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Yamareco

記録ID: 2713714
全員に公開
ハイキング
氷ノ山

扇ノ山(河合谷コース)〜ブナの葉積もる尾根を歩く〜

2020年11月08日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 鳥取県
 - 拍手
Katsuhara その他10人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:17
距離
6.5km
登り
370m
下り
365m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:21
休憩
1:52
合計
4:13
距離 6.5km 登り 370m 下り 369m
9:37
9:38
50
10:28
23
10:51
12:41
25
13:06
13:07
41
13:48
1
13:49
ゴール地点
天候 曇(霧→日差し)
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥取市から県道31号線で雨滝方面へ、その後、河合谷高原方向へ進みます。「水とのふれあい広場」道路脇駐車スペースに車を停めて歩き始めました。
コース状況/
危険箇所等
概ねなだらかなコースで、木道や木段も設置されています。昨日までの雨で地面が濡れて滑りやすくなっていました。分岐点等には標識が設置されているので道を迷うことはないでしょう。
駐車場から50m程度離れたところに登山口があります。
2020年11月08日 09:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 9:37
駐車場から50m程度離れたところに登山口があります。
この谷をまっすぐ上ってしまいましたが、実は左へ折れる道がありました。
2020年11月08日 09:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 9:37
この谷をまっすぐ上ってしまいましたが、実は左へ折れる道がありました。
地面は落ち葉で覆われています。
2020年11月08日 09:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 9:43
地面は落ち葉で覆われています。
霧のかかった曇り空で少し寒いです。
2020年11月08日 09:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 9:54
霧のかかった曇り空で少し寒いです。
今日は山岳部の生徒と一緒です。
2020年11月08日 10:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 10:10
今日は山岳部の生徒と一緒です。
霧が濃くなってきました。
2020年11月08日 10:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 10:11
霧が濃くなってきました。
足下がぬかるんでいないか確認しながら、ペースを保って歩きます。
2020年11月08日 10:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 10:27
足下がぬかるんでいないか確認しながら、ペースを保って歩きます。
山頂へ到着しました。
2020年11月08日 10:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 10:51
山頂へ到着しました。
二等三角点「扇ノ山」
 緯度: 35:26:23.3015
 経度: 134:26:27.2065
 標高: 1309.85
2020年11月08日 10:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 10:56
二等三角点「扇ノ山」
 緯度: 35:26:23.3015
 経度: 134:26:27.2065
 標高: 1309.85
トリピーは、羽を広げると2m、意外と大きい。
2020年11月08日 11:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 11:01
トリピーは、羽を広げると2m、意外と大きい。
私の昼食は味噌ラーメンたっぷり野菜&ソーセージ添え
2020年11月08日 11:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 11:37
私の昼食は味噌ラーメンたっぷり野菜&ソーセージ添え
生徒はホットサンドをしたり、炙ったりして楽しそうに昼ご飯を作っていました。
2020年11月08日 12:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 12:22
生徒はホットサンドをしたり、炙ったりして楽しそうに昼ご飯を作っていました。
私たちの他にも数組、登頂して来た人がありました。天気が悪くて残念でしたね。
2020年11月08日 12:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 12:33
私たちの他にも数組、登頂して来た人がありました。天気が悪くて残念でしたね。
帰る頃になって少し雲が晴れてきました。南方向に氷ノ山の影が見えます。
2020年11月08日 12:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 12:39
帰る頃になって少し雲が晴れてきました。南方向に氷ノ山の影が見えます。
日も差して、少し暖かくなってきました。
2020年11月08日 12:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 12:44
日も差して、少し暖かくなってきました。
展望所からも風景が望めるようになりました。
2020年11月08日 12:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 12:47
展望所からも風景が望めるようになりました。
ブナの落ち葉も光が当たるといい感じですね。
2020年11月08日 12:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 12:55
ブナの落ち葉も光が当たるといい感じですね。
この稜線は見事なブナの純林です。
2020年11月08日 12:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 12:56
この稜線は見事なブナの純林です。
同じようなブナが並んでいて、マグリットの騙し絵のようです。
2020年11月08日 12:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 12:57
同じようなブナが並んでいて、マグリットの騙し絵のようです。
青空も覗いています。
2020年11月08日 13:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/8 13:03
青空も覗いています。
葉を散らしたブナ林の中に大きな常緑樹があると存在感が際立ちます。
2020年11月08日 13:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 13:22
葉を散らしたブナ林の中に大きな常緑樹があると存在感が際立ちます。
樹の隙間から少し遠くが展望できるところがありました。往路では全く見えなかった景色です。
2020年11月08日 13:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 13:24
樹の隙間から少し遠くが展望できるところがありました。往路では全く見えなかった景色です。
RICHO THETAm15で撮った360°写真から切り出した画像です。
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RICHO THETAm15で撮った360°写真から切り出した画像です。
かなり下って、スギなどの常緑樹も増えてきました。
2020年11月08日 13:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 13:33
かなり下って、スギなどの常緑樹も増えてきました。
葉のついたモミジが残っていました。
2020年11月08日 13:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 13:41
葉のついたモミジが残っていました。
晩秋の山の風景ですね。
2020年11月08日 13:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 13:43
晩秋の山の風景ですね。
この木段を下ったら登山口です。
2020年11月08日 13:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 13:46
この木段を下ったら登山口です。
「水とのふれあい広場」に帰ってきました。
2020年11月08日 13:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/8 13:49
「水とのふれあい広場」に帰ってきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ウインドブレーカー 帽子(ハット) サブザック(19L) 昼食(インスタントラーメン+カット野菜+ソーセージ) コッヘル シングルバーナー+OD缶 割り箸 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶500mL+水500mL) iPhone(GPS+ナビ) iPad mini(GPS) カメラ サブバッテリー 携帯電話 腕時計 手拭い
備考 ドローン(Magic mini)も持っていきましたが、霧と風で飛ばせそうな状況でなかったため出さずじまいです。

