から少し逸れて展望所に寄り道し、パンを食べながら少し休憩。
太閤道に戻り、P284を探ってみるものの、荒れた藪となっており、何も見当たらず。
稜線上の樹間から右側がちらりと見え、どうやら雲海が出ているよう。
北摂一番見晴所に着くと、見事な雲海が広がっており、高島トレイルに出かけられなかった事による傷心を癒してくれているかのよう。
眼下は鉄塔の通り道となっており、展望を楽しむ上では普通なら残念な要素なのだけど、雲海から浮かぶ鉄塔群は何とも不思議な趣があり、印象的な眺めでした。
誰もおらず静かな中、良い時間を過ごす事ができました。
その後、すぐに若山山頂に到着です。
ピークハンターさんのプレートは健在ですね。
三川合流が見える展望所でも依然として雲海は出ており、合流地点は全く見えず、ここではがっくり。
すぐに四ツ辻に至り、ここからは主にゴルフ場沿いを進みます。
色鮮やかな紅葉がゴルフ場内にあるのが見えるけど、あまり心に響かない。
しばし進んだ後、若山神社へ向けて下り始めると、辺りはツブラジイが多く見られる森林となり、独特な雰囲気となります。
この日は椎の実が地面に落ちる際に発せられる音が頻繁に辺りに響き、森が秋を謳歌しているかのようで、耳に心地良い。
標高が下がって来るとガスの中に入り、若山神社に着くと境内も少し神秘的な雰囲気で、色付きを増しつつある紅葉は優しい色合いとなっています。
お詣りをして、少しだけ休憩。
参道を下って行くつもりだったのだけど、足への負担を考えると階段は嫌かなと思い、尺代へ向かう事に。
種々の花が咲いており、こちらへ進んだのは正解。
尺代の釣り場は早くも家族連れで賑わっているようで、楽しそうな声が聞こえる。
尺代の集落内を経て、水無瀬川沿いの舗装路歩きがしばし続きます。
水無瀬の滝へ寄り道した後、十方山の登山口から再入山。
幼稚園か保育園かの園児が登山に来ており、先に進ませてもらう。
こちらから登るのは春以来で、倒木がどのようになっているかが気になっていたのだけど、太い木も処理されており、かなり大きな変化にびっくり。
以前に僕が処理した木にはキノコが付いており、徐々に土へ帰する途上にあるよう。
まだ処理の余地はありそうなので、また暇を見つけて歩きに来よう。
などと思いつつ歩き、好展望の岩場に到着。
この日は霞んでいて眺めはあまり良くないけど、ここで昼食にします。
食後、そろそろスタートしようかと思っていると園児の声が聞こえて来て、意外と早いペースで登って来ているようで、小さな体に秘めるパワーに驚かされます。
緩やかな道を辿り、すぐに十方山山頂に到着です。
ピークハンターさんのプレートが付けられていた木にその姿がなく焦りかけたけど、別の木に新調されたプレートが輝いており、一安心。
歩き慣れた道を辿って縦走路に合流し、コースタイム把握のために小倉神社分岐へ。
天王山への道はいつも通りに人の流れがあり、それぞれに秋の山を楽しまれているのでしょう。
久しぶりにクチベニタケを見つけ、にんまり。
天王山の山頂直下のコウヤボウキもすでに開花しており、最後の急坂を急ぎ足で登り、何とか正午きっかりに山頂に到着です。
展望所に立ち寄りつつ下って行き、宝積寺に到着し、下山完了。
住宅地を下って行くと山崎駅に至り、この日も無事にゴールです。
右膝の違和感により、今回は思わぬ予定変更での山行となりました。
歩いている際には特に気にならず、ほぼいつもと変わらないぐらい。
しかし、帰宅してみると違和感は相変わらずあり、当面は軽めの負荷の山行にしておく方が良さそう。
高島トレイルで秋色に染まるブナ林を見られなかったのは残念だったけど、またの機会があるはずで、その時が来るのを楽しみにしておきましょう。
急遽で出かけた地元の山ですが、心動かされるような光景を見る事ができたし、楽しく歩かせてもらいました。
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