感想

 今年は新型肺炎のおかげで、生徒と一緒に山に登る機会がほとんどなかった。大会は軒並み中止や縮小、練習にも様々な制限がついて、生徒は放課後学校の裏山で細々と練習する(これとてクマ出没情報のためかなり制限された)ぐらいしかできなかった。7月に、一緒に山に登ろうと計画を立てていたのだが、天気が悪く中止にしていた。
 年度も後半になり、秋も深まったこの日、やっと生徒を連れてハイキングをすることができた。天気予報は曇りのち晴、降水確率は10%だったので、ま、なんとか歩けるかなといった状況だったのだが、これから山陰地方はどんどん天気の悪い日が多くなる。これを逃して、ろくに山も歩かないまま1年が過ぎてしまうことだけは避けたかったので、山岳部親睦秋ハイクを決行した。
 登山口に着いた時の空模様は曇りで、これから天気が好転していくかなと期待していたのだが、歩くにつれて霧が深くなり、周囲がぼんやり白くなってきた。道を見失うほどではないが、葉を散らしたブナの樹林が物寂しいばかりだった。
 山頂についても霧は濃いままで、風はさほど無いもののじっとしていると寒い。避難小屋に入って休憩&昼食とした。今回のハイクは登山技術の向上というより、親睦が主目的なので、ここでしっかりと時間をとった。生徒達は焼きマシュマロをしたりアイスクリームトーストやホットサンドなど色々と楽しげなメニューで昼食を楽しんでいた。
 私たちの他にも何組かの登山者が山頂を訪れていたが、天気が好転しないままで残念そうに山を下りて行った。12時半を過ぎて、帰ろうとしたときに突如雲が晴れて日が差してきた。雲が完全に晴れるところまでは行かないものの、南側には氷ノ山の山影を辛うじて見ることもできた。
 下山時には往路の霧が嘘のように消え、秋の陽気を感じながら稜線のブナ林の中を歩くことができた。既にブナはほぼ落葉していたが、地面一面に積もった赤茶色の葉に光が当たると、晩秋の静かで落ち着いた雰囲気に包まれる。場所によって大きな朴(ホオ)の葉や赤いカエデの葉が混ざっているのが目を引く。ただ残念ながら今回はキノコにはあまり出会えなかった。今年は森であまりキノコを見ないような気がする。そういう年廻りなのか、気象条件なのか。
 万全の状況ではなかったものの、年度当初から気にかかっていた部活の懸案事項を何とか一つクリアすることができた。今年は様々なことが自粛されて残念な一年だった。それでもみんな歳を一つとり、生徒は学年を一つ上がっていく。その学年でしかできなかったことを経験できないまま次のステップへ進まざるを得ない。ただ、そこでできなかったことがあるにせよ、それが何か別の行動や思考の時間になっていることは間違いない。例年と同じことができなかったことをネガティブに捉えるばかりでなく、先人ができなかったことを体験できた貴重な一年と考えたい。まだこの災厄が収束しない中、先行きの不安は消えないものの、生徒には今できることをきちんと実行し、着実に経験値を積み重ねてもらいたい。今日の活動がその一つのステップとなっていることを願う。

追加情報:今回歩いた登山道あたり(標高1000m以上)の紅葉はほとんど落葉し終わっていたが、登山口までの林道途中(標高500〜1000mぐらい)の紅葉は今が見頃だった。これからどんどん紅葉が里へ下りてきて11月下旬には標高100m以下の市街地辺りが紅葉の盛りとなることだろう。そして、12月の初雪を迎えるのかな。

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